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だれかの心の中の話 ACT16
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文字数 165文字
涙を流しそうな空を
風が優しく撫でる
誰にだって泣きたい日はある
きっと今がその時なんだよ
誰にも見られたくないなら
僕が受け止めるから
君が好きな時にいつでも
僕の背中は広いからおいでよ
少し消えたいときにでも
傘のように何かから
守ってあげられる時は
思うよりも少ないけど
直ぐそばにいる時は
灰色の空が君の中から
消えてなくなるまで
僕はここで待っている
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だれかの心の中の話 ACT16
朔冬瑠
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