コラム 就職してないけど生存報告
文字数 984文字
秋照は現在、人間性を取り戻すための施設に通っています。
以前の仕事はサービス業で休みは少なく、それでいて給料は安く同僚や上司からパワハラされまくりの環境でした。
そんな状態になって食べていくためだけの労働をしていたのでは、人らしさは失われて言って当然でしょう。
しかしここにきて秋照はやりたい仕事がないという状態になっています。
障害を克服したはいいものの、家族の扱いや職場での扱いで精神のエネルギーが失われてしまったのでしょう。
それを回復しないことにはよい人生を送ることは不可能です。
秋照が幸福な人生を選ぶには時間が足りませんが、皆さんはどうでしょうね?
病気だからと言って無理に働かないで、自分が何をしたら幸せなのか気づいてから働いたほうが絶対にいいです。
食べていくための労働もありなのですが、もっと理想的な状態、幸せのために生きる状態も存在するのだという希望を失わないでください。