参加者投票所

文字数 6,299文字

こちらは、歌会参加者(詠草を提出された方)専用の投票所です。
2019/04/18 19:35
予定を変更して、投票の開始は4月20日(土)24時からとさせていただきます。
公開されている詠草一覧に自分が提出した作品がない!という方がいらっしゃいましたら、投票開始時刻までに、主催の藤沢までメールでご連絡をお願いいたします。(uwabamic@gmail.com)
2019/04/18 19:34
●投票方法
歌会参加者は、投票用ポイントを3点所持しています。
投票の対象は「2首一組」といたします。A~Tのうち、好きな3組に1点ずつ投票してください。

選んだ短歌への感想や、選歌のポイントなど、コメントをお書き添えください。

●投票期間:4月20日(土)24時 ~ 4月30日(火)24時


※下記の投票サンプルをご参照ください。

2019/04/18 19:46

CHIHIRO_F

【投票サンプル】(こちらはダミーであり、投票結果には反映されません)


[お名前]です。

【A】【B】【C】に投票いたします。


【A】

とくに1首目が素晴らしかったです。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。


【B】

選ばれている言葉のリズムが良くて、情景が目に浮かびました。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。


【C】

2首の歌の呼応がとてもよかったです。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。


2019/04/18 19:53
※追記
こちらでは、ご自分の詠草への投票はできません。

(一般人気投票所では投票可能です。ただし、企画の最後に誰がどの歌を詠まれたのかは公開されます。)
2019/04/19 18:34

繰目来夏です


【D】【E】【N】に投票します。


【D】

とても綺麗なお歌です。一つ目は特に綺麗で、二つ目は雀がとても可愛いです。


【E】

情景が浮かぶようなお歌でした。頭の部分を合わせているので、二つで一つになっていて非常に美しい。


【N】

時代の変わり目を表しており、この時期にピッタリです。

2019/04/22 12:20
秋永真琴です。

【A】【G】【K】でお願いします。


【A】 おひとり目の1首目でいきなり鮮烈なのが来た! 読んだひとの心を映していろんな意味に取れると思いました。「自分なりとか遠慮してないでもっと先に行こうよ」かもしれないし「達成とか気にしないでそのままの君でいいよ」かもしれない。


【G】 連作感がよかったです。淡々とした描写にすごくリアリティがある。案外みんな、こんなふうに何気ないところで新元号を意識するのかもしれません。


【K】 2首目のディストピアSF感に痺れます。この世界では〈和歌警察〉と〈歌賊〉の果てしない暗闘が繰り広げられているのだ。きっと。

2019/04/22 16:13

dekai3です。

【M】【O】【U】に投票いたします。


【M】

直接元号の名称を書かずとも(これは平成の事だな)(こっちは令和の事だな)と分かるのが良かったです。


【O】

声に出して詠んだ時の出だしの滑らかさがいいですね。『ストロング!』と感嘆符を付けたくなるパワーがあります。


【U】

悲しい詩なんでしょうけれど爽やかさを感じました。個人的に一番心に残ります。


2019/04/22 16:52
【J】

・少しテーマ性と言いますかお堅くなってしまいがちなお題の中で、日常風景をさらりと思い浮かべることが出来て、思わずふっと笑ってしまう歌でとても好みでした。


【O】

平成の句が特に印象に残りました。居酒屋や家等で不景気話を肴に強いお酒を呷るという平成の時代によく見かけた光景をつぶさに思い浮かべることが出来たので、とても印象に残りました


【S】

二つの歌を使って犬と猫の険悪さを詠んでいて、「なるほど……ん?あれ?そんなに犬と猫って仲悪いか?」と考え込んでいる自分がいました。そう言った点でどこかユーモアと言いますかなぜか心に残ってしまったので投票させていただきました。

2019/04/22 18:27

東風です。

【A】【R】【T】に投票します。

【A】

二首目が何とも言えない味わいで投票を決めました。一体坂野君に何があったのか。気になります。


【R】

まず一首目ですが、別れ話を、肉を「切り」ながら「切り」出すという言葉の使い方にやられました。さらに、別れ話って「縁を切る」話ですね。歌全体の雰囲気から意外と冷静そうに感じられるので、もしかしてもうなんとなく別れ話になることに気付いていたのかな、と想像しました。アニメなどにするなら、店内(でいいのでしょうか?)にゆったりとした音楽でも小さく流れてそうです。

次に二首目ですが、これも光景が目に浮かびます。地面に木の棒とかで文字を書きながら説明してそうです。陽気な春の日かな?と思いました。


【T】

デイケアってホントに大変ですよね...。あの方々の能力ってめっちゃすごいです。デイケアについて多少知っている身として二首目に惹かれました。

2019/04/22 19:17

篠田くらげです。こんばんは。運営お疲れさまです。ありがとうございます。


選をします。いい歌がたくさんあって嬉しいけれど悩みました。
投票するのは、【D】【H】【R】です。


【D】


一首目、「宿す」を連体形と読んで、「その身に平穏を宿している、そういう桜を見て、(自分は)いつかは成ろうと背筋を伸ばす」という意味だと思いました。「どんどん成長していく桜を見て自分もそうなりたいと思う」のではなくて、平穏な桜を見ている。そこで自分が背筋を伸ばしているところがいいんだと思います。「いつかは」の「は」が対比として効いていて、「今は成れていないが」という意味を自然に感じさせるところも優れていると思いました。桜と自分、今といつかが効果的に描かれています。


【H】

一首目、「平熱でいられぬ」が肌の感覚を伴っていて魅力的に詠まれていると思います。「平熱でいられない」のだから、お互いに(たぶん相手のことが好きで)冷静でいられない状態なのだと思います。これを「重ねる」と言うことで声に質感が出ていて読者に伝わる歌になっています。「もう未完成」のひねった感じも、人間同士の気持ちの交わりを示唆していてとてもいいです。


【R】

一首目、別れ話を切り出したのが自分か相手か、肉を切り分けているのが自分か相手かで読みが分かれると思いますが、どうでしょうか。私は「相手が別れ話を切り出して、相手が熟成肉を切り分けている」と読みたいと思います。そうすると突然別れ話を持ち出され、そして相手が別れ話をしながら肉を切り分けているのを呆然と見つつ、「肉がとても熟成していることだ」と奇妙に冷静に考えている主体、ということになって、呆然の感覚にリアリティが出ると思います。この感覚がとても巧みに描かれています。「切り出し」と「切り分け」を一緒に使ったのも効いていると思います。


2019/04/23 00:11

ごんのすけです。

【H】【P】【R】に投票いたします。『好き』を説明するのがどうにも下手くそで……拙い感想を添える事をお許しください。


【H】

 1首目の、とろんとした夜の闇の暑さを感じるところと、2首目の深い水の底から空を見上げたときみたいな感じが好きです。


【P】

 1首目の『成らぬ恋なら~』の言葉の選びと並び方が好きです。


【R】

 2首目の、状況が想像できる感じが好きです。なんだか、興味なさそうな顔の猫に説明している姿をコーヒー片手に後ろから見てる気持ちになりました。



2019/04/23 00:19
鍋島小骨です。

たくさんの方のお作が読めて嬉しいです!

投票は、

【G】【K】【Q】

でお願いいたします。


【G】

二首合わせて一つの物語として読むことができるのかな? と思いました。

一首目、「駆け込む」「平板な顔」「成田」から、絶対この時間に始末をつけると決めた通りに仕事を終わらせ(あるいは放り投げ)、退勤直行チャレンジで十連休に海外旅行! という感じがして、いいぞ! よく頑張った、いってらっしゃい楽しんで! という気持ちになりました。

二首目は、「今どこ?」という問いが場所(ハワイですかね)だけではなく時(元号)にもかかっていて、そうか、今はもう令和に『いる』のだ、と現在位置を見出だしている感じが予言的で、また身体感もあって良かったです。今から数日後、きっと私も「ああ、私は今もう令和にいるんだ」と思うことでしょう。


【K】

一首目、「平行に流れる星を盗」むという想像、美しいです。着陸を前にして、まるで空のおみやげのよう。

二首目、作歌が当局に禁じられた近未来、心の火を捨てない歌詠みが密かに集う裏路地のあるいは半地下の居酒屋、というようなSFが想定されて世界観ありますねー! こうした、三十一文字の短編小説のような歌はすごく好きです。憧れます。


【Q】

一首目、景気よく言ってほしいですね~。平成の平を平野ノラで持ってくるとは予想外でしたが、絵が浮かんでしまってすごく楽しく読みました。気持ちいい勢いで良かったです。

二首目、間取りがいまいち想像できなかったんですが、「止まれ」以降の外の風景が詩的で好き!!! と思ったので選びました。「命令だけが濡れている」という切り取り方はすごい。言葉だからこそできる表現だと思いました。

2019/04/23 01:28

【A】
1首目は現代人のもつ穏やかな拒絶といった感じですが、その割には強く同意を求めてくるので違和感を感じました。
2首目は素晴らしく、どこにでもいる平凡な人間の、どこにもいない非凡さに強く惹きつけられました。


【K】
1首目の飛行機から見た雲のない空、色ガラスのような夜景に浮かぶ流れ星を想像しました。とてもきれいです。
居酒屋という賑やかな場所と、和歌という静かなものの組み合わせが意外で面白いと感じました。


【R】
1首目の「別れ話」と「熟成肉」の組み合わせが良かったです。二人の過ぎ去った時間が濃縮されているようです。
2首目は猫を愛する穏やかな人の横顔が浮かんできました。とても優しい気持ちになりました。

2019/04/24 19:29
皆様、ご投票ありがとうございます!
平成もあと残り2日…押し詰まってまいりましたね。
歌人・山田航氏による選の発表と、全体の講評、記名ありの詠草一覧の発表は、
5月2日(木)21時より
講評座談会のページを設け、参加自由で行いますので、ぜひお越しください。その後は5月7日(火)まで、解題や感想を書きこむスペースとしてご利用いただけます。
2019/04/29 10:46
kuuです。

【A】【J】【R】を選びました。


【A】1首目のいきなり、でも柔らかに突きつけてくる感じにぐっときました。

    2首目は「月曜日の友達」のような世界観がいい。


【J】2首目の「和える」という使い方が秀逸で、しかも胡麻味噌。参りました。


【R】1首目は関係性が浮かんできてドラマティックでした。切り分けた熟成肉から生々しい現実があらわになる瞬間がつらい。そして2首目が過去のふたりだったらより悲しい。




2019/04/29 16:37
みそのです。

【H】【J】【P】に投票します。


【H】

一首目、二人合わせて完成の性愛を詠んでいる歌かなと思いました。二首目、「令嬢の無垢な野蛮」という語の重ねが良いと思いました。理性的な語と非理性的な語が並んでいて、子供の頃のある種野性的な面を懐かしんでいる大人という感じがしました。


【J】

一首目、二首目ともに子供を見る親の目線で、「平成」「令和」の題を巧みに日常詠に落とし込んでいるところがよいと思いました。


【P】

一首目と二首目を合わせてロミオとジュリエット的な世界観が表現されており、題の処理も良いと思います。


2019/04/30 01:04
佳純です。

【D】【K】【S】に投票します。


【D】

綺麗な様子が想像できました。

2首目でぴーちくぱーちく鳴きながら花を落とす雀を思い出しました。

【K】

流れる星が素敵です。

和歌を詠んでいるレジスタンスがいいですね。

【S】

犬と猫が好きなので。

2019/04/30 14:32

主催者が投票ぎりぎりで申し訳ありません!

ほんとうに、どの歌を選ぶかとても迷いました…

【B】【G】【T】を選ばせていただきます。


【B】お題のしばりに関係なく、いいなぁと思った一組でした。


1首目は、反語のようにとらえました。あるいは、大人になることを失うことと嘆くひとを説得する歌かなと。

実際はカエルになってからの方が楽しいことがいっぱいある気がする。

2首目は、不器用(いや、無邪気? プチ依存症?)な恋人に向けたちょっと悲しいまなざしでしょうか。

和気あいあいのあい、私も書けません…


【G】2首一組が物語になっていて素敵でした。ゴールデンウィークバンザイ。


歌の中の彼女はもうハワイに着いた頃でしょうか。「ハレイワ」のなかに「令和」がふくまれているんですが、友人に聞かれて「ハレイワ」と口にして(LINEか何かで入力して)はじめて「ああ今日から令和か」と気づいたのかもしれない。この連休に海外に行ってるということは、普段はきっちり働いている方だと思います。リフレッシュしてほしいです。2首目のときには、顔も平板じゃなくなっているかな…


【T】令和がどんな世代にとってもいい時代であればいいなと、この歌を読んで思いました。


歌の中で人が生きていると感じました。

思い通りに来られなかった今日だけれど、前向きに。

2首目が朝の歌で、きっとこれから大変な現場が始まるのでしょうけれど、明るい日が差すイメージが素敵でした。

2019/04/30 16:51

泳二です。

【K】【O】【P】に投票します。


【K】

それぞれ単独の歌として完成度が高く、それでいて二首のイメージが対照をなしていて良いと思いました。口語調で「成」「令」の詠み込みはなかなかハードルが高かったと思いますがその点もこの二首が最もうまかったと思います。


【O】

平成と令和をペアで詠んだ歌はいくつかありましたが、去る平成と来たる令和への象徴と作者の心情がバランスよく詠み込まれていて、こちらの二首の視点が一番好きでした。


【P】

ロミオとジュリエットを舞台にしたいわば二次創作短歌。それを「バルコニー」「両家」といったパーツで読ませたところが上手いと思います。舞台設定に「成らぬ」「和さなば」といった文語が違和感ない点も良かったです。題詠の歌会でこういう歌は新鮮でした。

2019/04/30 19:30

ヤドナシです。【F】【K】【R】に投票します。


【F】


言葉の並べ方になんかグッときました。周囲の風景、心の動き、流れていく時間の一瞬を見事に捉えた二首だと思います。


【K】


どちらも見た瞬間に頭の中で物語が広がる歌だなと思いました。何か秘密を持った主人公たちの背景を色々考えさせられます。


【R】


淡々とした歌なのに、頭の中でグルグルと考えていることを上手く表現している二首ですね。そうきたか……と思わされました。

2019/04/30 21:02
しゃりおっとです

【E】【H】【P】に投票します

【E】

静かで明るい歌だな~と

ゆっくりと進んでく感じが綺麗です


【H】

壊れた情熱感がいいな~と思いましたです


【P】

静かできれいな歌だな~と

両方それぞれの視点から見てる感じなのも

2019/04/30 23:20

SchwarzeKatze です。

【E】【S】【U】に投票します。


【E】

二句の呼応が好きです。

花の景色が見えるような感じです。


【S】

犬と猫の仲を書き解いていて好きな歌です。


【U】

一句目が好みでした。

小さな幸せをかみしめることを教えてもらったようです。

2019/04/30 23:54
>偽教授さん、ありがとうございます!
もうひとかた、投票がお済みでない参加者の方がいらっしゃいますが、21時に座談会が始まるまでは大丈夫ですので、よろしければ!
2019/05/02 09:04

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登場人物紹介

藤沢チヒロ
匿名歌会主催者。短歌初心者です。
短歌を詠む母と、川柳を嗜む父の間で板挟みになり、自分は漫画家になりました。

【コメンテーター】
山田航(歌人)
1983年北海道生まれ。2009年「夏の曲馬団」で角川短歌賞、「樹木を詠むという思想」で現代短歌評論賞。12年第一歌集『さよならバグ・チルドレン』で北海道新聞短歌賞、現代歌人協会賞。歌集『水に沈む羊』のほか、『ことばおてだまジャグリング』、編著に『桜前線開架宣言 Born after 1970現代短歌日本代表 アンソロジー』。

ヤドナシ

秋永真琴

鍋島小骨

佳純

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dekai3

今村弘樹

繰目来夏

泳二

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地主恵紀

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しゃりおっと

SchwarzeKatze

ごんのすけ

偽教授

みその

東風

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