第11話 お母さん
文字数 1,571文字
首の違和感と寝相の悪さで僕の寝起は最悪だった
だが、カーテンを開けると今日も気持ちのいい天気で気分も良くなった
(澄川さんの体調良くなってるかな~?)
澄川さんが寝ているベッドに向かい、水で濡らしていたタオルを取り、彼女の額と僕の額の温度を比べて熱があるか確認する
(うん昨日より下がってる。顔色も良さそうだし大丈夫そうかな!)
澄川さんの体調を確認したので、僕は彼女の朝ごはんを作るために台所に向かうと突然インターホンが鳴った。
(どうしよう?これは、出るべきなのかそれとも出ない方がいいのか。んー...一度目は居留守を使ってもう一度鳴ったらでよう!)
なり続けたインターホンは止まり、澄川さんもまだ寝ている。
鳴りやんでから少し時間が空いたのでもう来ないなと思い、一安心した途端再びインターホンが鳴った。
(まじか~、この人もしつこいなー。でも二回目だしでてみるか)
「はい、どなたでしょうか?」
「どなたでしょうか?あんた誰ー!」
僕が誰かを聞いたのに、中年女性の人のような声で逆に誰かと聞かれた。
(確かに、誰かと言われれば僕は誰になるんだ?彼氏でもないし、仲の良い友人というわけでもないし。ここは、大学の同級生ということにしよう)
「大学の同級生ですけど何か?」
「大学の同級生ー!桜はいるの?今すぐ開けなさいっ!」
この人が、桜と呼んでいたので親か親族かと思い開けることにした。
「わかりました今あけます」
そして、インターホンを切り玄関に向かいドアを開けたとき、背が高く体のラインが細い中年女性が勢いよく入ってきて、桜と何度も連呼しながら部屋中探し、澄川さんがベッドで寝ているところ見て僕に強く当たってきた。
「あなた私の娘に何したの!まさか、監禁させたり変な薬とか飲ませてないでしょうねっ!」
(娘っ⁉・・・てことは、この人って澄川さんのお母さんなの!)
「あっ、いえ...僕はその娘さんをその~...」
僕は、澄川さんのお母さんの圧力に負け動揺して本当のことを言い出せなかった。
「そのって何!まさか、この娘に何かしたの?」
(完全に疑われてしまった・・・)
「お母さんっ!」
澄川さんは、僕とお母さんの大きな話し声で起き自分の目で母親が来ていることに驚いた。
「桜ー!大丈夫だったこの人に何か悪いことされてない?」
「もう~お母さん落ち着いて!この人は悪い人じゃないよ」
澄川さんは、冷静さを失っていたお母さんに事情を説明した。
すると、彼女のお母さんはとんだ勘違いだったと反省し僕に謝った。
「本当にごめんなさいね。疑ったりしちゃって」
「いえ、あの謝らないで下さい。僕も失礼なことを言ってすみません。」
「リョータ君ごめんね、お母さんが迷惑かけちゃって」
澄川さんがベッドから机のある方に移り、澄川さんを挟んで僕とお母さんの反省会が行われた。
「ところで、澄川さん体調はどう?」
「うん、もう大丈夫だよ本当にありがとう」
「いや、それなら良かったよ」
僕と澄川さんは体調の報告を確認しあった。
それを見て、彼女のお母さんが空気を変える言動を言い放つ。
「ねぇ~もしかして、あなた達付き合ってるの?」
僕と澄川さんは「えっ⁉」という驚きを隠せず、すぐに彼女は言った。
「私とリョータ君はそんなじゃないよ・・・」
(なんか少し残念だけど・・・まぁたしかにそうだよね)
「あらー、そう?結構お似合いに見えるし、桜も満更でもなさそうだけど。」
「もうお母さん!」
彼女は、顔を赤くしながらお母さんに恥ずかしそうに言った。
その後も、お母さんの冗談混じりの話をしていきあっという間に時間が過ぎ、これから澄川さんとお母さんで出かけるということなので、僕は家に帰ることにした。
そのとき、今度澄川さんの実家に遊びに来るようにも言われてお母さんとも仲良くなった。
(今日で、澄川さんとの距離近づけたかなー)
そう思いながら、家に帰る。
だが、カーテンを開けると今日も気持ちのいい天気で気分も良くなった
(澄川さんの体調良くなってるかな~?)
澄川さんが寝ているベッドに向かい、水で濡らしていたタオルを取り、彼女の額と僕の額の温度を比べて熱があるか確認する
(うん昨日より下がってる。顔色も良さそうだし大丈夫そうかな!)
澄川さんの体調を確認したので、僕は彼女の朝ごはんを作るために台所に向かうと突然インターホンが鳴った。
(どうしよう?これは、出るべきなのかそれとも出ない方がいいのか。んー...一度目は居留守を使ってもう一度鳴ったらでよう!)
なり続けたインターホンは止まり、澄川さんもまだ寝ている。
鳴りやんでから少し時間が空いたのでもう来ないなと思い、一安心した途端再びインターホンが鳴った。
(まじか~、この人もしつこいなー。でも二回目だしでてみるか)
「はい、どなたでしょうか?」
「どなたでしょうか?あんた誰ー!」
僕が誰かを聞いたのに、中年女性の人のような声で逆に誰かと聞かれた。
(確かに、誰かと言われれば僕は誰になるんだ?彼氏でもないし、仲の良い友人というわけでもないし。ここは、大学の同級生ということにしよう)
「大学の同級生ですけど何か?」
「大学の同級生ー!桜はいるの?今すぐ開けなさいっ!」
この人が、桜と呼んでいたので親か親族かと思い開けることにした。
「わかりました今あけます」
そして、インターホンを切り玄関に向かいドアを開けたとき、背が高く体のラインが細い中年女性が勢いよく入ってきて、桜と何度も連呼しながら部屋中探し、澄川さんがベッドで寝ているところ見て僕に強く当たってきた。
「あなた私の娘に何したの!まさか、監禁させたり変な薬とか飲ませてないでしょうねっ!」
(娘っ⁉・・・てことは、この人って澄川さんのお母さんなの!)
「あっ、いえ...僕はその娘さんをその~...」
僕は、澄川さんのお母さんの圧力に負け動揺して本当のことを言い出せなかった。
「そのって何!まさか、この娘に何かしたの?」
(完全に疑われてしまった・・・)
「お母さんっ!」
澄川さんは、僕とお母さんの大きな話し声で起き自分の目で母親が来ていることに驚いた。
「桜ー!大丈夫だったこの人に何か悪いことされてない?」
「もう~お母さん落ち着いて!この人は悪い人じゃないよ」
澄川さんは、冷静さを失っていたお母さんに事情を説明した。
すると、彼女のお母さんはとんだ勘違いだったと反省し僕に謝った。
「本当にごめんなさいね。疑ったりしちゃって」
「いえ、あの謝らないで下さい。僕も失礼なことを言ってすみません。」
「リョータ君ごめんね、お母さんが迷惑かけちゃって」
澄川さんがベッドから机のある方に移り、澄川さんを挟んで僕とお母さんの反省会が行われた。
「ところで、澄川さん体調はどう?」
「うん、もう大丈夫だよ本当にありがとう」
「いや、それなら良かったよ」
僕と澄川さんは体調の報告を確認しあった。
それを見て、彼女のお母さんが空気を変える言動を言い放つ。
「ねぇ~もしかして、あなた達付き合ってるの?」
僕と澄川さんは「えっ⁉」という驚きを隠せず、すぐに彼女は言った。
「私とリョータ君はそんなじゃないよ・・・」
(なんか少し残念だけど・・・まぁたしかにそうだよね)
「あらー、そう?結構お似合いに見えるし、桜も満更でもなさそうだけど。」
「もうお母さん!」
彼女は、顔を赤くしながらお母さんに恥ずかしそうに言った。
その後も、お母さんの冗談混じりの話をしていきあっという間に時間が過ぎ、これから澄川さんとお母さんで出かけるということなので、僕は家に帰ることにした。
そのとき、今度澄川さんの実家に遊びに来るようにも言われてお母さんとも仲良くなった。
(今日で、澄川さんとの距離近づけたかなー)
そう思いながら、家に帰る。