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文字数 457文字



頑張ってるその背中を
僕は押してあげるべきか
それとも支えるべきか
悩みながら共に並んで歩く
君には幸せになって欲しい
それが一番の願いなのだけど
押してあげたいのは
あと一歩を君が迷っているから
支えてあげたいのは
君のタイミングを信じているから
僕がとやかくいうことじゃない
それはわかってもいるんだけど
他人だからこそ手を貸せることもある
君の目がそう語る時もあるけど
この場面じゃないことも
ほんの少し君より長く生きてるから
知っていることもあるし
今を逃したらダメだよって言う
老婆心も顔を出してしまう
どっちが正しいかは今は答えがない
何分か後か何日か後か何年か後か
いつ答えが出るかもわからない
僕と同じ過ちをしてほしくないのに
手助けこそが過ちのような気もする
君の道がたくさんの
分かれ道があっても
そうだね支えてあげるだけが
本当の優しさなのかもしれない
間違えて転げ落ちても
君にも少しは傷が必要なのかもしれない
でもね君が大切だから
大怪我しないように
クッションくらいには
なりたいと思うのは
僕からの最後のワガママなんだ
僕の大切な君が
君らしく歩けるように
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