第26話

文字数 635文字


気が付くと私はどこかの部屋のベッドで寝かされていた。


熱があるのか体が熱く、少し頭がクラクラした。

よかった……紗奈ちゃん気が付いたんだね

カナトさん……。


町は……颯太くん達は……

大丈夫、もう問題ないよ。


……巻き込んでしまって、ごめんね……

ううん……カナトさんのせいじゃないよ……
怖い思いさせて……悪かった……

ううん……私の方こそごめんなさい……


……あそこにいったのは、自分の意思……なの……

……ん……。


……。


紗奈ちゃん、悪魔の力、使った……?

その言葉に、涙がにじんだ。

悪魔の力は、とても不安定で危ういから……。


もう使っちゃダメだよ……

……あ、あの、あのね、ラビは、そんなに悪い悪魔だと思えないの。


それでも、ダメかな……?


私、だまされてるだけかな……?

いや……悪魔の全部が全部、何か人間に危害を加えるわけじゃないから……。



ただこの世界の人はどうしても、悪魔が持つ大きな力に、振り回されたり、


バランスを失ってしまったり、のまれてしまうから……。


なるべく避けた方がいいんだ。



ラビスに関しては、パラレルの紗奈ちゃんをそそのかしたこともあるし、


パラレルのバランスを崩したしね……

俺は、紗奈自身が悪魔に負けない力を身に付ければ、そうでもないと思うけどね。


まあわざわざ悪魔の力を借りなくても、紗奈が強くなればいい

シュウトくんが口をはさむ。
え……?

……それでも、人は、うまくいってるときはいいけれど、


バランスを崩しやすいから……。


それに悪魔は力を隠し持っていて、いつ牙をむくか分からない

……
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登場人物紹介

星崎 紗奈 (ほしざき さな)


17歳 専門学生


本編の主人公。

ラビス

カナト

紬(つむぎ)

蓮(れん)

颯太(そうた)

その他人物


↓(以下ネタバレ含む人物:表情など)


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ラビス

ラビス

ラビス

ラビス

ラビス

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト


カナト

カナト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

駅員

青年悪魔

カナト

カナト

カナト

カナト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

男の子

女の人

男1

男2

???

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