第1話
文字数 1,051文字
「では、早速であるがこの星、地球から出て行ってもらいたい」
会議の開口一番に異星人代表者は単刀直入に言い放った。だが、これからの地球の支配者を決める大事な場である。遠慮していては確実に不利な状況になってしまう。
「少し待っていただきたい。このように突然地球に襲来して出てけって言うのはあまりにも酷すぎるではありませんか。私達はあくまで穏便に話を解決しようと思ってこの場を設けました。まず、そちらは何故地球に来てそのような要求をするのか理由を教えてもらってもよろしいですか?」
地球代表者の内1人が言った。この場には地球全体で決めた5人が出席している。彼らは各国の大統領や王様であるが、このような事態は初めてなので少し気が張っている。
「俺達の星は今他の異星人の奴らに奪われてしまって宇宙を彷徨っている。その時にこの星を見つけて、良い星だったので我らがこの星に住んでやろうと思ったのだ。貴様らには悪いが先ほど言ったように早急に出て行ってもらいたい」
異星人の言い分は地球人にとって全く理解しがたいものであった。
「貴方達の事は可哀想だと思うし同情もするが、その要求を全て呑む事はできない。折角話し合いの場があるのだから両者が納得し、利益のある交渉をしようじゃないか。そうだなぁ、例えば君たちが他の星を見つけるまで地球の一部分に住まわせてやろう。それと引き換えに宇宙船の技術や君たちの事について諸々情報を教えてくれ」
「は?何を言う。貴様ら下等生物が色々と要求できる立場なのか?身を弁えよ」
「大変失礼致しました。ですが、今ここに住んでいるのは我々地球人です。他に移り住む場所もないのにはいどうぞ、と渡すわけにはいきません。それに私達にとってこのような事態は初めてなのです。だからどうにか穏便に済ませたいと思ってまして、、」
「煩いぞ!貴様ら先に住んでいるからと言っているが今地球の環境はどうなっている。自然は元より破壊され生態系は崩れているではないか」
「えぇ、それは我々の先人達がやった大きな過ちの1つです。だから今我々は自然や生態系を管理して壊さないようにしている」
「貴様らみたいな技術もなく頭も悪い生物には元には戻せまい。ここまで聞き分けの悪い生物だとは思わなかったな。今我々の軍隊がこの地球の会議室に向かっている。話し合いなど終わりだ。貴様ら全員抹殺してやる」
地球人は困惑した。もう戦うしか手段はないのかと。
ので、彼ら異星人の代表者を手始めに軽く踏み潰したのであった
会議の開口一番に異星人代表者は単刀直入に言い放った。だが、これからの地球の支配者を決める大事な場である。遠慮していては確実に不利な状況になってしまう。
「少し待っていただきたい。このように突然地球に襲来して出てけって言うのはあまりにも酷すぎるではありませんか。私達はあくまで穏便に話を解決しようと思ってこの場を設けました。まず、そちらは何故地球に来てそのような要求をするのか理由を教えてもらってもよろしいですか?」
地球代表者の内1人が言った。この場には地球全体で決めた5人が出席している。彼らは各国の大統領や王様であるが、このような事態は初めてなので少し気が張っている。
「俺達の星は今他の異星人の奴らに奪われてしまって宇宙を彷徨っている。その時にこの星を見つけて、良い星だったので我らがこの星に住んでやろうと思ったのだ。貴様らには悪いが先ほど言ったように早急に出て行ってもらいたい」
異星人の言い分は地球人にとって全く理解しがたいものであった。
「貴方達の事は可哀想だと思うし同情もするが、その要求を全て呑む事はできない。折角話し合いの場があるのだから両者が納得し、利益のある交渉をしようじゃないか。そうだなぁ、例えば君たちが他の星を見つけるまで地球の一部分に住まわせてやろう。それと引き換えに宇宙船の技術や君たちの事について諸々情報を教えてくれ」
「は?何を言う。貴様ら下等生物が色々と要求できる立場なのか?身を弁えよ」
「大変失礼致しました。ですが、今ここに住んでいるのは我々地球人です。他に移り住む場所もないのにはいどうぞ、と渡すわけにはいきません。それに私達にとってこのような事態は初めてなのです。だからどうにか穏便に済ませたいと思ってまして、、」
「煩いぞ!貴様ら先に住んでいるからと言っているが今地球の環境はどうなっている。自然は元より破壊され生態系は崩れているではないか」
「えぇ、それは我々の先人達がやった大きな過ちの1つです。だから今我々は自然や生態系を管理して壊さないようにしている」
「貴様らみたいな技術もなく頭も悪い生物には元には戻せまい。ここまで聞き分けの悪い生物だとは思わなかったな。今我々の軍隊がこの地球の会議室に向かっている。話し合いなど終わりだ。貴様ら全員抹殺してやる」
地球人は困惑した。もう戦うしか手段はないのかと。
ので、彼ら異星人の代表者を手始めに軽く踏み潰したのであった