第1話俺が無能すぎる件に関して

文字数 1,632文字

季節は春夏秋冬。色んな場面があって生まれることも沢山あるだろう。

今は春である。

もう俺も高校三年生かぁ。
音無悠は桜が咲き乱れている通学路を歩いていた。
おい、毎年恒例で言ってるけど意味あんのか?

幼なじみの神田ゆうかに突っ込まれるのも日常茶飯事である。

ゆうかか、確かにそうだな〜。言っているだけかもなぁ〜

呑気に俺はそう考えていた。

悠は帰宅部だから気楽だよな。おれは剣道部で最後のレギュラー争いで気疲れがすごいよ

もう最後のレギュラーになるのか、部活って本当大変だな。

たく。。。ホントだよ。でも言うて俺ら部員4人しかいないけどな。

ん?あんなに部員が居たのに今4人しか居ないのか?

あーー。3月になった途端みんな恋人作りしたいとか変なボイコットがあってな

俺が言うのもあれだが意味わからねぇな。

ゆうかは剣道部に所属していて、20人ぐらいの部員がいたのだか、頭がお花畑のやつらが多すぎてほとんどが辞めてしまったらしい。


残った4人で最後を乗り切ろうと頑張っている

でも剣道って5人いないと成り立たないんじゃないか?

そうなんだよ!最後の一人が居なくて困ってるんだよ

最後の一人ねぇ。心当たりは無いのか?

無いな
お前らの部活終わったくね?
事実陳列罪だぞ
いやホントのことだろ

いや待てよ。。。?ひとりいるわ。。。

なんだ。居るじゃねぇか
音無!お前がいるじゃん
ええ、そこで俺になるわけ。。。?

なるわ。立ってるだけでいい!おれらの最後の試合に!出てくれ!!

そんな熱烈に言われても。。。。
お前暇だからいいだろ!

まあ、3年だし思い出作りでやってみるか

音無。。。!おまえ。。。!

まあ、やれるだけやってみるよ

よっしゃ!試合向けて全力疾走だ!!

おう、んで試合はいつあるんだ?

3日後
ん?
3日後だよ

最初の冒頭の春夏秋冬いらねぇだろ!!!壮大に始めといて!!なにやりてぇんだ!!!

お前も無能だが冒頭を書いたやつも無能みたいだな

協力する気ある〜?!

はてさて、この先どうなります事やら、あ、私ナレーションのナーシャです宜しくしなくていいよ

「冒頭がそれでどうするんだよ(困惑)

別に構わんだろ?

話進めるぞ〜。。。さて、音無が剣道の大会に出ることになった3日後

3日後

。。。(はぁ、協力すると言った手前断れないがほんとに出る羽目になるとは)

いや〜今回は頼むよ!音無!

貴方が今回出る人?

あぁ。。。そうだが?君は?

私は不知火(しらぬい)この剣道部に暇潰しで入った

こいつと後2人いるんだがまぁ後から紹介するわ

審判

そろそろ大会を開始します!各校の生徒は準備してください!

そろそろ準備するか!

さて、頑張るか

さぁ、無能の音無はどう切り抜けるのか!続く!(*^^*)

大会に向かう途中

やべー!遅刻だー!

音無は寝坊して大会欠場の危機だった。


音無は近道をする為、海岸沿いを自転車を激チャで飛ばしていた。

すると、謎の女学生に引き止められた。

アンタ、ここを通ったら危ないよ

危ないって、どういう事だよ?てか、お前誰?急いでるんだけど!

アタシは松山なつき、アンタと同じ学生で。。。サイドワインダー伊予松山基地所属の中尉だよ

は。。。?え。。。!?

ここは盗賊が出没するから滅多と人が通らないんだ、もし先を急ぐなら気をつけなよ

とにかく俺は急ぐ!じゃ!

。。。行っちゃった

急げー!てか間に合えー!

激チャで海岸沿いを走る悠。しかし、なつきの警告通りなのかお約束なのか、盗賊達が現れた

おい、金出せ!さもなきゃ痛い目に遭わせてやるよ!

げっ。。。何でこんな時に!

と、焦っていたその時!

アンタ!大丈夫!?

お、お前、さっきの!

兎に角急いでるんでしょ!早く後ろに乗って!

悠は言われるがまま、なつきが駆る偵察用バイクの後ろに乗った

このまま突破するよ!

お、おう!

なつきは悠を後ろに乗せ、盗賊達の間を縫うように全力で駆け抜けた


数分後…

ありがとよ!間に合った!

いいんだよ、大会あるんでしょ?頑張りなよ

おう!

こうしてトラブルはあったものの、無事大会に参加する事が出来た。

なお、予選敗退した模様。
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登場人物紹介

音無悠 無能すぎる高校三年生

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