第32話 アリサの中の天使と悪魔

文字数 7,602文字

†ポワルンルンルンルンルーン†

それを見かねたアリサの中の天使が現れ助言する。

「こら私! このダイヤは高価な物ですよ
(くす)ねてはいけません!」

「でも綺麗だし、アリサが一番に触ったの
だからこれはアリサのだもん」

・・何とした事だ。子供の様な我儘を言っている。
まあ実際子供ではある。だが
彼女の潜在能力を知っている皆さんなら
この言動はアリサにしては余りにも
幼稚では? と感じているのではないだろうか?
しかも、このホテルの悪を退治している
正義の味方がである。
不思議な事に天使に逆らっている・・と
     
       ψデルビルビルビルビルーンψ

「良いんだよ、んなもんかっぱらっちまえ」
とアリサの中の悪魔も遅れて登場する。

「だよね? 綺麗だし
アリサに一番ふさわしいよね?」
そして当然の様に悪魔の方に同意する。
成程、宝石が超強力な魔力で
アリサを操っているに違いない。
このままでは犯罪者になってしまう
どうなるのだ?

「そうさ、周りの奴等は今正気じゃねえんだ。
一個位頂いたとてバレやしねえよ!
千載一遇のチャンスを逃す馬鹿があるか?
このダイヤ売っぱらって毎日たこ焼き食って
暮らせばいいんだよ」

「た、たこ焼き?♡?・・じゅるるδ」
ぐーきゅるる(+_+)
おやおや。天使が、たこ焼きという優しい響きに
誘惑されている様だ。(よだれ)を一筋流し
お腹の音まで鳴らしている。全くはしたない。
まあそれも仕方ない事である。
この女の愚行を許していただきたい・・

周知の事ではあるが
たこ焼きは、全宇宙の食べ物の中で
世界一番美味いからな。その響きを聞き
大天使ミカえるるーんの大事なお皿を割って
天界から追放され、行き場がなくなり
仕方なしにアリサの中に寄生している阿呆な
下級天使如きが抗える事など出来る筈もない。

「で、ですがあなたは正義の味方なのでしょう?
窃盗などという犯罪はいけません」

「やだもん」

何と言う・・幼児退行がかなり進んでいる
見損なったぞアリサよ・・
否、これが魔石の力なのか?・・恐るべし!

「違う違う、こんな所に置きっぱじゃ
踏み潰されて割れちまう危険性もあるんだ。
それに天使さんよぉ、涎を垂らして
お腹を鳴らしながら言っても説得力無いぜ?」
悪魔がアリサをフォローする。

「ハッすいません・・(///照///)
お腹が減っていたので・・つい
・・私ったら・・はしたないですわ・・」
そう、アリサの中の天使なので、アリサが空腹なら
当然天使も腹ペコなのだ。当然悪魔もである。

「俺だって腹減ってるよ。お腹を鳴らしちまうなんて
我慢が足りねえな! 天使さんの癖によ」

「うう・・」
悪魔アリサの的確な指摘に、何も言い返せず
しょんぼりする天使アリサ。

「しかし、出来立ての美味ぇたこ焼きに
キンキンキンに冷えたメロンサイダー!!
くうー・・! 想像するだけでたまんねえぜぇ!
いいかい? ダイヤってのは硬い鉱石だけど
靭性(じんせい)が無い。金槌とかで叩きゃ
火花を出してすぐ潰れる。
こんな暴れん坊が沢山いる中に置いていたら
あの巨人の様な足で潰されて
あっという間に粉々だぜ? 
だから一時避難させるって事で・・な?
ブラックダイヤは貴重な宝石だ
正義の味方なら、しっかり守らにゃならんだろ?
この子は分かってるんだよ
そう、私利私欲の為に取ったんじゃねえ
この宝をこの世から消失させねえ為に
汚れ役を買ったんだぞ!
天使なのにそんな事もわからねえのか?」

「そ、そんなぁ・・そんな裏が・・
アリサすいません。私の深謀遠慮のなさで
あなたを傷けてしまいました」

「別にいいのよ? 許してあげるわ。
でも一つ間違えているわ」

「え? 何がですか?」

「アリサ様でしょ? 呼び捨ては大罪よ?
しっかり縦を守りましょうね?」
こんな時でも宿主>寄生者の関係をしっかりと
伝えるアリサ。

「そ、そうですね。アリサ様すいません
でも、確かにそんな考え方もありますね。
この者達の暴走、今は収まる気配はありません。
では一旦お借りするという形で保管しましょうね。
良いですね? 必ず治まったら返すのですよ?」

「はいっ!」
元気よく返事するアリサ。

「どろぼうはいけないんだよ?」

また何者かの声が響く。
当然アリサは聞こえない。

と、アリサ会議は終了。何とか解決したようだ。
そして、なくさぬ様ペンダントにしまう。
そんなアリサに一切気付かずに
筋肉達は淡々と破壊行動を続ける。
ドムッ ガントル ドンメル! ゴンベッ 
カビゴンッ! ハンマバキッ ハンマユウジロウッ!
石と金属とが激しくぶつかる音が室内にこだまする。
グラー・・ドォォン 銅像は、度重なる衝撃で倒れる。
周囲にバクフーンがフワンテと舞う。
砕け散り、沢山の破片に変化する数多の石像。

「イタイッ」
筋肉が石像の破片を踏んでしまう。鋭い破片で
靴を貫通して足の裏を怪我してしまった。
それに気付き、数人の筋肉が作業を止めて
心配そうに見ている? 
・・なんだと?
「ダイジョウブ?」

「チガデテル・・ナントカシナイト」

「イシキハアル? キヲシッカリモッテ?
カナラズタスカルカラアキラメナイデ?」

ふーむ。筋肉達は心を操られている筈。
なのに、他者を思う感情が出てくる物なのか?
きっと石像が砕けていく内に
洗脳が弱まっているという事か? それなら納得いく。

「イッテクル。マッテテ」
ダダダダダッ

「ハイッ!」
「ハイッ!」

すると、それに気付いた別の筋肉が
一人外へ走っていった。一体何のつもりだろうか?
そして、心配していた筋肉達も元気一杯の返事をし
走っていった筋肉を見送ると
石像を銅像に叩き付ける作業を再開する。

ふむ、妙に安心している様に見えるのは
私だけであろうか?
まるで走っていった筋肉が何をしに行ったのかを
全て分かっているかの様に安心している。
ドガース バンギラス 又ドガース ギャラドスッ! 
ココドラ コドラ ボスゴドラッ!! 
 
 こ、これは何なんだ・・戦争? 
混乱効果を発する斉藤隆之の石像と銅像と
狂戦士と化した筋肉達の・・真剣勝負・・? 
タテトプスッ トリデプスッ ズガイドスッ!
ノズパスッ ダイノーーズッ オノノノノノクスッ! 
次々に石像は、ただのイシツブテとなり
地面にゴローン、ゴローニャと転げ落ちる。
そして、遂に全ての石像が無くなった!
流石の重労働。強化されていても
石像を何千回と振り回し
銅像に叩き付ける時の反動も当然ある。
相当体の負担になった筈である。

「ファ~~ア、オヤスミ」

「オヤスミィ」
パシャリ
筋肉達は、へたり込んで仰向けになり
体を気遣い仮眠を取り始める。

「スリープゥ スリーパァー・・ 
ムンナァ ムシャーナァ・・
パラスゥ パラセクトォ・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・」 

「フゴッ・・ キノココォ キノガッサァ・・
プリン プクリン ダークライィ・・」

な、何だと? 筋肉達、寝息を立て眠り始めた??
しかも、あり得ない速さで・・
まるで銅鑼エ門の野比のび多のような速さだ・・
しかし、この筋肉、一時的に呼吸が止まっていたな。
睡眠時無呼吸症候群か? ひやっとするな・・

・・しかし、今まで見てきたがこんな
かたやぶりな暴走があるだろうか?
大暴れしたと思ったら怪我をした仲間を気遣うし
疲れたらお休みの挨拶をした後でしっかりと休む。

「ギアル ギギアル ギギギアル」
一人の筋肉は歯ぎしりをしている様である。
まるで金属音の様な歯ぎしりだな。

「ゴニョニョゥ ドゴームゥ バクオングゥ」
別の筋肉は大鼾(おおいびき)をかいている

「ビノレドアップ マッハパソチ イソファイト」 
おお? こちらの筋肉は、寝言で
自分の習得している技をランダムで放っている?
あぶないあぶない

・・私は、暴走の本質はうまくは説明できぬが
何と言うかこうではない気がするのだ・・すまぬ
語りランク9段なら上手く説明出来た筈だが・・
漠然としてしまっている・・語り部失格であるな・・
しかし、この筋肉達を見ていると
私が感じている暴走とは少し違う感じに思えてくる
一体どうなっているのだろう?

手が空いていた筋肉は、眠っている筋肉を気遣い
少し離れた所に銅像を持っていき
眠っている筋肉を、十字にお腹の部分を重ねて
布団代わりにする。
成程、風邪をひかない様に
人肌同士で温め休ませるいう作戦であるな
ここは展示室で、布団の様な物もないので
筋肉自体を布団にしたという事である
まあ今は夏なので、少し暑苦しいかもしれぬが
夏でも腹を冷やす事は危険なので正しい対処と言える。

そして元気一杯の筋肉達は
今度は、銅像同士をぶつける作業を開始する。
銅像を持ち上げて水平に振り回し
顔の形が変わるまで銅像同士で殴り続ける。 
ダンバル メタング メタグロスッ テッカグヤ! 
メカギルギルガンッ コーンバトラーV、V、V、V!

鋼霊に鋼霊タイプでの攻撃は、
ゴーストタイプが混ざっているので
半減×2倍で等倍の威力は出せる。
先程は4倍の威力だったので4分の1だ。
時間は掛かるし、金属なので砕く事は難しい。
だが、顔の形位なら変えられない事は無い。

暴走した筋肉達の体力はリミッターが外れていて
元の3倍の体力になっている。
銅像を持ち、水平に振り回す事も可能。
腕の筋肉は限界を超え、普段よりも太くなり
極太の血管が脈打つ。
そして、石像を担当していた筋肉達は
力を使い果たし寝ていたが、目を覚ます。

「オハヨウ」
「オハヨウ」

挨拶し、上の掛布団役の筋肉が先に起き上がり
下になっていた筋肉の手を取り起こしてあげる。
そして、並んでストレッチを軽くやってから
銅像同士で殴り合っている
筋肉達の足元に散らばった尖ったイシツブテを
拾い集めては部屋の隅にまとめている。
彼らの足が尖ったイシツブテで怪我せぬ様に
サポートをしていると言う事か?!!

ぬぬぬぅ不思議である・・
本当に筋肉達は精神を侵されているのか? 
と疑いたくなる現象である。

 考えてみれば、筋肉をここまで育てるのには
毎日の習慣づけられたトレーニング
睡眠、栄養管理全てをこなさなくては
ここまでの域には届かない。
そして、トレーニングの末訪れるのは
地獄の筋肉痛だ。驚くべきことに
その痛みすらをも楽しむ筋肉もいるという。
その繰り返しで少しずつウエイトアップを図る。
何ともストイックで純粋な人種である。

健康にいいからと、誰もが気軽に始めるも
2~3日でしんどくなり、何かやめる理由を見つけては
ユーチューブを見る作業に戻る人も少なくない。
それに始めて急に筋肉質になれる訳はない。
日々の積み重ねなのだ。多少の生まれつきの才能で
差はあるかもしれないが、近道はない
どんな筋肉だってプッシュアップ、スクワット
ダンベルを毎日欠かさずやっているのだ。
トレーニングの後は、ラーメンやピザ等は食べず
プロテインで喉を潤す。全ては筋肉の為。

 中には仕事をしている筋肉だっている。
その合間を縫ってジムに通う。雨の日も雪の日も
ちょっと気分が乗らない日でも只管(ひたすら)通う。
そんな強い精神力の人達が
心の奥底まで操られる筈はないのである。
展示室にアリサが初めて入った時
倒れていた30人の一般人は
銅像の魔力に抗う事も出来ずに
気を失い倒れるまで殴り合っていたが

筋肉達は、その精神力から
完全に操られている訳ではなく、
心の中では涙を流し
必死で抵抗しているに違いない。
それがこういった形で現れているのかもしれない。

そして、潰れて顔が確認出来なくなった物は捨て
また別の銅像同士で殴りあう。
ギャン ガンダムッ ハンマハンマッ ゼータガンダムッ
ガンダムアストレイミラージュフレームセカンドイシュー
こうして幾つかの銅像の顔が潰れた。
そう、顔を潰した事を確認したら
もう興味がなくなった玩具を捨てる子供の様に
無邪気に投げ捨てる。
 ナゲキッ リックドムーン
埃が衝撃でフワライドっと舞う。

一見バラバラに動いている様に見える筋肉達だが
銅像を殺す場合は、顔同士でぶつけ合い
2体の銅像を並行して殺している様だ。
なんと効率の良い殺し方であろうか?
しかし妙である。くどい様だが 
操られている割には行動がはっきりしている。
そんな効率を無意識で暴れている者達が
意識して行動出来る物だろうか?

二体の醜いお爺さんの銅像の
顔と顔がぶつかり合い変形していく姿
その様は、まるで愛し合う恋人達が
激しく唇を重ねるかの様。
その度に、次第に顔が潰れて平らになって行く。

まるで人生と同じであるな・・
唇を重ねる度に時は過ぎ
いずれは寿命で命が尽き。別れの時が来る・・
そんな人生のシーンを早送りで
筋肉達のその逞しい腕で
私達に見せてくれているのかもしれない。
私達の人生は、一度きり。一秒一秒を大切に
無駄な事に使わず生きて欲しい。
と、そんな事を筋肉達は私達に
教えてくれてるのかもしれないな・・
皆さんも、こんな小説を暢気に読んでいる
場合ではないのかもしれない。
今こそ自己研鑽(じこけんさん)の時ではないだろうか?

両腕を上げて、モリモリポーズをして
顔をガードして命を長らえようとしている
失礼な銅像も、銅像の顔を上手い事腕にヒットさせ
両腕をへし折った後に、顔を潰す。
潰す潰す潰す潰す潰す潰す潰す潰す潰す
徹底的に、情け、容赦、なく、顔を潰す。
どうも筋肉達は無意識なのだろうが
一刻も早く顔を潰したい様に見えるが気のせいか?

「チョットハナレテ」

ぬ? 二人の筋肉が銅像の台座を持ち回転を始める
周りにいた筋肉達は離れて見守る。
ジャイアントスゥイングをしている様だ。
ブン・・ブン・・ブンブンブンブンブンブン
左にいる筋肉は逆時計回りで少しずつ右へ
右にいる筋肉は時計回りで少しずつ左へ
竜巻が起るのではないかと言う程の高速回転で
二つの渦が・・!

ダイケンキ!!!!
パシャリ
鉄の塊同士がぶつかる
顔面はありえない方向に曲がり
綺麗に潰れ、顔としての役目を終える。
そして、ダビデ像の様な裸像で
全てが見えてしまっている銅像も幾つかある。
それに関しては全て、顔+股間を
完璧に潰してから投げ捨てる。
そう、芸術とは言え、汚いおっさんのイチモツを
残しておく訳にもいかない。
顔と同じ位にそれは罪深い物なのだ。
同時に潰してあげるのが当然の礼儀。

それに筋肉達は、銅像とは言え股間が残っていたら
隆之の血を継いだ、新たな命が生まれてしまう。
そんなおぞましい未来を懸念し
潰したのかもしれない。これは理屈ではない
嫌だと感じてしまったからそうしたのだ。
しかし、金属同士で叩き合っている内に
中々形が変わらなくなってきた。
暴走してるとは言え、限界が来て倒れこむ筋肉。

「クッ・・」
バタッ
次第に疲れが出たのかもしれない。

「アキラメルモノカ!!」
だがすぐに起き上がる。
怒号と共に気を高める。そして
一体の無傷の銅像を仰向けに寝かせる。
そして、もう一つの銅像を持ち上げ合図をする。
何を考えているのだ?
すると他の筋肉が銅像を持った筋肉を肩車をする。
そう、銅像を持った筋肉を天辺にした塔を
作ろうとしている。すさまじい筋力。
これも暴走により
肉体が強化されたからこそ出来る芸当
そして5人の筋肉が肩車をし
6メートルを超えるタワーが完成!

「アア、タカイケドガンバルヨ」

一番上の筋肉が脂汗をだらだら流しながら
決意を語る。まるで高所恐怖症の様に。
確か13段のピラミッドを平気で組む人々なのに
それよりも低い位置で異様に怯えている。
まるで中身は別人になってしまった様だ・・
しかし、一番下の筋肉の負担は尋常ではない筈!
銅像が約200キロで、一人60キロと計算しても
440キロを一番下は支える計算になる。
大体三倍に強化されてるので元の体力で
150キロを支える事が出来れば理論上可能だが
語彙力は余り無い私故・・【すごい】これしか言えぬ。
もし私が、その位置に立っていたなら両膝の皿が割れ
4人の筋肉と石像の重みで潰され死んでいるだろう。

この強化の後遺症が心配である。
足が一本無くなる位の後遺症があっても
おかしくないと思う。
しかし、皆銅像の方を向いているが
何故だか一番下の筋肉だけは逆を向いている。

そして・・その銅像を持った筋肉が
仰向けにした銅像の顔めがけ
天辺の筋肉が手にした銅像の顔が
丁度ぶつかる様に調節した後に倒れこむ。



図で説明するとこんな感じである。
そして倒れこむ
「松谷ッ!! シューーーーウ!
(倒れ掛かっている) ゾウッ!!!」
クリムガン!! ポーン!!
パシャリ
松谷修造の応援メッセージの時に本人が叫んで言う
掛け声と共に倒れこむ。
筋肉の中にも修造ファンが居るのだな
まあ超有名人であるから仕方がない。
ゾウッ! の掛け声と共に、顔と顔がぶつかる!!
叩き付けた側の上の銅像の首が、ぶつかった衝撃で
垂直に飛び上がり、天井にブッ刺さる。
そしてぶつけられた方も、潰れて顔の原型はない
顔の役目を終えたのだ。
そして、一番天辺の筋肉が銅像を叩き付けた後
空中に浮いている。これはどういう事だ?
ほう・・成程・・大したものだ
普通、銅像をぶつけた後、全員床に激突してしまう。
しかし、一番下の筋肉が、天辺の筋肉が
銅像を離した瞬間に、腹筋の力を込めたのだ。
地面にぶつかる直前に、上の四人を
一人の腹筋の力のみで支え、激突を防いだのだ!!
左を向いていては力を込めづらい。それを計算し
しっかり逆を向いて待機していたという訳か
すごいな、この筋肉達・・チームワークの良さ
長年良い関係を構築して信頼しあっていなければ
絶対にできない達人技! 脱帽である。 
これも暴走により増加した筋力の成せる業だな
しかし、何故筋肉達は操られながらも
ここまで精密な行動が出来るのだ??

そして、こんな大技を連続では出来る筈も無く
疲れ果ててしまう。
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