黒死蝶リツカ
文字数 700文字
「はぁ……なんて魅力的な能力者なのでしょう。
その首、当博物館に寄贈しては貰えませんか?」
極寒の地に住む魔人館長
黒死蝶 リツカ(こくしちょう りつか)
性別:女性
孤高なる幻想魔人博物館の女館長。
自らの勝負で討ち取った魔人の首を飾るという趣味の悪さから
誰も近寄るものがおらず、もっぱら独りぼっちである。
雪原地帯のド真ん中という立地の悪さも
博物館の閑散具合に滑車をかけている。
まだ見ぬ強い魔人を求めて今日も彼女は旅を続けている。
博物館にはいつか戻る。
能力名:『アビリティ・キャンセラー』
視認した相手が魔人の場合、その能力を封じてしまう能力。
シンプルに強い。シンプルだからこそ強い。
魔人特有の高い身体能力を元に戻すことは出来ないが、
たとえば飛翔できる能力なら飛べなくすることは可能。
彼女が意識を失ったとき(睡眠に入った場合でも)封印は解除される。
また、能力を封じた相手から既に受けている影響は
彼女が能力を封じた瞬間に無効化される。
戦う動機:展示物を充実させるため。
イラスト:ゆうひな様
作者:GM妖精のクゥちゃん(如月真琴)
作中でクゥちゃんが繰り出した魔人キャラ。実質未使用その2。
相手がファンタジー作家なので合わせてファンタジーで勝負する、どこかの誰かのような戦法から生まれたキャラクター。ダンゲロスSS王者は伊達じゃない。
思えばこの時点で今のキャラ作りに通じるノリが完成していた気がする。
時期的には9月下旬に作っていたので割と初期のキャラ。
魔人の能力を封じる身も蓋もない特異能力を持つ。
ある意味作家泣かせだが、分かりやすいので書きやすいかも?
いずれ本戦で使う日が来るかもしれない(という牽制)。