第34話 2月14日 花の金曜日
文字数 1,536文字
金曜日の夜だというのに、
一週間の終わりだというのに、
明日休みというのに、
だのに、だのに、だのに…
ああ…ああ…ああ…
金がねぇえええええええええええええええええええええ!!!!
…ふぅ、自業自得なのは解っている。
だけど、だけど、だけど、
あああああああああああああああああああああ!!!!
ちょくしょうちくしょうちくしょう!!!!
…ってあれ?…でじゃぶうってやつかな?
先週の金曜日も同じように嘆いていたような気が…。
まあ、いっか。
とりあえず仕事を片付け退社。
…虚しいな。
これといって何もなく、最寄り駅に到着。
人、人、人。
溢れかえる人!!!
「はぁ~、みんなキラキラしてやがるなぁ~。
いいなぁ~…。」
帰宅途中、ファ〇リー〇ートでお買い物。
せっかくの金曜日なのだから、と、ちょっとした贅沢を己に許す。
海鮮〇ティックなるカニ風味カマボコ
(しかも明太マヨネーズ味!)を一つと、
焼き鳥のモモ(タレ)を一本購う。
「いらっしゃいませ~!〇カードはお持ちですか?」
「ああ、はい。それと、焼き鳥のモモ、タレで一本下さい。
〇払いでお願いします。」
「はい、かしこまりました!焼き鳥は温めますか?」
「はい、お願いします。」
(私の家には電子レンジなぞ無い!)
「お待たせ致しました。ありがとうございましたー!」
「はい、どうも~。」
店を出れば、そこまで寒くなく、
妙に生ぬるい夜風が纏わりついた。
「…ふっ、一週間お疲れ様、野良猫のおっさん。」
って、中年野良猫なに黄昏ちゃってんのぉおおお!!!???
全部自業自得ですからぁあああああああああああああああ!!!
自分で招いたことですからぁあああああああああああああああ!!!
わーってるよ!うっせぇーな!
そんな中、私は普段貰わないレシートに目をやった。
「…ん?
んんんんんんんんんんんんん!!!!???」
現在利用可能ポイント・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・783
「ぶぇええええええええええええええええええええ!!!???」
狂喜乱舞したい思いを胸に止める。
本当に、私は、世界で一番、運がいい…。
…おい38歳、哀れ過ぎて言葉にならねぇよ。
よしよしよし!!!
久しぶりに映画を借りよう!!!!
一本は借りられるぞ!!!!
いや、一泊なら2本!?
よしよしよし!!!
私はその足で、以前錬金術の片棒を担がせたツ〇ヤへと向かった。
(その言い方ダメぇええええええええええええええええ!!!)
「いやぁ~、久しぶりツ〇ヤ来たな~!!!」
嘘つけ!!!お前おもっきし遊び金作りに来ただろうがぁあああ!!!
「…さってとぉ~。」
あああああああ!!!!スルーしやがった!!!!!
過去の過ちを無かったことにしやがったぁあああああああああ!!!!
「おおおおおおおおおおお!!!!!
これこれこれぇえええええええええ!!!
観たかったんだよなぁ~~~!!!」
『ガルヴェストン』
子供のように足早でもって家路に就き、
玄関を開けてはすぐにシャワーを浴び、
酒と肴を並べ、そして今に至る。
考えようではこんな週末の過ごし方も悪くねぇなぁ。
よしよしよし!観るぞぉおおおおおおおお~!!!
…色々と突っ込みたいが、可哀想だから、
中年野良猫そっとしておこう。
みなさんも一週間お疲れ様でした!!!
それでは良い週末を!!!
…まぁ、みんなお前よりかは充実してると思うけどな…。
一週間の終わりだというのに、
明日休みというのに、
だのに、だのに、だのに…
ああ…ああ…ああ…
金がねぇえええええええええええええええええええええ!!!!
…ふぅ、自業自得なのは解っている。
だけど、だけど、だけど、
あああああああああああああああああああああ!!!!
ちょくしょうちくしょうちくしょう!!!!
…ってあれ?…でじゃぶうってやつかな?
先週の金曜日も同じように嘆いていたような気が…。
まあ、いっか。
とりあえず仕事を片付け退社。
…虚しいな。
これといって何もなく、最寄り駅に到着。
人、人、人。
溢れかえる人!!!
「はぁ~、みんなキラキラしてやがるなぁ~。
いいなぁ~…。」
帰宅途中、ファ〇リー〇ートでお買い物。
せっかくの金曜日なのだから、と、ちょっとした贅沢を己に許す。
海鮮〇ティックなるカニ風味カマボコ
(しかも明太マヨネーズ味!)を一つと、
焼き鳥のモモ(タレ)を一本購う。
「いらっしゃいませ~!〇カードはお持ちですか?」
「ああ、はい。それと、焼き鳥のモモ、タレで一本下さい。
〇払いでお願いします。」
「はい、かしこまりました!焼き鳥は温めますか?」
「はい、お願いします。」
(私の家には電子レンジなぞ無い!)
「お待たせ致しました。ありがとうございましたー!」
「はい、どうも~。」
店を出れば、そこまで寒くなく、
妙に生ぬるい夜風が纏わりついた。
「…ふっ、一週間お疲れ様、野良猫のおっさん。」
って、中年野良猫なに黄昏ちゃってんのぉおおお!!!???
全部自業自得ですからぁあああああああああああああああ!!!
自分で招いたことですからぁあああああああああああああああ!!!
わーってるよ!うっせぇーな!
そんな中、私は普段貰わないレシートに目をやった。
「…ん?
んんんんんんんんんんんんん!!!!???」
現在利用可能ポイント・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・783
「ぶぇええええええええええええええええええええ!!!???」
狂喜乱舞したい思いを胸に止める。
本当に、私は、世界で一番、運がいい…。
…おい38歳、哀れ過ぎて言葉にならねぇよ。
よしよしよし!!!
久しぶりに映画を借りよう!!!!
一本は借りられるぞ!!!!
いや、一泊なら2本!?
よしよしよし!!!
私はその足で、以前錬金術の片棒を担がせたツ〇ヤへと向かった。
(その言い方ダメぇええええええええええええええええ!!!)
「いやぁ~、久しぶりツ〇ヤ来たな~!!!」
嘘つけ!!!お前おもっきし遊び金作りに来ただろうがぁあああ!!!
「…さってとぉ~。」
あああああああ!!!!スルーしやがった!!!!!
過去の過ちを無かったことにしやがったぁあああああああああ!!!!
「おおおおおおおおおおお!!!!!
これこれこれぇえええええええええ!!!
観たかったんだよなぁ~~~!!!」
『ガルヴェストン』
子供のように足早でもって家路に就き、
玄関を開けてはすぐにシャワーを浴び、
酒と肴を並べ、そして今に至る。
考えようではこんな週末の過ごし方も悪くねぇなぁ。
よしよしよし!観るぞぉおおおおおおおお~!!!
…色々と突っ込みたいが、可哀想だから、
中年野良猫そっとしておこう。
みなさんも一週間お疲れ様でした!!!
それでは良い週末を!!!
…まぁ、みんなお前よりかは充実してると思うけどな…。