第7話 2021/06/05

文字数 897文字

友人とカラオケに行く、とても楽しみにしていた。
本当は先週の日曜日に行く予定だったが、友人の多忙により変更した。
久し振りに遊べるのでとても楽しみで仕方が無い。
今日の夢は忘れてしまった。
一度、2時頃に起きてしまったが、また寝直して結局7時頃に起きた。
何度も寝たり起きたりでだるくなってしまう。
夜中に何件かLINEが来ていた。
連絡が来てほしくない人から来ていた様な気がする。
朝からテンションが下がる、上がることの方が少ない。
せめて今日は友人に会うのでテンションを保ちたいものだ。
友人とは13時過ぎから遊んだ。
カラオケに行ってフリータイムで入った。
しかし、2時間ちょっとで次に行くことになった。
自分はフリータイムの時間いっぱいまでカラオケで遊んでいたかった。
ショッピングセンターに行っていろいろと見て回った。
友人はあまり見たいものが無かった様でつまらなそうに見えた。
夕飯をどこで食べるか相談したがはっきりと返事が返ってこなかった。
何か気分を害する様な質問をしてしまっただろうか。
ぼーっとしていると言うかつまらなそうで、心ここにあらずと言う感じだった。
友人は社会人で忙しそうだ。
仕事の調子を聞きながら業務や人間関係についても聞いてみた。
上司は良い人だと言っていたし業務もそれほど大変ではないと言っていた。
社会人になってからは友人が作れないと言っていた。
同期、上司、部下、先輩、後輩、社会人の立場は名前が付いてしまう。
友人という立場の人を作るのは難しいと自分も思う。
恐らく友人はうつ病に対して、自分が希望している理解を超えていない。
詳しくは言わないが、理解していないであろう友人の言葉が自分の心に刺さる。
うつ病に対して理解のある人間の方が珍しい。
自分の家族は珍しくうつ病に理解がある。
今は休むのが仕事と言って、働くことを勧めてこない。
家にずっといても何も出来なくても責めてこない。
自分は本当に恵まれていると思う。
今までずっと頼れる人間はいないと思っていた。
実際は一番近くに頼れる存在が沢山いた。
もっと早く気が付けていたら病気にならなかったのかも知れない。
病気がきっかけでも気が付けて良かったのかも知れない。
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