第27話 表紙のお話をしましょ!
文字数 1,282文字
※ご注意 本編のネタバレがございます。
コチラの▶︎作品と合わせて
お楽しみいただけますと幸いです。
タイトルも決まったし、青藤スイさんに素敵な表紙を描いていただけたし、もう安心ですね。
彼の白と黒が印象的だった。傷やにきび跡の一つもない白い肌、それとは対照的な濡れ羽色をした柔らかそうな髪をしている。彼と視線がぶつかる。切れ長の二重瞼の瞳からは、芯の強い冷たさと、安堵したくなるような優しさを感じた。中性的な顔立ちだけど、精悍な男らしさがある。イケメンと言うには言葉が安い。男の僕でもはっとするくらい、整った顔立ちをしていた。
小説の中ではこう書いてますけど、「気軽に書いてくれるよなあ!」って思えるくらいのものを、すごい形にしてくれましたね。
はっとするくらいの美青年で、森巣だ!!ってなりますよね。
そうなんですよ。文章の中でのイメージでしか書いてないのですが、僕も青藤さんのイラストを見て、森巣に会えたって感動しましたもん。
妖艶だし、蠱惑的な、惹かれちゃうんだけど、これ以上は危ない、と本能的に感じちゃう素敵な装画でしたね。
気が早いんですけど、小説を書いてよかったって思いましたよ。
あと、川谷デザイン室さんがそれをすごく素敵な表紙にしてくださいましたね。
4パターン見せていただき、どれも素敵で悩ましかったですねぇ。
悩みましたねえ。でも、印刷して並べて見て、一番目立つし、しかもポップさが出ていたので”これだ!”ってなりましたね。
書店さんにはたくさん本が並んでいるので、やっぱりお客さんに見つけてもらわないといけないですからねぇ。
色々パターンを見せていただき、役得でしたよ。作品が出来上がっていく! って感動しました。
この打ち合わせ記録を読んでくれた方が、『あくまでも探偵は』を買って読んでくれると思ってるんですか?
うぇ、WEB版を読んじゃってる人が多いから!!!???
WEBで読んでくれていても、ご祝儀で購入してくれるものじゃないんですか!?
WEBで読んじゃって満足しちゃって、もう終わったことになっちゃう人もいるんですよ。
WEBにアップしたあと、
校閲さんの初校ゲラチェック→僕の初校ゲラ修正→再校ゲラ校閲さんチェック→泉さんチェック→僕の再校ゲラ修正→念校ゲラ校閲さんチェック→最終確認→校了
って感じに直しまくったのに!?
なので、どんな修正をしたのか、次回から振り返っていきましょう!!
そういうわけで、次回から最終チェック編をお伝えいたします。
それはそれとして、『あくまでも探偵は』は1月15日に発売されます!
素敵な表紙の本を見つけ、ぜひジャケ買いしてくださいませ!
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