13.  トロゴオートエゴクラテック・プロセスとは?。その⑦-1.

文字数 1,855文字

最初に、[Heptaparaparshinokh]、オクターブの法則について:

物事は[進展もしくは退展]のどちらかの向きに進行せざるを得ない。

この変転/変化の様相を(俯瞰的に)整理して観るならば、

七段階/七重性に分節化が確認でき、

この各々に独自の傾向性が存在していることが分かる。

最も厳密にして正確なる共通性を意識した説明としては:

『法則に従い、絶えず偏向し、そして最後にはまた合流する力の流れの進路』とある。

*(最後には再び合流することになるが意味深だ…)。

さて、内容に入るとしよう…

Thanks just to these processes of ‘evolution’ and ’involution’ inherent in the sacred Heptaparaparshinokh(オクターブの法則), there also began to be crystalized and
decrystallized in the presences of all the greatest and smallest cosmic concentrations,
all kinds of definite cosmic substances with their own inherent subjective properties,
and which objective science calls ‘active elements’.

聖なる[Heptaparaparshinokh]に内在して進行するもの。

「進歩/発展/進化」、そして片や、「後退/退行/退縮」。

『この二つのプロセスには、ただただ感謝と敬意を覚えずにはおられない!』。

このヘプタパラパーシノクの支配下において、〈結晶化〉と〈その解消化〉の現象も
また起こるようになった。

「巨大にして強大なるもの」から「ちっぽけで取るに足らないなもの」に至るまでの、
全ての宇宙凝集体の存在の中において有効な話しである…。

この宇宙において、その存在が明確とされる宇宙的(物性)元素、その全てにおける話なのだ。

この表現の意味は、「独自の主観的な傾向性」が〈凝集体〉には内在してことを
意味しているのだが…。

これのことを客観科学は〈活性化元素〉と呼んでいる。』

*ベルゼ、第二の書、39章: パーガトリーより。

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中途ですが、ここで一旦、介入を入れます:

先に自身の了解を言っちゃうと、『人間』のことを言っているに過ぎない。

人間は「塵」より創られ、つまりは物質性をまとって、個人として生存しているので、
これが「concentrations」〈凝集体〉と表現されている。

それの生存の舞台は、宇宙規模で捉えられるべきである。

それの存在の意義は、宇宙全体との関わりにおいて考慮されねばならないが隠された意である。

また、〈結晶化〉は、G独自のタームで、これは〈何か〉しっかりした[理解]が
[湧き起こる/閃く/根付く]を表すレトリックのようだ。

更には、習慣などの固着化も含まれる。

しっかりとした構成物が出来上がり、影響を及ぼしてくるイメージ。

〈その解消化〉の方は、[惚けて/忘れて/不明瞭になる]、つまりは融解のこと。

生存においては、「目に見えない流れの中に在る」が真実で、
苦労して遡るか、流れのままに沿って下るしかのどちらかしか選択肢はない。

「独自の主観的な傾向性」は〈subjective〉をどう捉えるかが難問。

対概念の〈objective〉も敢えて近くに添えられている…。

結論としては訳の通り、

あくまで「主観的に」としか言いようがない[志向/性向/癖/バイアス]のこと。

*他の人間からは確かめようがない、もしくは理解できない、
 その個人のみが持つとされる内的な[自動性/傾向性/特性]。

これのことを〈活性化元素〉と呼んでいるところが味噌。

これは何を活性化するのか?、そして何を推進させてゆくのか?

他者との関係において、色々と化学反応を誘発/発生させてゆくの意味なんだろうな...。

相性の悪さ、もしくは良さ。諍い、もしくは親和。


推進すべきは、流れを遡ってある、進化への意志、そして努力であろう。



〈続く〉
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