はじめに

文字数 256文字

自由を求めて世界へ飛び出すのではなく。
世界へ飛び出せば自由が手に入るのかもしれない。
少なくとも私は後者だ。
今が自由かと聞かれれば素直な回答はご遠慮願いたいけれども、少なくとも当時が自由だった事だけは確信を持って断言できる。
きっと私は、一生分の自由を使い果たしたのかもしれないし、あるいはそういう事にも波のようなものがあって、また似たような時期が訪れるのかもしれないけれども、決して同じ自由は二度と現れないだろう。
それだけは自信を持って言える。
似たような自由はあったとしても同じ自由など存在しないのだ。
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