第14話 水晶玉の女

文字数 457文字

○都内の書店、売り子募集の面接室
次の方〜、夢ミルコさーん。どうぞ。
ミルコです。よろしくお願いします。
私が、店長のハリコです。経歴を拝見しましたが、特に販売員の経験はもっておられない。
はい、新宿の占いブースにずっと居ました。
ほうっ、その特技少し披露していただけますか?
ミルコさん、水晶玉を取り出してジッと見つめる。
あーっ、貴方は既に暗黒の暗剣殺に突入しようとしている。大変に危険な!
げげっ。そんなに運勢悪いの俺?では、この店は?
おーっ。再起不能な天誅殺にっ!危ない。
げげげのげっ!よく生きてるな、俺も店もっ。では、どうすればいいか?
女神が東から来て救うであろう~!
うんっ?この店は新宿、アナタの家は茅場町。キミのことかな?何か、霊感商法のようだが、採用する。店員の傍ら、占いブースをやって、話題作りの集客効果に期待しよう。
ふふっ、店長今晩どうっ?

私と寝れば、運勢が大吉に好転するわよ。

私あげマンなのよ。

お姉さん、チラッとパンチラ 。
うーん、ボクの暗剣殺って、これが始まりなのかな?

あげマンより、豚まんが食べたいです。

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