名前:間々家 まどか
性別:男
設定:29歳。
週3で家政夫、週2で迷子センターでアルバイトしている。そして週の1日はママサービス。装備は裸エプロンに網タイツ。
能力:ママみ♡るく
頭を撫でることで、ママとして認識してしまう。対象年齢誰でも可能。
いつか「ママなのに母乳が出ないの?」と子供に聞かれてから、ママ失格だ……と感じたまどかは、悲しみ、1日中泣いた。その日から、ち〇こからミルクが出るようになった。
比喩ではなく、実際にミルク。超絶おいしい。みんな飲むべき。でも直飲みはダメ絶対。絵面がよくない。
ママとして認識し、関わることで本当のママの存在を忘れる。
ママとなれるのは1人だけで、次の子供を見つけると、その子のママではなくなる。
「みんなからは、″ママ″って呼ばれてるよ。ママに甘えていいからね。」
作者:南雲あや
「わ、私なんて――死んでいる価値もない」
スケスケで丸見えな浮遊霊
○墓森 遥(はかもり はるか)性別:女
母校のハルマゲドンに巻き込まれて死んだ内気な少女。享年17歳。
あまり強い魔人ではなかった彼女は大した活躍も出来ず此世を去った。
誰かに褒めてもらうこともなく、誰かに恋されることもなく――。
彼女が次に目覚めたときに感じたのは浮遊感だった。
身体は透けて、足も見えない――まさに幽霊。
現世にたっぷり未練を残した彼女は、
亡霊の姿となってこの世に留まっていた。
誰かに褒めてもらいたくて――誰かと恋がしたくて。
幽霊活動(略してユウカツ)をこそこそ始める彼女だったが、
この姿は大きな問題を抱えていた。
見えてしまうのだ――誰にでも。
「――あれ? 普通は幽霊って見えないもんじゃないの?」
先輩幽霊によると、これは稀によくある(?)ことで、
恋に関する未練が強いと発生してしまうバグらしい。
おかげで街を歩けば騒がれる。幽霊がいるって。
恥ずかしがり屋の彼女にとって、それは大問題だった。
一刻も早く成仏したい、消えてしまいたい――。
未練が消えれば成仏できると先輩は言う。
それには、生身の人間と両思いになる必要があった。
能力名:人間ごっこ
実体を持つ人間を生み出し、憑依できる能力。
スケスケで丸見え体質の彼女にとって生活に欠かせないもの。
見た目を自由に変えることができて、不自由なく動かせる。
ただしビックリすると能力は解除されてしまう。
亡霊になっても大した力を持つことは出来なかった。
恋する動機:今度こそ成仏するため。
イラスト:三日月アルペジオ様
作者:如月真琴