第2話

文字数 520文字

まず、家庭環境をお伝えしたい。

血の繋がった父親がいる。片方だけ血が繋がたった姉がいる。

母親がいる。

姉兄私がいる。

義理の父親がいる。(高一から)



我ながら複雑だと思う。

突然片方だけ血が繋がった弟や妹がいても驚きはしないと思う。

せめてひねくれてない子になっておくれとだけ祈っている。



まず1番最初に話さなければいけないのはわたしを作った父親の話である。



私にとって父親は何かに常に怯えていて弱い犬ほどよく吠え、自分より下の物を見下さし暴力を振るう男だった。



正直父親という感覚はない。弱い男というイメージだった



まず、父親は母親と出会う前に同棲した人の間に私生児がいた。

結婚もしないで子供を産ませたのである。

そのあと私の母親と結婚したが、母親はその人と本当に仲が悪かった。



父親は何人か兄弟の末っ子でそこそこの山をもっていた。だが、ある日父方の祖父の葬式で言われたらしい

お前は母親が不倫をして出来た子であると。

なぜ、それを言わなければいけなかったのか遺産絡みがあったのか、私が産まれる前の出来事だからわからないが、彼は何を思ったのだろうが、そして何を感じたのだろうか。
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