ミルカ・シュガーポット
文字数 939文字
「お父様やお母様にも、私の声は届いているかしら――?」
伝播する電波のラジオMC
ミルカ・シュガーポット本名:砂糖瓶 美留花(さとうびん みるか)
性別:女
FMラジオ《魔人どうでしょう?》の司会進行役その1。
某人気アナウンサーの両親から生まれ愛された生粋の業界人。
幼い頃から遊びとお金には困らず、
好きなことを好きなだけやってきた。
……しかし、大学生の頃に魔人であることが親にばれ、勘当される。
以来、両親の名には頼らず一人の力で番組出演に挑んでいる。
N区に拠点を持つFMラジオ局 《エフエムダンゲロス》に就職。
そこでは魔人の魔人による魔人のためのラジオ番組を放送している。
先輩の蓮華に誘われ《魔人どうでしょう?》を企画。
全国の魔人をゲストに呼び、紹介することでリスナーに親しみを持ってもらうことが目的のこのコーナーは、今やエフエムダンゲロスの看板番組とも言えるほどの人気を博した。
上品で甘ったるい声音はリスナーを惹きつけてやまない。
能力名:『公共伝播』
彼女が発信したいイメージを対象の脳内にそのまま伝える能力。
周囲の人間はもちろんのこと、彼女の声を聞いただけでも対象になる。
対象は自分が能力の影響を受けていることに気付かない。
何となく、彼女の思っていることが周囲に伝播していく。
ただし彼女は自分の能力を公表しているため、
リスナーの多くは彼女の魔人能力を承知の上でラジオを聞いている。
細かいことはさておき、ラジオ媒体との相性がとても良い。
戦う動機:特にない。
戦闘向きの魔人ではないが、
その気になれば戦意を煽ったり、逆に戦意を喪失させることが可能。
イラスト:三日月アルペジオ様
初公開という意味では初めて出した魔人。
電波で伝播という言葉遊びから生まれたキャラだが、
思った以上に主人公補正と相性の良いキャラクターに仕上がっている。
ちなみにハロウィンナイトカフェやダンゲロスSSC3にも登場しており、
本編だけでなく外伝も充実しているお気に入りキャラ。
作品ページを載せておくが、特にSSC3は2万文字超の長編なのでヒマなときに読んでみて欲しい。