3、見る人

文字数 7,961文字

見る人

「今日も碌なものがないなあ。」

と、アンケート用紙をパラパラとめくりながら、広上鱗太郎は言った。今年も、自身が音楽監督を務めている、アマチュアオーケストラの定期演奏会が、無事に終了した。毎年、お客さんにアンケートを取って、お客さんの意見を聞こうと試みているのだが、まず、アンケートに答えようとしてくれるお客さんが段々減っている。そして、アンケートの内容も、だんだん痩せているような気がしてしまう。

「何々、べートーベンの交響曲をもっと増やしてください。って、そんなことできるわけないじゃないかよ。」

確かにベートーベンの交響曲は、大変な人気があり、いろんなオーケストラが取り上げている。

アンケートには、今日の公演の感想と、次の演奏会で取り上げてほしい曲を、書いてもらう様にお願いしてあるのだが、その次にやってほしい曲が、年々、地味な曲になっているような気がする。

オーケストラのメンバーさんたちは、来年はマーラーの交響曲、「復活」のようなものをやりたいと、盛んに言っているが、お客さんたちは、そういう曲ではなく、ベートーベンの交響曲のようなものを狙ってくるのだ。

「あーあ、俺たちは、いったい、何をやったらいいんだろう。」

鱗太郎は、頭をかじった。

「先生、早くしてくれませんか。早くしないと練習時間が終わってしまいます。」

鱗太郎は、そうだっけねと我に返った。そういえば今は、市民文化会館の練習室にいるんだった。隣には、バイオリニストが、不思議そうに自分の顔を見ていた。多分、こんな風に悩んでいる広上先生、なかなか見たことがないので、不思議に思っているのだろう。

「えーと、こないだの定期演奏会の、アンケートの集計結果何だが、、、。」

鱗太郎は、オーケストラのメンバーさんたちに言った。メンバーさんたちは、面倒くさそうな顔をしている。

「えー、アンケートによると、ベートーベンの交響曲をもっと増やしてくださいというモノだから。」

「ちょっと待ってください。俺たちは、そんなことは聞いておりませんよ、先生、そんなことより早く、復活をやってくれるのではなかったの?」

のんびりした顔の、コンサートマスターが、そんなことを言った。

「先生、もうベートーベンの交響曲は飽きました。それよりも、あたしたちは、もっと大曲をやってみたいの。だって、毎回毎回ベートーベンの交響曲では困るでしょう?先生、お客さんの反応ばっかり気にしてないでさ、あたし達のやりたいことを考えてください。」

と、ちょっと高飛車なフルート奏者も、またそういうことを言う。

「そ、そうだけどねえ。お客さんのアンケートによるとね、今回の交響曲はちょっと長すぎたとか、楽器編成が多すぎて、聞いていてつかれたとか、そういう意見が続出しているんだ。これはやっぱり、見に来てくれている、お客さんの、貴重な意見として参考にすべきじゃないかなあ?」

と、鱗太郎は、お客さんのアンケートをぺらぺらとめくりながら、メンバーさんに言うのだが、

「だけど、俺たちのことも考えて下さい。毎回毎回、ベートーベンとか、モーツアルト、そういう古臭くて、パターン化している音楽ばっかりやらされて、もうかったるくてしょうがないですよ。」

「先生、一言でいえば、もう勘弁してくれってことです。あたしたちは、そういう音楽ばっかりじゃなくて、もっと楽しい曲をやりたいのよ。其れなのに、まだ演奏技術がないとか、そういう難癖を付けて、出来なくさせているのは先生でしょう?其れって、あたしたちの事信用してないってことですか?っもう、そんなんだから、段々客足も遠のいていくんじゃありませんか?」

と、コンサートマスターと、フルート奏者は、相次いでそういうことを言うのである。

「ほかの人は、どうかなあ、、、。」

鱗太郎がまたそういうと、

「ほかの人って、みんな同じ気持ちですよ。毎年毎年、似たような感じの交響曲ばっかりやらされて、

もう、飽き飽きしてるんですよ。だって、先生、よく考えてください。去年の演奏会で取り上げたのは、」

と、今度はチェリストが言った。

「ベートーベンの第七番。そして今年はベートーベンの田園。先生は、田園と七番では全然雰囲気違いますって、言ってたけど、一つだけ同じことがあります。それは、俺たち金管の出番がないことですよ。先生、それをするならね、もっと金管の出る出番を増やして下さい。こんなつまんない曲ばっかりやらされて、俺たちは、いったい何のために、オーケストラにいるんですか?」

と、トロンボーンを持った男性が、チェリストの呼びかけに応じて、そういう。それを裏付けるように、女性のトランペット奏者が、ちょっと口調を強くしてこういうのだった。

「先生、先生は指揮者という事でうちのオーケストラに来てもらっているんですけど、あたし、調べてみましたら、指揮者はオーケストラに雇われるという形何ですってね。だったら、先生の雇用主は、私たちっていう事になるんですから、雇用主が意見を出すのは当然の事でしょう?それなら、先生は、雇用主の意見に逆らって、勝手に仕事をしているってことになりますよ。演奏技術が有ろうとなかろうと、雇用主がこうしてほしいって言ったら、それにこたえるのが労働者ということになりませんか?それが雇用の基本形態ってことになりますよ。それとも、音楽関係では、雇用主と使用者の立場が逆っていう、法律でもあるのかしら?」

これをいわれると、鱗太郎も困ってしまうのだった。まあ確かに、そういう関係になっているのだけれど、指揮者というのは一応音楽を作る職業であり、オーケストラを引っ張っていくリーダー的な存在である。

「先生、確かに加藤さんの言う通りですよ。先生は確かに音楽を作ってくれる存在だけど、僕たちの意見も考えてください。もう、毎年毎年、ベートーベンの交響曲ばかりで、一体何度同じ曲をやれば気が済むんですかね?」

と、トランペット奏者の意見に乗じて、いつも本番では一番最初に音を出してくれる、オーボエ奏者がそういった。彼は、このオーケストラでは一番年上だった。なので、この人の意見は、鱗太郎も重要視していたし、信頼をよせていたから、こんなことを言われて、鱗太郎は困ってしまう。

「あ、岡島さんいい事いう。やっぱり長老は違うわね。」

お調子者の、先ほどのトランペット奏者が言った。鱗太郎は、本当に困ってしまって、うーんと考えこんでしまう。

「先生、雇用主たちは、みんなこういう事を言ってます。どうですか、ぜひ、復活をやろうというほうへもっていってくれないかしら。そうすればあたしたち金管の、欲求不満も解消されるでしょうし、聞いてくれている人たちだって、喜んでくれますよ。第一、そのアンケートだって、聞いてくれる人たちは、無理して書いているかも知れませんよ。先生があんまりベートーベンの曲ばかりやるから。本当は、マーラーの曲を聴きたいとか、ドヴォルザークの曲を聴きたいとか、思っているんじゃありませんか!」

トランペット奏者が、選挙演説する人みたいに言うと、ほかの金管楽器の奏者が拍手をした。というと、鱗太郎は、かなり金管楽器奏者から、反感を持たれていたらしい。

「じゃあ、絃楽器の人たちは?」

と、鱗太郎が聞くと、

「いや、僕たちは、金管さんの気持ちを、受け入れてやりたいと思っています。僕たちばかりが活躍して、金管さんがいつまでも出番がないというのは、不公平だと思う。それでは、ちょっと僕たちも申し訳ない。」

と、ビオリストが言った。鱗太郎はこのオーケストラの良いところは、絃楽器がよく鳴ることだと思っていたので、それを生かそうと思っていたのだ。管楽器奏者たちもそれを認めていると思っていたが、こんな反感を持たれていたとは、、、。

「そうですよ。先生ったら、絃楽器がよくなるからって、絃楽器の人たちを居残り練習までさせて、あたしたち金管の事は、ほったらかしでいらっしゃいました。まるで、あたしたち金管が、必要ないみたいな顔して。」

また、トランペット奏者が言う。それだったら、金管さん、もっと和声を作るとか、リズムを統一するとか、そういうことをしてくれればいいのに!金管が下手である事は、他の音楽家から指摘されている。

「先生、オーケストラは個人プレーではありません。特定のパートばかりひいきにして、ほかのパートを放置しておく何て、監督として不行き届きです。これでは、金管さんがかわいそうですよ。ですから、ここは先生が譲歩して、マーラーの復活をやらせてあげましょうよ。」

オーボエの岡島さんがそういうと、そうだ、そうだ!とヤジが飛ぶ。だって、金管は音が鳴りすぎるという事で、抑えたほうがいいといわれているのに。其れよりも絃楽器のほうを生かした、しずかな音楽を作るべきではなかっただろうか。それを気を付けて、今まで音楽をやってきたつもりだったのになあ。それが、絃ばっかり依怙贔屓していると、解釈されてしまうとは。

「だけどねエ、マーラーの復活は、本当に難しいんですよ。皆さんも、いろいろやることはあるでしょうし、練習時間も限られているだろうから、そんな大曲は、果たしてやれるでしょうか?それにあの曲をやるんだったら、合唱団や歌い手を用意しなければなりません。それだって、誰が調達するんですかね。」

鱗太郎がそういうと、

「ああ、それなら、インターネットを使えばいいじゃないですか。ほら、なんとかというサイトで、バンドメンバー募集とか、そういう募集をかけることができますよ。そういう事は、ほかの楽団でもさんざんやってます。例えば、合唱団が伴奏ピアニストを募集するとか、そういうことはみんなインターネットでやってますよ。先生は、知らないんですか?」

と、コンサートマスターが言った。その言葉を聞いて、待ってましたとばかりに、

「あ、あたし其れ知ってる!そのサイトで、オーケストラのエキストラ募集何て、掲載されているの見たことがあったわ!」

「そうそう!オーケストラばっかりじゃないわよ。ボーカルアンサンブルグループとか、マンドリンクラブとか、色んなメンバー募集の生地が書いてあるわねえ。あたし達も、あれを使ってみたいなと思ったわよ!それがとうとう使えることになるとは、嬉しいわ!」

「そうよね。それが、新しいオーケストラ結成のきっかけになることもあるし。」

と、女性たちは次々に話し始める。なるほど、今は仲間集めも、インターネットで簡単にできてしまうものなのか。

「だけど、復活は、大曲すぎます。俺たちオーケストラの人数では足りません。何処かと合併してやらないと。金管ばかりじゃない、ほかにもいろんな楽器が必要だ。いいですか、俺たちは、オーケストラとしては、二管編成というモノになるんです。その二管編成では、復活はやれませんよ。それとあと、合唱団も、ソプラノ、アルト、テノール、バス!それと、ソプラノとアルトの歌手を呼ばなきゃならない。こんな大人数、どうやって調達するというんですか!」

鱗太郎がムキになってそういうと、

「ああ、それなら大丈夫ですよ。知り合いの者で、混声合唱団に入っている人がいますから、そいつに聞いてみれば、やってくれるかもしれないし。それに、そこの先生の奥さんか娘さんが、確かソプラノ歌手だったと聞いていますから、それでいいじゃありませんか。」

と、オーボエの岡島さんがそういうのだ。鱗太郎は思わずぽかんとしてしまった。

「まあ、先生にもお仲間がいると思いますが、僕たちもその通り音楽仲間がいますから。僕たちも、いろんな人たちのつながりがありますのでね、いいですなあ、音楽は。こうして仲間を連れてきてくれますからな。」

岡島さんがそういうと、他のメンバーさんたちも拍手をした。

「もし、先生が復活をやると、言ってくれれば、直ぐに岡島さんにお願いして、合唱団に連絡を取ってもらいましょう。岡島さん、その時は、コンサートマスターの俺も一緒に行きますからね。一応、このオーケストラのリーダーという事になっていますからね。」

そうか、オーケストラのリーダーは指揮者というより、コンサートマスターなんだ。

「おう、任してくれよ。もう、二十年近く付き合いのある親友だから、すぐに返事を返してくれると思うよ。そこの先生も、復活は好きだとおっしゃっていたから、喜んでくれる筈だよ。」

という岡島さん。鱗太郎は、なんだかそんな弾き飛ばされてしまった気分になった。

「先生、そういう事ですから、一度だけみんなの願いをかなえてやってください。マーラーの復活、次の定期演奏会でやらせて下さい!」

と、コンサートマスターは、頭を下げた。鱗太郎はうーんと頭を抱えて考え込む。

「お願いします!」

もう一度頭を下げるコンサートマスターに、

「ちょっと考えさせて下さい。」

と、鱗太郎はそういう事しかできなかったのだった。考えさせてなんて、ずいぶん優柔不断な指揮者ねえ、とあきれた顔をしてみている女性たちの前で、恥ずかしかった。

「それでは、今日の練習はここまでにしましょう。先生、来週の練習日までには、必ず決断してくださいね。お願いしますよ!」

コンサートマスターがそういうと、メンバーさんたちは、嬉しそうな顔をしている者もいるし、余り期待できそうにないわね、なんてバカにしている人も多くいる。鱗太郎は、答えを出そうか出すまいか、頭を抱えながら、とりあえずはホールを出る。何だかタクトを振る自分が馬鹿らしくなったな、と思いながら。



その翌日。鱗太郎のスマートフォンにこんなメッセージが入っていた。差出人は、影浦千代吉である。

「こんにちは。先日ご指導くださった、アンサンブルグループの皆さんが、お礼を言いたいそうです。みなさん、今日の午後、本田公会堂に集まるそうですから、顔を出してやってくれますか?一時に、行ってやって下さい。」

鱗太郎は声を出して読んだ。そういえばそうだった。影浦が、バンドを紹介してくれたんだっけ。オーケストラというより、人数が足りなさ過ぎて、アンサンブルグループという感じだったけど。そういえば、影浦に頼まれて指導に行ったんだっけな。

鱗太郎は、ありありと思い出した。

まず初めに、公会堂ではなくて、ちゃんとした音響のあるホールを探すようにと、教えることから始めて、それから、和声の作り方。隣同士の音を聞きあって、二人でハーモニクスを感じ取ること。そんな初歩的なことをおしえたんだっけな。まあ、俺のすることか、そういうことは、すぐに忘れちゃったけど。忘れっぽい俺だから、そういう初歩的な仕事は、すぐ忘れてしまう。そういうことは、忘れてしまわないと、ほかの仕事が追い付かない。

でも、そんなお礼を言われるほど、俺は仕事をしたのかなあ?と思う。だってハーモニクスを作るとか、そういうことは、もう朝飯前くらいの事だ。俺はちょっと声をかけてやっただけだよ。と、思いながら、でも、まあ礼をいわれるなら、言った方がいいなと思って、本田公会堂に行ってみることにする。



本田公会堂は、駅からはちょっと遠い。駅から田子の浦コミュニティバスに乗っていく必要がある。鱗太郎は、直ぐにコミュニティバス乗り場に行った。バスは、五分くらい待ってやってきた。バスと言っても、良く連想されるような大型バスではなく、ちょっと大きなワゴン車という感じだ。ほかのお客さんも、一人か二人しかおらず、ほとんど貸し切り状態で、すぐに動き出した。そこから本田公会堂前までは30分ほど。周りはビルも商店街もない、住宅地ばかりで、恐ろしく退屈なバスの旅だった。

「次は、本田公会堂前、本田公会堂前でございます。御降りの方は、押しボタンでお知らせ下さい。」

と、間延びしたアナウンスが聞こえてきて、鱗太郎は慌てて押しボタンを押した。バスは、しずかに止まった。鱗太郎は運転手に礼を言って、運賃箱に整理券と運賃を入れると、よっこらせとバスを降りた。

バス停から少し歩くと、本田公会堂と書かれた古ぼけた建物が見えてくる。本来、こんなところで、楽器の練習なんかするはずもないと思うのだが、彼らはこの建物を本拠地としているらしい。鱗太郎は、迷いもなく、公会堂の入り口のドアを、ぎいっと開けた。

「あ、広上先生、お待ちしておりました。どうぞ、こちらです。」

ドアを開けるとすぐに、一人の男性が、鱗太郎を出迎えた。この男性は、右手にフルートを持っているので、フルーティストとわかるのだが、ちょっと自信がなさそうというか、事情がありそうな顔をしていた。

彼に連れられて、公会堂の中へ入らせてもらうと、どうぞお待ちしておりました、と、いい声がして、例のバンドのメンバーが出迎えた。確か、そこのリーダーは、橋口さんという事だけは覚えている。

「広上先生、この間は、ありがとうございました。僕たち、あの時の指導で、本当に成長することができたと思っています。先生、あの、恥ずかしい話ですが、僕たち、第一回のコンサートを開くことができたんです。」

一人の若い男性が、鱗太郎にそう声をかけた。ほかのメンバーさんたちは、楽器を調弦したり、吹いて調子を合わせたりしていたが、その男性がその言葉を言うと、すぐに黙って鱗太郎のほうを向いた。ああそうか、このバンドの指揮者である橋口さんは、この人だったなあと、鱗太郎はやっと思い出すことができた。

「ああ、いや、俺、たいしたことは教えてないよ。ただ、和声とか、そういうことをおしえただけだからね。」

と、鱗太郎はそういうと、

「いいえ、これ、お客さんたちに書いてもらったアンケートです。読んでみて下さい。」

橋口さんは、大量の紙の束を持ってきた。鱗太郎はそれを受け取って読んでみる。内容は、このバンドを絶賛する内容がほとんどであり、障害がある人達なのに、ここまで音楽を作れるとは思わなかったとか、障害がある人達だからこそ、素晴らしい音楽が作れるのだと確信した、などなど書かれている。

「橋口さん、曲目は何をやったんですか?」

鱗太郎が聞くと、

「ええ、まだ僕たちは初心者ですから、そんなに難しい曲ではありません。ベートーベンの交響曲、第七番しかできなくて。」

と、橋口さんは、恥ずかしそうに答えた。

「ベートーベンの第七番、、、。一回聞いてみたかったな。」

鱗太郎は、アンケート用紙を見ながら、そうつぶやいた。きっと、ここに来てくれたお客さんたちは、きっと暖かい目でこのバンドを見てくれたのだろう。お客さんたちにも感謝しなければと思った。

「其れでですね、先生。お願いがあるんですが。」

橋口さんはいきなりそういうことを言った。

「あの、僕たち、一度音楽をちゃんとやろうと思っているんです。も、もちろん、こういう事情があるので、広上先生のような人は、なかなか指導は難しいと思いますから、せめて、次の演奏会の曲だけでも、選んでいただけないでしょうか、、、?」

そうかあ。

橋口さんの発言に、鱗太郎は、あることを思いつく。

「お願いできますか?」

もう一回橋口さんが言う。鱗太郎は、よし、と思いついて言った。

「うん、それなら、ちょっと俺のお願いを聞いてもらえないだろうか?」


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