第3話 昼休みにラブバトル
文字数 937文字
先輩
早速、約束を破る気ですか
昼休みは俺と卯月の時間ですよ
だって今朝、うーちゃんと俺の登校タイム無かったし!
今日だけだから
それに、俺と副会長、互いの情報も知っといた方が良くない?
恋のライバルなんだし
うーちゃんと副会長はお弁当か~
あ、副会長の唐揚げ、美味しそうだね♥
あっ、タッツーばっかり、ズルい!
うーちゃん、俺の焼きそばパンと卵焼き、交換してよ!
そしたら先輩のお昼少なくなっちゃいますよ?
交換じゃなくていいので、どうぞ
あげたら卵焼きなくなるだろ…
先輩は、野菜の煮物を食べてあげたらどうですか?
えー俺、人参キライ!
ってかタッツーさ、先輩への敬意とか無いの?
今年の四月かな…三ヶ月前か
バイト先、近所のカフェに変えたらさ、うーちゃんがいて色々教えてくれた
うーちゃんは一年くらい働いてて
パッと見可愛いし、気利くし、そんなん、好きになるでしょ
いえ、想いの強さが違います
卯月とは去年も同じクラスで、バイト無い日は、よく生徒会の手伝いしてくれてたんです
陰で支えてくれて、俺はどれだけ助かったか
気持ちを伝えるか迷いましたが、我慢出来ませんでした…
いやいや、気持ちの強さとか、俺も負けてないし!
うーちゃん、好きだ!
どう考えても俺の勝ちでしょう!
卯月、誰よりも君を想っている!
ええーー……(どうしよう、気持ちは嬉しいけど、逃げたい)
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