一成と亜里沙の情事
文字数 1,689文字
これが、今時の付き合っているカップルなのか?、と亜里沙は考えてしまう。一成は、それどころではない。気を抜けば吐きそうになるからだ。胃の中は空っぽなのにこの気持ち悪さと頭痛は……。
一成は、吐き気と頭痛に悩まされていたのだった。
そして、亜里沙は一成の耳元で囁く。
一成は気がついていない、と思っていた。
しかし、一成は寝ていなかったのだ。いきなり、一成は亜里沙を押し倒し、一成は亜里沙の上に馬乗りになる。気づかれた、と亜里沙は思うが、もうすでに時は遅し。