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伊勢物語! 雪の巻
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103話 寝ぬる夜
文字数 204文字
男がおり、まじめで、浮ついたところはなかった。
深草の帝(仁明天皇)に仕えていた。
過ちであったのか、
親王たちの、ある女官と愛しあってしまった。
それで、
共にした夜が 夢のようにはかなく まどろむ中に
あれは ほんとうのことかと ますます思えてきます
と詠んで、贈った。
いまさら、見苦しい。
*
寝ぬる夜の 夢をはかなみ まどろめば
いや はかなにも なりまさるかな
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104話 賀茂の祭
伊勢物語! 雪の巻
森野雅戸
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(扉絵)
81話 塩釜(しおがま)
82話 惟喬親王 渚の院
83話 惟喬親王 小野の雪
84話 さらぬ別れ
85話 惟喬親王 目離(めか)れせぬ
86話 おのがさまざま
87話 布引の滝
88話 月をもめでじ
89話 なき名
90話 桜頼み
91話 春を惜しみ
92話 棚なし小舟
93話 たかきいやしき
94話 紅葉も花も
95話 彦星
96話 天の逆手(あまのさかて)
97話 四十の賀
98話 梅の造り枝
99話 ひをりの日
100話 忍ぶ草
101話 藤の花
102話 雲には乗らぬ
103話 寝ぬる夜
104話 賀茂の祭
105話 白露
106話 龍田川(たつたがわ)
107話 身をしる雨
108話 浪こす岩
109話 人こそあだに
110話 魂結び
111話 まだ見ぬ人
112話 須磨のあま
113話 短き心
114話 鷹狩
115話 都島(みやこじま)
116話 浜久し
117話 住吉に
118話 絶えぬこころ
119話 形見
120話 筑摩の祭
121話 梅壺(うめつぼ)
122話 井手の玉水
123話 鶉(うづら)となり
124話 思いは言わず
125話 ついに逝く
あとがき
主要参考文献
添え書き
登場人物紹介
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