はじめての方へ

文字数 6,096文字

いきなりすみません。
こんにちは、あなたの助手のメーコです。
相方のコタローです。よろしく〜。
メーコには、さっそくトークメーカーの紹介をしてもらうよ。
要するにコレ、この会話!
これがトークメーカーなのです。
はい終了。おわかり?
放り投げすぎだよ。そんなの、見たらわかることだよね。
だって本当にコレだけなんだけど……。
見たらわかるなら、それが一番いいじゃない?
いきなりぼくらの役割終了? 最近は押し売りまがいの、長々とした商品・サービス解説ページが主流だよ。

ん〜、押し売りじゃないしねぇ……。

これ以上の解説をするまでもなく、このトークを見ただけで、おおよそ理解はしてもらえたと思います。トークメーカーは、こうした会話で、物語をシンプルに作れる・読める仕組みなんです。

初めての方への解説としてはこれで十分な気もするので、ここから先はチェックいただかなくてもオッケーですよ。


このまま会員登録に進んでしまって大丈夫です。

親切心で言っているのかもしれないけど、もう少し膨らませて解説したほうがいいんじゃないの。それがメーコの役割でしょ。
投げ遣りなつもりは本当にないんだけど、コタローがそこまで言うのなら……。
もしお付き合いして下さる方がいらっしゃればですが、喜んで解説させていただきます。お時間のある方はお付き合いくださいね。
※こちら2017/09/01追記事項です。


トークメーカーの全体の概要に関することは、以下の公式お知らせが有用かと思います。

【ユーザーの方々に感謝】トークメーカーは、多様な創作表現が可能な投稿サイトになりました。 (2017.08.30)

改めまして、あなたの助手のメーコです。
トークメーカーの案内人&社員をさせていただいております。
改めて、飼われてあげてる猫のコタローです。普段は窓辺で寝てるだけだから、たまには役に立たせてもらうよ。
トークメーカーは、キャラクターの会話劇によって物語を創る手法です。
ふむふむ。新しい手法なの?
ネット上での会話システムなら、ずっと前からチャットやツイッターやラインのようなものがあるよね。もちろん、古くからの脚本や漫画の創作方法をそのまま参考にしているよ。それらを採り入れて、出来るだけシンプルに会話劇を作れるシステムを用意したってこと。
ノベルゲームにも近いかもしれないね。こんな風に画像も挟み込めるわけだし。
あらカワ
トークメーカーは偉大な先人の方々が創り上げた仕組みを美味しいとこ取りして、いつでもどこでもサクッと書けるもの・お手軽に読めるものを心がけてみました。開発コンセプトは――

(1) 誰でも簡単にキャラクターが作れること
(2) コンテンツクリエイトをもっと身近なものにすること

この2つだったんです。
そもそも、どうしてこんなシステムを創ろうと思ったの?
はい、システムの開発者は商業でも小説を出しておりまして、実はその執筆方法をシステム化してみたものでもあるんです。
執筆方法のシステム化なんて本当に出来るのかなぁ……?
創作論は人それぞれ、色んな方法があるような気がするけれど。
素人の私が創作方法を解説するのもおかしいですが、小説執筆において開発者の代弁をさせていただきますと――

(1) 脚本形式で会話を創る
(2) 完成した脚本に地の文を入れる
(3) 推敲して原稿完成

という流れをたどっていました。
……え? だって小説でしょ。なのに最初から脚本を作る……?
と、思うでしょう?
最初のころは一つの小説を書くために、普通に冒頭からコツコツ書いていたそうですよ。でもこれが大変で、色々と試行錯誤を重ねたというお話でした。そして効率を突き詰めていったら、結局、最初に脚本を用意するのが早いというところに落ち着いたということなんですね。
会話のやり取りだけで最後まで書いてしまうんだ……。
脚本はプロットの役目も果たしてくれることがあるので、いわばプロットをまとめながら原稿も書いているんです。なおかつ、キャラクター同士の会話の掛け合いこそがあらゆる物語の根幹になりますから、そこに特化して取り組むことでキャラクターを早く立てることもできるわけですね。
なるほど〜。会話こそが物語とキャラの基本中の基本かぁ。たしかに地の文で描写を色々書いている時間があったら、飛ばしちゃったほうが早いよね。
ちなみに「地の文」というのはこういうものだよ。下を見てください。
ぼくは知った風にそう言った。
だがメーコはすぐに応じず、唇を尖らせるようにして、雨が降りしきる窓辺へと視線を向ける。きっと映画の内容が不満だったんだなと、ぼくは直感的に察した。
ぼくは沈黙してメーコの言葉をただ待った。こういう場合、自分から話の溝を埋める努力をするのは得策じゃない。
やがてメーコは窓辺から視線を戻し、意味深に声をひそめる。
雨なんて降ってないし、映画も見てないし……。
とにかく、いちおう地の文も入れようと思えば入れられるんですよ。シーンの切り換えなどでは、活用してもらってもいいかもしれませんね。
無理やり普通の小説にすることも出来るってことだね。トークメーカーをあえて使い、会話文を主軸として目立たせた一般小説っていうのも、なくはないのかも。
そこでもう一度、この流れを確認してみてください。

(1) 脚本形式で会話劇を創る
(2) 完成した脚本に地の文を入れる
(3) 推敲して原稿完成

さらに考えを進めてみると、じゃあ(2)も取り払ったほうが、もっとシンプルかつ簡単なんじゃないかとなったわけです。書き手にとっても読み手にとっても、そのほうがいいんじゃないかなと。
そりゃ簡単になるだろうけど、本当に成り立つの?
この会話で大丈夫でしょう?
……あ、それもそうだよね……。
ちなみにです。
効率化の副産物ですが、物語一冊分を書くにあたっては、モチベーションの維持も非常に重要な要素になります。小説を書くのは大変で、私もいつか新人賞に応募してみたいなって考えて何度かチャレンジしたことがありますが、実は最後まで書ききったことがありません。どーしても、モチベーションが持続しないんですよ。
それはメーコが悪いよ。家にいるときのメーコは、ゲームしたりネットしたり本を読んだりしてばっかりじゃないか。書いてないのに、書ききれるわけがないって。
ええ、わかってますよ……。
でも、なるべく要素を絞り込むことで、最後まで一気に駆け抜けてしまえば、モチベーションを保たせることができます。これは意外と重要なことだったりするんですよ。
なるほどね〜。マラソンでも、身軽にしたほうが完走しやすいはずだ。小説や漫画の執筆みたいなマラソンでも、おんなじというわけだね。サボり症のメーコでも、ようやく最後まで書ききれるのかも……。
が、がんばります!
会話がしっかりしたものなら、物語・キャラクターが成立するというのはわかったよ。でも、そのセリフを喋らせるキャラアイコンは、なかなか素人では作れないんじゃないかな。
そんな方には、公式でも多数のアイコンを用意しています。イラストレーターさんのご協力によって、もう1000枚といったレベルになっています。今後も公式アイコンは増え続ける予定なので、そちらはご自由にお使いください。
クリエイター同士でタッグを組めば、より高度な作品に仕上がるかもしれないね。
アイコンを配布していたり、無料で自作できるサイトが沢山あったりします。そちらで自作したアイコンを活用されるのも、最初のうちは良いかもしれませんよ。
読者が付けば、あとから自作品のアイコンを変えたっていいわけだ。ステップアップしていく方法は色々ありそうだよね。
基本マニュアルの、商業との兼ね合い、自作の商業化を考えるならでも、将来の商業化とかをオススメしているよ。
でも、そこまでアイコンにこだわるだけがトークメーカーの使い方じゃないかもよ。もともとの開発コンセプトが、セリフだけで創作するシステムだったわけだし。
それもそうだ。
いっそアイコン無しでもいけるかな?
もちろん、アイコン無しのセリフだけというのでも全然オッケーですよ。あるいは影だけのアイコンでもいいかもしれませんし、工夫の仕様は様々あると思います。
アイコン無しの場合は、こんな風に吹き出しの色で区別してみてもいいかもね。
うんうん、色んな遊び方が可能です。開発側も思いつかないようなアイデアに、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ちなみに、こんなこともカンタンに出来たりするよ。セリフの右下に、日時が入っているのが分かるかな?
日時を入れて、日々のブログ的なものや、エッセイ風味なものにしてもらう使い方もアリですね。
ユーザーさんの数だけ、無数に使い方の工夫ができると思います。
セリフこそがキャラクターを形作るとすれば、もっとセリフに強く焦点を当ててみてもいいんじゃないかと思うんですね。そこでトークメーカーでは、作品自体のランキングと同列に、個別のセリフのランキングや、各キャラクターのランキングを並べてみることにしました。
セリフやキャラクターのランキング? どうやって決めるの?
各セリフの右下のほうに、マークがあると思います。お気に入りのセリフがあれば、それをクリックしてみてください。セリフに一票が入ります。

また、それぞれの作品詳細画面に登場人物一覧がありますので、好きなキャラクターのをクリックです。これでキャラクターに一票です。

ちょっと気になったら気軽にワンクリックでOK!
ついでなんだけど、の右側についてる付箋みたいなのは何?
栞(しおり)です!
ワンクリックいただくと、そのセリフに栞を設定することができます。マイページから簡単に、そのセリフの場所までジャンプできますよ。会員登録後に利用が可能になります。

栞の付け外しは簡単ですし、複数個の登録も可能、管理もお手軽です。作品を楽しむ際は、ぜひ有効利用してみてくださいね。
そしてそして、トークメーカーでは、コラボ作品なるちょっと特殊な創作の仕組みも採り入れてみました。
お一人が作品のお題を決めて執筆をスタートさせるんです。これを独力で書き進めるところまで書いてみて、行き詰まったら外部の方と一緒に作品を創っていってみるという方法ですね。
見ず知らずの他人と一緒に? かなりカオスになるんじゃないかなぁ……。
まぁそれも一興じゃない?
各人が投稿したセリフは、最初にお題を立てた人が編集できるようになっています。だから作品全体の調整は、最初の人がやってみてください。予想もしないような奇抜な作品になっていくかもしれませんよ。
奇抜になりすぎるような気もするよ。でも、それもネットならでは、ということなのかな。
自作の執筆に疲れたとき、ちょっとした気分転換に、みんなでわいわいがやがやと……そんなときには、コラボ作品のシステムもちょっと利用してみてくださいね。
重要なことを教えて。トークメーカーを使って投稿した文章やアイコンの著作権ってどうなるの? クリエイターなら、そこってかなり重要なポイントのはずだよね。
それを投稿者さんご自身が創作したものであれば、もちろん著作権は投稿者さんのものです。だからもちろん、他の媒体などでの利用も各投稿者さんのご判断で自由にできます。ご安心ください。
そんなこと言って、何か縛りがあったりしない? 著作権はこっちのものだとしても……メディアミックスするときとか、書籍にするときとか、特定の会社じゃないといけない縛りみたいな。
ありませんよ〜。トークメーカーを運営しているのは開発会社のため、とくにそのような縛りは設けていません。トークメーカーで物語・キャラクターを作ってみて、もし他の媒体でも活用用途があれば、積極的に動いてみるのをオススメします!
自由に他で使ってもいいのかぁ。もし上手くいけば、それなりに儲かったりするのかも……?
ぼくも寝てばかりはいられないよ。えへへ……。
捕らぬ飼い猫の皮算用……。というかコタローが何かを創作しているところなんて見たことないんですけどー。
寝てる間にだって、色々と難しいことを考えてるんだ。それも創作活動の一種だと思う。
あぁ……私も猫になりたい……。
ちなみに、コラボ作品の場合はどうなるの?
最初にコラボ作品を立てた人が、みなさんが投稿したセリフを改編できるので、外からセリフを投稿した場合には作品主が改編することを事前に了解お願いします。
でも、この場合も、トークメーカー側が権利を主張することはございませんので、ご心配なく。
そうは言うけどね、お金が絡むと人間ってわからないものだよ。大人っていうのは汚いところがあるからさ。
はいはい、スタンスは変わりませんから大丈夫ですよ。ていうか意外とコタローって、えげつないところあるよね。
メーコのサポートをしなくちゃならない立場だから、気苦労がたえないだけなんだよね。
まるで私が子どもみたいな言い方だよ、それ。
まだまだ子どもだと思うよ。いつも面倒を見てあげてるぼくの身にもなってよ。
……。……と、ともかくです、コンテンツ次第では書籍化の打診があるかもしれませんし、予想も付かなかったようなアプローチがあるかもしれません。もし連絡先を公開していない方への打診があれば、わたくしメーコが代わりに無償で仲介いたします。
あとはメディアミックスの際に、ちゃんとトークメーカー側に報告しなくちゃならないとか、トークメーカーを使って制作されたものだって謳わなくちゃならないとか……そういう縛りもない?
ありません!
もちろんご報告頂ければ嬉しいです。トークメーカー側でも、他の企業様の宣伝にしっかり協力させてもらうことができるはずなので、ご報告頂くことでデメリットはないと思いますよ〜。
トークメーカー側が無理やり首を突っ込んできて儲けに絡んでくるとか。
だから無いですって……。
はじめての方でもトークメーカーのことがわかるように、ざっくりと解説してみました。
トークメーカーは新しい物語創作システムではありますが、古くからある仕組みをいいとこ取りしたものでもあります。触ってみてくだされば、すぐに慣れてもらえると思いますよ。
もちろん創作する側じゃなくて、読むだけという方でも十分に使いやすいシステム作りを心がけたつもりです。
読み専でいいって人も多いだろうね。漫画を読むような感覚でトークメーカーに触れてみてよ。
ちょっとした空き時間にスマホでも軽く読めたり、電車のなかで物語を書き進めたり……各人各様、いろいろな使い方をお試しいただけると思います。今まで創作活動に縁がなかった方も、トークメーカーなら簡単ですよ。
ものは試しで、気軽に使ってみて。ちなみにペットのぼくは、案内人&社員のメーコと違って、アイコンを一般公開してるよ。よかったらユーザーが自由に喋らせてみてね。
ここまでお付き合いいただき、本当に感謝です。
ユーザの方の利便性が向上するよう機能も順次増やしていくつもりなので、どうぞ末永く見守ってくださいね。
以上、あなたの助手のメーコよりでした。
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登場人物紹介

案内人メーコ

トークメーカーの案内人であり、ユーザーサポートの担当者です。
よろしくお願いいたします!

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