2人の後先
文字数 813文字
「イナズマスパークは解散するんだ。」
とジンヤ。
何それ!嘘でしょ。
「だってデビューの話が来てるとか..。ライブはあんなに盛り上がったのに。」
と私。
「ついに話す時が来たな」
とジンヤ。
不安な顔色の私をよそにジンヤは話だした。
実は俺とマサキは東京でマネージャーしながら修行しないかって誘われた。その間アメリカに留学させるかもって話で。実はもう東京に行くって決めた。もうスカウトの人には行くって話してある。もう今年の春には行く予定だ。」
それから
「ギターのリュウとドラムのカズマは行けないんだ。スッゲー寂しくなるけど夢を追いかけるにはしょうがないかなって。
だけどリュウは青森のおふくろの店を継ぐからってもうバンドはやらないって。カズマは美容師の免許もってるから美容師やりながら新しくバンドやるって言ってた。」
と付け加えた。
そして少し間を置いて
「お前とは暫く会えなくなるけどまた会ってやるつもり。なにせ彼女だからな。おれの故郷でもあるから捨てるわけ無いから」
優しく説き伏せるように私に言った。
そっか。そうなんだ。
急にしゅんってする。
会えなくなるんだ。
離れ離れになる日が来るだなんて。
どこか受け入れられないけどしょうがない。
別れちゃうわけじゃないし。
また会えるって言うし。
でも寂しいよ。
ジンヤとは何度も愛を確かめあって9ヶ月。別れの危機を乗り越えて、
いっぱい嫉妬して傷ついたりした日もあるけど
それでも
ジンヤはジンヤで自慢の彼。
「今から前のペースでライブは続けるけど解散ライブは3月くらいにやるつもり。スペシャルな演出入るから。
お前には特等席だから。楽しみにしてろよ
。な」
って、手を握られて丸い目で見つめられた。
「ショックでどうにかなりそう。でも見に行くから。これからのライブいっぱいと、解散ライブまで。」
って言って、ソファでジンヤに抱きついた。
きつくきつく。
ジンヤは気遣うように撫でてくれた。
2人は時が止まったようにしばらくそのままでいた。
とジンヤ。
何それ!嘘でしょ。
「だってデビューの話が来てるとか..。ライブはあんなに盛り上がったのに。」
と私。
「ついに話す時が来たな」
とジンヤ。
不安な顔色の私をよそにジンヤは話だした。
実は俺とマサキは東京でマネージャーしながら修行しないかって誘われた。その間アメリカに留学させるかもって話で。実はもう東京に行くって決めた。もうスカウトの人には行くって話してある。もう今年の春には行く予定だ。」
それから
「ギターのリュウとドラムのカズマは行けないんだ。スッゲー寂しくなるけど夢を追いかけるにはしょうがないかなって。
だけどリュウは青森のおふくろの店を継ぐからってもうバンドはやらないって。カズマは美容師の免許もってるから美容師やりながら新しくバンドやるって言ってた。」
と付け加えた。
そして少し間を置いて
「お前とは暫く会えなくなるけどまた会ってやるつもり。なにせ彼女だからな。おれの故郷でもあるから捨てるわけ無いから」
優しく説き伏せるように私に言った。
そっか。そうなんだ。
急にしゅんってする。
会えなくなるんだ。
離れ離れになる日が来るだなんて。
どこか受け入れられないけどしょうがない。
別れちゃうわけじゃないし。
また会えるって言うし。
でも寂しいよ。
ジンヤとは何度も愛を確かめあって9ヶ月。別れの危機を乗り越えて、
いっぱい嫉妬して傷ついたりした日もあるけど
それでも
ジンヤはジンヤで自慢の彼。
「今から前のペースでライブは続けるけど解散ライブは3月くらいにやるつもり。スペシャルな演出入るから。
お前には特等席だから。楽しみにしてろよ
。な」
って、手を握られて丸い目で見つめられた。
「ショックでどうにかなりそう。でも見に行くから。これからのライブいっぱいと、解散ライブまで。」
って言って、ソファでジンヤに抱きついた。
きつくきつく。
ジンヤは気遣うように撫でてくれた。
2人は時が止まったようにしばらくそのままでいた。