12・ここまで読まれた方へ

文字数 1,287文字

さて、ここで一旦休憩を入れたいと思います。
ここまで読まれて来た方の中で、あまりに今までの常識とはかけ離れた内容に
恐怖を感じたり、全てを拒絶してしまいたい気持ちになった方もいるのではないでしょうか。

自分としましては、普通の人間である主人公がイエスキリストとして転生してしまい、
主人公がイエスキリストを演じることで何とか歴史を守ろうとする
歴史とキリスト教がテーマの前作のラノベを1年半ほどかけて書いていた最中に、

・登場人物の中で最も不信仰な者ですら認めざるを得ない、
 神の力がほぼ唯一はっきりと現れる場面を書いてネットにアップした翌日

・歴史あるキリスト教の教会ノートルダム大聖堂が炎上

・さらに何となく失礼な気がして、キリスト教の聖なる日や期間に小説をアップするのは
 避けていた筈なのに、知らずのうちに受難週に受難の場面を書いてアップしてしまっていた

・結果キリスト教的によろしくないはずの、イエスキリストを普通の人として書いていた
 自分のラノベに対する神の怒りが炸裂したと直感

・ノートルダム大聖堂の火災自体、見た目の規模の割には様々なものが無事に残った
 色々と不思議に満ちたものだった

という事が、受難週の始めにノートルダム大聖堂が火災を起こすという
稀な出来事に被さって自分のラノベに偶然現れるとはとても思えなくて、
今回の事件が神の意思、力の表れである事を確信せざるを得ない状況です。

しかも、その神の力がはっきりと現れるという場面を書くまでに
1年半ほどかかってましたので、
自分の創作ペース次第でいくらでも時期がずれ込む可能性があったにも関わらず以上のような事が起こり。
ピンポイントに過ぎるというか、まるでそういった操作でも働いていたかのような…。


しかし、それであっても。
全ては、起こりうる確率はとても低いけれど、それでも起こる時は起こる、
歴史上稀に見られる超偶然に自分は遭遇しただけ、といった可能性も存在しています。

そして自分は、書いていたラノベがたまたまその偶然にスッポリとはまり込んでしまい、
そこに神秘の力を見出した気になって頭がおかしくなってしまった、という可能性も考えられます。
前に説明しました、がらんどうの神の概念のように…。

それに精神疾患の一つに、関係のないものを関連づけて考える、
関係妄想といった症状があるそうです。
あまりに精神的にショックな出来事を経験し、もしかしたら
自分はそれを発症してしまったのかも知れません。


ですので、ここまで読んで胸苦しさ、不安や緊張感に悩まされている方がもし居たら、
全ては偶然の作用のなせるわざだった、と考えたら気が楽になると思います。

書いてある事の、全部が全部を信じる事はありません。
自分も、もし誰か他人が本書に書いてあるような事を言っていたら、
やはりおいそれと信じる事はできないでしょう。半信半疑でいいんです。


神は、本当に居るのか?
それを考え、検討し、信じるか信じないかを決めるのは、
結局のところ、あなた自身になるのです…。
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