文字数 374文字



感動的な出会いをしたのに
あっという間に疎遠になったり
すれ違い程度の出会いが
何年も続く腐れ縁になったり
人と人がどこかで交わるのは
思うより簡単じゃないらしい
気まぐれで流れ着いた街なのに
案外水があってたようで
居心地がいい事と
なんとなく似ている
そんな関係が
気兼ねなく過ごせて
空気のように当たり前だったり
遠くの空の下に
思いあったりする事に
意味を求めてしまうのは何故だろう
やりたい事は自分で選べるのに
出会いだけは選べないのかな
惹かれ合う人も
嫌いな人も
何かで離れてもどこか似通い
逃げ出した場所にも
形を変えて現れる
いくつもの出会いや別れの中に
手放したくないものもあったのに
今この手の中にないのは
不要だったからなのかな
これからあといくつの
出会いや別れを
繰り返すのかわからないけど
楽しむか高めあえるのなら
好きなタイプだろうと
嫌いなタイプだろうと
できれば笑顔で出迎えよう




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