第6話 2021/07/04

文字数 727文字

2021/07/04
今日は8時頃に起きた、猫に起こされた。
猫は立ち入り禁止の自分の部屋のドアから顔を出していた。
入ってこないように近づくと、楽しそうに廊下に戻っていった。
久し振りに朝ご飯を食べた気がする。
気が付けば明日はカウンセリングだ。
何を話そうか、愚痴くらいしか思い付かない。
昨日の親の言ったことを姉と話した。
余計なことを言わない優しさのことを話してくれた。
言わないので気付きにくいがとても大切な優しさだと言っていた。
姉はきっと自分に言っていないことがいろいろとあると思う。
自分が同じ立場だったとき、同じように出来ていただろうか。
少ししてからまた昼間まで眠ってしまった。
昼ご飯は祖母の家で食べた。
畑で取れたトマトが沢山並んでいた、とても美味しかった。
家に帰ってから自分の部屋に行き、パソコンを始めた。
姉が借りてきている液晶ペンタブレットを使って描く練習をしていた。
実際に鉛筆で書くのと異なっていつものごまかしが効かない。
慣れるまでまだ時間がかかりそうだ。
また少ししてから夕飯まで眠ってしまった。
猫がいる部屋で一緒に眠っていた、幸せだった。
お風呂に呼ばれていたが起きられなかった。
夕飯になって無理矢理起き上がった。
最近、夜に上手く眠れなくて昼間が眠くなっていた。
しかし、また夜も昼間も眠るようになってきてしまった。
いつになったら戻れるのだろう。
時間が経つのがゆっくりしている気がする。
そういえば、夜中に眠れないときにアニメを見た。
何本もアニメを見られてとても感動した。
少し見られるように自分が戻ってきているかも知れない。
早く治りたい、早く良くなりたい。
元に戻りたいのかは分からない。
それでも今より良くなれば何でもいい。
楽しめる感情をもっと取り戻したい。
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