第1.5話 たんぽぽ娘ロインちゃん

文字数 394文字

んぱばば

くぱくぱ

めっけらもっこら

(うそ、わたしのちのうひくすぎ!?)

すっかり言語野にたんぽぽ生やしちゃって
なんなんだすかー!?

こりぇえ!?


だんだんなおってきたんち

うん

かんたんにいうとね

能力を使うと頭がお花畑になる

むずかしく

くわしく

言ってください

鬼かおまえ


授けたそれらの能力は

相手の言葉や思考に

強制的に介入して改変できる



能力を使うために

おまえさんの脳の

言語を司る領域を

やっぱりいいです〜

ばいばい神様!


おま

現代っ子かよ

とにかく

能力を使うと

わたしがたんぽぽ娘に

なっちゃうってことですね!

いいのかな

それ

えー

たんぽぽ娘

だめなんですか

たんぽぽ娘


おま

知ってていってるだろ


おまえさんが生まれつき持つ能力は

高次元世界にアクセスして

その世界の文化や創作物を垣間見るというもの

すごーい!

さすが神様!

なんでもわかっているのね!

そう設定したの

自分なもので

うふ

うふ

うふふふ

あは

あは

あははは


これから

どうなるんだろね

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

ロウ・メタター

無駄にクリエイティブな青年。

しかし、考え出すアイデアがことごとく危険でつねにこの世界を破滅の危機に晒している。

ロイン・ヒー

ロウの幼なじみ。高次元世界にアクセスするよくわからない能力が生まれつきある。ロウの危険な発言から世界を守るため、神的な存在から珍妙な能力をいろいろ授かる。ただし、能力の代償として言語野にたんぽぽが生える。

神的ななにか

なんかそれっぽいやつ。ロウの危険発言に自分もハラハラしていて、ロインにいろいろ能力を授けている。

ようするに作者じゃね?

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色