草素

文字数 364文字

薬師が魔力を回復させる薬などに用いた原料の草から発見された元素
草の元と言う意味。

元素周期表に当てはめる事が出来ない元素で、周期表を二軸から三軸へ拡張したものを用いることで表される炭素の物的同位体に位置する。

有機物の炭素が草素に置き換えられた物体が一般に存在し、生き物が魔法に干渉できるのはこの元素のおかげともいえる。

この物質が主に利用されるのは魔力を利用する薬品である。
草素には鉄分と反応して魔力の一時的な活性化とエネルギー供給を促す性質が存在する。
魔鉄の魔力を増幅することも可能だが、薬品の中でも飲み薬などの用途が多い。

血中の鉄分に反応し魔力を受け渡すことで不足した魔力を補う事が出来る。血中の二酸化炭素が薬によって草素に置き換えられた時に発生する、基本的に血中の草素は魔力の受け渡しを終えると魔力の多い草素に結合を奪われる。
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