文字数 143文字

ガードレールのない夜道。
車に気付いて道の端に寄る。流れるヘッドライトが私の影を傍らの民家のシャッターへと映す。
何台も通ると私の影が踊っているように見えた。

あれ?

車が全て行ってしまったというのに、私の影は踊るのを止めない。
どこからか祭囃が聞こえはじめ、慌ててその場を離れた。
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