第35話  白竹魔優視点 本当の私 2

エピソード文字数 5,397文字


 ※


 次は数学の授業。この教師は美優も言ってたけど、生徒の間じゃとても嫌われてる。

 ちゃんと授業受けてたらとりわけ悪い感じはしないんだけど、態度の悪い生徒や出来ない生徒には厳しい先生です。

 

 なによりも一番嫌われてる理由は……



えっ……っと。あの。分かりません

【船田先生 四十六歳 独身】

おい。高坂。真面目に授業聞いてんのか?

ここが分からないのなら、次の試験で赤点確実だぞ。

ひっひっひ。
笑うなよ。くそっ……
 答えられなかった場合、厳しい一言とか文句が多いのも嫌われる原因だと思う。
今のはアウトだろ。まだ教えてもらってねーし。
だね。俺も分からなかったし。ひでーな。

 近くに座ってる私には二人の声が聞こえてくる。


 この先生のパターンは隣のクラスでも見た事があったから、この先生が故意にやってるのを確信しました。

【船田先生 四十六歳 独身】


 次、白竹。

 私が当てられると、蓮くんや染谷くんが先生に対して睨みつけてました。

 明らかな不満顔を見せた二人。


 そして染谷くんが席から立ち上がると、勝手に先生の質問の答えを言い放ちました。

【船田先生 四十六歳 独身】

おい。染谷。先生は白竹に質問したんだが

そうなんすか? てっきり俺が呼ばれたのかと思いました。

【船田先生 四十六歳 独身】

じゃあ次の問題を白竹に……

 すると染谷くんはまた質問に答えてしまったのです。

 先日のテストでも二位だった彼。ほぼ即答でした。

【船田先生 四十六歳 独身】

お前……

こんな問題、誰が答えてもいいじゃないですか。

教えてもらってねー問題を答えさそうとする先生のがよっぽど極悪っしょ。


何か文句あるんすかね? 

【船田先生 四十六歳 独身】

……もういい。席に付け。

 めちゃ格好いい染谷くん。


 先生が教壇に向き直ると、クラスの生徒全員が彼を褒め称えます。

 

ふふふっ。バカ船田ね
気持ちいいカウンターだった。
ざまぁだぜ。そんなだから独身なんだよ
テスト二位は伊達じゃないね~。
さすが染谷くん。スカっとしたよ

本当はぶん殴る方が気持ちいいんだけどね。


 だけど、今日の船田先生はそれだけじゃ収まらず……

【船田先生 四十六歳 独身】

 次。美神。

 蓮くんの隣の席で爆睡してる聖奈ちゃんを指名した。

 その瞬間、染谷くんが舌打ちすると、蓮くんが立ち上がろうとしたその時――

 私がいち早く立ちあがると、詰らずに形式まで丁寧に答える。

 これにはクラスのみんなも驚いてた。

【船田先生 四十六歳 独身】

 白竹? お前……

何かおかしかったですか? 合ってると思うんですが。
マジかよ。さっきは白竹さんが分からないと思ってフォローしたが……
ふふっふはははっ!

 きっとこの中で理解しているのは蓮くんだけ。一人で爆笑してました。

残念だったな。そいつは学年テスト三位なんだよ。

【船田先生 四十六歳 独身】

こらっ。黒澤。何がおかしい。

いあ、先生の顔がおかしくて……

ありえねーって顔してたから。

 今度こそ先生は「ぐぬぬ」と漏らします。


 美優や聖奈ちゃんが言うには、そう言うと先生は負けを認めたのかその日の授業で当てる事はなくなるそうです。


 再び教壇に向き直る先生。

 その後ろの生徒達は私に対して惜しみない賛辞をジェスチャーで送ってくれます。

 私も可愛く親指を立てて答えるのでした。

助かりました。聖奈はゆっくり寝させてやりたいから。

 みんながいる場合は敬語の蓮くん。


 これが、私と二人の場合なら……サンキュー魔優。って感じに言いそう。


うん。そうですよね

だね。気持ち良さそうに寝てるし。

今度から美神さんが指名されても、俺が勝手に答えてやろう。

 そんな時、聖奈さんの声が聞こえます。
あい……
タイミングよく返事するなよ。ったく……

 とは言うものの、蓮くんはすぐに表情が柔らかくなると、聖奈ちゃんの寝顔をみながら小さく溜息を吐くのでした。

 

こっちのクラスはいいな……みんながいるから。


楽しいなぁ……


 ※


 授業が終わり、船田先生が教室から出て行くと、みんなが一斉に盛り上がります。

ざ・ま・あ~~~~!
本気で悔しがってたね。バカじゃないの。
染谷も凄かったけど、白竹さんの一撃で心がポキって折れたよな。
うんうん。え? って顔になってたもん。やるわね白竹さん。
あはっ。あへへ。

 美優っぽい返答をすると、再び教室が歓声に包まれます。

 この教室っていつも思うんですけど、ここのクラスだけすごい一体感なんですよね。


 そんな不思議現象を見てると、私の前に来たのは坂田さんでした。

 

そそ、みゅ~~~ちゃん。あのさ。

実は、私も今日から喫茶店でお世話になることになりました。

よろしくご教授お願いするでござる。

はぁい! よろしくです!

めちゃ嬉しいです!

 今日から坂田さんが来るのは知ってましたけど、ちゃんと挨拶してくれます。

 これでまた喫茶店に一人アルバイトが増えることになりました。

 

マジかよ。坂田もやんの? あの美人だらけの喫茶店で?

なに? そのムリっぽい視線わ。

西部。あんまり調子乗ってると目潰ししちゃうぞ。


そーなんですね。

なんだか知ってる人がどんどん喫茶店に集結していってるような……

喫茶店のバイトが増えるのはありがたいぜ。

あそこの仕事量は俺でも結構ハードだからな。

そっか坂田さんもバイトするんですね。

こりゃ俺も行かないとね。


黒澤くん。今度俺と一緒に行こうよ。白竹さん家のオムライスは絶品だから。

 一瞬だけギクっとした蓮くん。ほんとに一瞬だけなのは私しか分からなかったはず。

 きっと心の中で「絶対無理」だと否定したようにも見えた。

 

そ、そうだね。でも……ねーさんが何ていうか。

そっか。黒澤。お前も一緒に行こうぜ。

お前と一緒なら、ねーさんと喋れる口実が増える。

そこで「黒澤と親友」と名乗れば……いける。いけるぞ!

 何だかみんな色々考えてそうな感じがしたので、私は再び蓮くんの手を持ちました。
ちょ! なに? 何ですか?
ちょっとだけ付いて来てもらえますかぁ?

 美優っぽく言うと、有無を言わさず引っ張ります。

あれ? 白竹さん。すんごい積極的。
いいですねぇ。青春って感じで。素敵
ちょ。おま「
お~い西部。俺と殴りあい……っと遊ぼうぜ。


 蓮くんを引っ張ったまま廊下を走り、今度は階段を一階まで下りました。

 この休憩時間が終わっちゃうと……私は魔樹にならなければならない

なぁ。やたらご機嫌なのは分かるが……

まぁいいじゃない。


でも、どうするの? 染谷くん達が喫茶店に一緒に行こうとか言い出してたじゃない。

 すると蓮くんはすぐに真剣な顔になると、少し笑みを浮かべる。

まぁ。どうにでもなる。別にはぐらかして、行かなくてもいいし……

蓮が喫茶店に行った日は、たまたま楓蓮が休みだったとか。いくらでも逃げ道はあるさ。

そうね。それが妥当かも。それに私達もいるから、全然大丈夫。


だけどこれから、そ~いう場面も増えてくるでしょうね。そんな時はまた色々考えないと。

だな。備えあればってヤツだ。色々想定はしておこう。

だけど、俺とミユマユが組めば最強タッグすぎるし、全然安心なんだけど。

 そう言われると嬉しい。

 私達が蓮くんを信頼しているのと同じように、蓮くんも私達を信頼してくれていると思うと……

 

うん。私も蓮くんがいるととても心強いし、喫茶店では楓蓮さんだし……
あんまり褒めんなよ。恥ずかしいじゃないか。

 思わず笑っちゃった。ちょっとだけ恥ずかしそうな顔をするから。

 そんな顔をされると、イジワルしたくなるのは私の性分だったりする。

ねぇ。蓮くん。

蓮くんは、誰にするの? 聖奈ちゃん? それとも……美優?

 質問どおり。

 蓮くんは一体誰にするのか、ストレートに聞いてみる。

え? なんの話。ですか? 何を決めるの?

 とぼける蓮くん。もしかして本当に分かってない?

 そう思ったから、私はもう一つの選択肢を出した。

 もしかして……染谷くんかな?

 私は別にそれでもいいと思うよ。楓蓮さんはとっても美人だし…… 

それって……

ふふっ。蓮くんは大変ね。

女の子からも男の子からも好意を持たれちゃって……

染谷くんって……

それは本人から聞いたのか?

うん。大分前から知ってる。

本当は彼との内緒だけど、そう言ってたよ。

 ※ 彼の気持ちを聞く代わりに私は、楓蓮さんのチャイナ服着てる写メと交換したんだけどね。
そ。そっか……

 ん? あれ? どうしたの?

 急に下を向き始めた蓮くん。私にはその意味が分からなかった。

そ、そうだよな……やっぱり。
傍から見ればすぐに分かるよ。めちゃ楓蓮さんに惚れてるもん。
…………
ど、どうしたの?

いや、何でもない。

染谷くんの気持ちは……何となく分かってたし。

実はあまり認めたくなかったんだよ。

心の中でさ、それは無いって……ずっと思ってた。


だけど、お前に言われて……認めるしかないのだろう。

 私はすぐに悟った。

 これは蓮くんの心の奥底にあったデリケートな部分に……突き刺さったのだと。

ごめんなさい! 私はそんなつもりで……ごめん

いや、いいんだ。やっぱりそういう読みで間違いなかったんだ。

心のどっかに「楓蓮ではない」って思ってた自分に踏ん切りが付いた。

あぁ……マジかよ。


……どうすればいいんだ。

 こんな悩んだ蓮くんを見たのは初めてでした。

 ゆっくりとしゃがみこんだ彼に掛けてあげる言葉を必死に探す。

でも、蓮くんは男。だったら……断るしかない。よね?

そりゃそうなんだが……


俺にしてみれば染谷くんは……一番の友達なんだ。

出来れば彼に傷ついてほしくない。

カミングアウトしてもいい。そこまで思っていたのに……


なんで。なんで……

よりによって。楓蓮を選ぶんだよ……

 私は酷く後悔した。

 だって私はちょっとした軽い気持ちで言い放った言葉だったから。


 蓮くんがこれほど染谷くんに対して気を使っているなんて……

 

ごめんなさい

何で謝るんだよ。これは俺と染谷くんの問題だし。


ねぇ蓮くん。染谷くんのこと。私も協力するからベストな方法を考えよう。

……そう言ってくれると助かる。

ぶっちゃけさ、俺一人じゃどうにもならんし、解決方法なんて今でさえも思いつかないんだ。

ただ……染谷くんは最高の友達なんだ。

だから俺は……最終的に正体を明かしたい。そう思ってる。


だけど……今のままじゃ……

 蓮くん。そこまで染谷くんのことを……

任せて。私はずっと……蓮くんの味方だから。

美優もいるし、聖奈ちゃんもいる。だから大丈夫。

 本当の気持ち。あなたが困っているのなら私は全力で協力したい。



 だけど今の彼に笑顔を取り戻すことは出来なかった。

こればかりは私のせい。それなら……強引に笑ってもらうわね。

蓮くん。あなたの事が好きなのは聖奈ちゃんや美優だけじゃないわっ。

私も大好きだよ。

え? な?

ち、ちょと。どういうこと?

 蓮くんが変顔になったのを見計らって畳み掛けます。
みんな蓮くんが大好きってこと。

だけど私の場合はライクの好きってこと。

後の二人は……ラブなのかどうか分からないけどね。

おま、あ、焦ったじゃないか!

どういえばいいかマジで困ったぞ。頭の血が逆流しそうだったぜ。

だけど本当にそう思ってるよ。あなたも楓蓮さんも大好き。

魔優。マジでお前、変わりす……「
好き好き好き好き。だ~い好き!
あうあ……ま、まゆ……
どお? ドキっとした?
顔近すぎだから!

だから、あんまり落ち込まないで。

周りには蓮くんの為なら助けてくれる人はいっぱいいるんだから。

 そこまで言うと、蓮くんは私がふざけた意味が分かったらしく、ふふふっと笑ってくれた。

 そう。これが私なりの励まし方なの。

分かった……だけど……

魔優という人間が分からなくなってきた。

じゃあもっと私を理解して欲しいな。

だって、本当の私を……こんな風に振舞う私を知ってるのは、蓮くんだけだから。


こんな風に接するのも……蓮くんだけ。私達二人だけの秘密にしてよ


……分かったよ。

だってお前。すげー楽しそうだから。それで構わない。

そういう所も、魔優なんだなって……理解する。

うん。お願い。

他の人がいたら、いつもの私になっちゃうけどね。


 そこでチャイムが鳴ると蓮くんとのお話は終了です。

 最後は笑顔を見せてくれたので、私の作戦は成功といってもいいと思う。



 だけど……

 何よりも驚いたのが、蓮くんがそれほど染谷くんを大切に思ってたことです。


 


 私から言わせてみれば、染谷くんが楓蓮さんを好きになるのは何も間違っていない。

 男の子と女の子なのだから、何ら不自然ではない。


 蓮くんが男だと言うのなら、染谷くんの気持ちには答えられない。それは仕方が無いことだと思う。

 それで染谷くんが傷つこうが、傷つくまいが……こればかりは彼次第です。


男と女。しょうがないじゃない。

こればかりは……蓮くんも乗り越えて行くしかないでしょう。


悩む必要はない。そうじゃないと……入れ替わり体質なんてやってられない。


 この時の私はそう思ってた。

 蓮くんの悩みを客観的に見ることができた。


 だけど……

 私も蓮くんの気持ちが嫌というほど分かるのに、そう時間は掛かりませんでした。

 ――――――――

 

 ※ 彼の気持ちを聞く代わりに私は、楓蓮さんのチャイナ服着てる写メと交換したんだけどね。


 第一部 3章 38話 滅、破廉恥! より。

 あの頃から魔優は知っていました。

 


 次回 本当の私 3


 悩むのは蓮だけではなく……魔優も同じ。

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登場人物紹介


 ★登場人物でも若干のネタバレを含みます。第一部からお読みいただきますようよろしくです。

 ★逆に第二部の登場人物を先に読んでから、第一部をお読み頂きますと、別の意味で楽しめます。

 

 ★読者視点は神視点。登場人物の心の声も聞こえます。(フキダシの色がこの色)

 ★ 黒澤 蓮 くろさわ れん


 本編の主人公。高校一年

 男女入れ替わり体質。
 
 弟の凛と共に、新天地で新たに生まれ変わろうと、楽しい学校生活を送ろうとする。友人作りに重きを置き、人との付き合いにはとても慎重である。


 自分自身の事よりも、仲間の為ならば凄まじく有能になる。

 ★ 白峰楓蓮 しらみね かれん


 蓮の女性の姿。類稀なる美少女だが本人にはあまり自覚がない。


 外部には黒澤家の親戚(蓮の姉)となっている。

 楓蓮では世間との関わりあいを最小限にしてきたが、徐々に一人の女性として目覚め始める。

 

 自分を理解してくれる人間が増えるたびに楓蓮は飛躍的に成長してゆく。  

 ★ 黒澤 凛 くろさわりん


 小学校六年生

 男女入れ替わり体質。

 

 兄である蓮を慕い、とっても素直で女の子のような性格。
 ことある毎に兄に甘えてしまい、いつまで経っても、子供のままなので、蓮は凛の将来をとても心配している。

 

 二部中盤で凛オンリーの章があります

★ 白峰 華凛 しらみねかりん


 凛の女性の姿。

 外部との接触が無いので、彼女の存在を知るのは黒澤家の秘密を知るものだけ。

 楓蓮と違い、おしゃまさん。

★ 黒澤 玲斗 くろさわ れいと

★ 白峰 麗華 しらみね れいか


蓮や凛のお父さん。ただいま遠方で仕事中。

麻莉奈や平八。ティナとは大親友。


後半から再び登場します

★ 美神聖奈 みかみせいな


 高校で蓮と同じクラスとなる。実は小学四年生までの幼馴染。

 容姿端麗。成績優秀。運動神経抜群。リーダーシップ抜群。お金持ち。


 高校当初から蓮と関わりを持ち、お互いに影響されてゆく。無二の親友?

 記憶喪失だったが、徐々に昔の事を思い出してゆく。


 二人目の主人公。

★ 平八 へいはち 


 聖奈専属の運転手。

 黒澤家の秘密を知っており、蓮の親である麗斗(れいと)とは旧知の仲

 おっぱい職人。ツイッタのフォロワーは10万以上の有名人。

 作中でも最強だと言われるが……

★ 白竹 美優 しらたけ みゆう

 

 男女入れ替わり体質

 蓮と同じクラスとなる。ピンクの髪が目立つ美人。とても内気で、語尾が変になる。

 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は魔優と入れ替わっている

 歌が上手く、全国でも有名な絵師でもある。(エロ同人が本業)

 

 三人目の主人公。 

★白竹 美樹 しらたけ みき


 白竹美優の男性の姿。

 外部では白竹魔樹と名乗っているので、彼を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で厨房担当したり、サイクルの都合上、学校でも魔樹として振舞う。

 男の子の身体で遊ぶのが大好き

★白竹 魔優 しらたけ まゆう


 男女入れ替わり体質。

 外部では白竹美優と名乗っているので、彼女を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で接客担当。サイクルの都合上、学校でも美優として振舞う。

 心の中は女の子なので、こちらが真の姿となる。

 四人目の主人公

★白竹 魔樹 しらたけ まき


 魔優の男の姿。外部に知られているのは魔樹である。

 蓮の隣のクラスで、常にクール。成績も良く、空手や合気道を習得。

 学校内では魔樹王子と呼ばれるほどモテる。


 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は美優と入れ替わっている

 乙女ゲー大好きのツンデレ。

★白竹 麻莉奈 しらたけ まりな


美優。魔優の母。入れ替わり体質。


とてもピアノが上手く、蓮はプロの犯行だと断定。

双子の母だけあり、とても美人だが色々とヤバい人。

男の姿は、でかい上にマッチョらしい。


★ じいじ


 白竹家のおじいさん。喫茶店のオーナー。

 小太りでツルっぱげ。チョビ髭が可愛い。

 厨房担当で楽しい事があると、その場でクルクル回りだす。

★ 染谷龍一 そめやりゅういち


 男女入れ替わり体質。

 蓮と同じクラスとなり、前の席という事で付き合い始める。

 わりと積極的で、クラスでも人気がある。

 楓蓮に一目惚れし、ずっと彼女を追い求める。

 オムライサーでありポニテマニア。

 

 五人目の主人公

★山田 龍子 やまだ りゅうこ


 龍一の女性の姿。

 楓蓮を追って同じ喫茶店で働く事になる。全国でも有名な山田組の人間。

 ケンカが強く、蓮も認めるほど。

 楓蓮に近づく男を排除しようとする俺っ子。

★山田 虎子 やまだ とらこ


男女入れ替わり体質。龍一の弟(妹)

全国統一を夢見る女の子。既にチームを結成しており、チームヴァルハラと名づける。

口調はキツいが、兄弟には頭が上がらない。

デコトラならぬデコチャリで街中を暴走する。

★染谷 翔一 そめや しょういち 


男女入れ替わり体質。龍一の兄(姉)

龍一が恐れる唯一の兄貴。百人でかかっても勝てないらしい。

ただいま、新婚生活真っ最中。

★染谷 桜 (そめや さくら)


 翔一の奥さん。普通の人間。

 とても清楚で大人しそうな美人だが染谷三兄弟は彼女に対し頭が上がらない。

 翔一を女らしくする為、日々調教中。

★百済 紫苑 くだら しおん


 高校二年。軽音部。実家はソッチ系統の百済組。

 楓蓮達と一緒に喫茶店でバイトを始める。関西弁ちっくな喋り方だが、とても優しく後輩想い。

 蓮の同じクラスである、米山まゆこと、坂田沙織は小学校からの付き合い。

 マイブームはマジョリーナちゃん(ミニチュアダックス)を可愛がる事。

★坂田 沙織  さかた さおり


 高校一年。蓮と同じクラス。

 いつもニコニコ。おっとりとした口調でマイペース。

 紫苑と同じ軽音部。ベース担当。

 親が犬のブリーダーで楓蓮に二匹のダックスを譲る。

★ 西部

 蓮と同じクラス。

 事あるごとに蓮に絡んでくるが、その目的は聖奈や美優と接点が持ちたいが為である。

 ツイッター名では「モントゴメリー」。おっぱい職人を神と崇める。

★真鍋

 蓮と同じクラス。西部の友達。

 頭は良く、テストでも上位だが、彼もおっぱい職人を神と崇める。

 ツイッター名は「穴バースト」

★米山 まゆこ (だんじりバージョン)


 蓮と同じクラス。坂田とは昔からの親友で、紫苑は先輩に当たる。

 魔樹王子にベタ惚れてしまい、蓮に紹介してもらえるよう頼んだ。

 バスケ部所属。一年なのに相当の実力を持っている。

★ 三輪 加奈子 みわ かなこ

 

 蓮と同じクラス。坂田沙織の友達で幼稚園からの付き合い。

 男の子同士がホニャララするのが好き。

★ 清原 愛美 きよはら まなみ


 魔樹と同じクラス。米山まゆこと中学時代からの付き合い。

 ちなみに魔樹王子と呼び出したのはこの子。

★ 梶谷


 蓮と同じクラス。西部の友達で小学生からの付き合い。

 バスケ部所属。一年でレギュラー筆頭。

★高坂


蓮と同じクラス。梶谷の友達。

ギャルゲーのアイドルプリンセスをこよなく愛する男の子。

★ 鼻


楓蓮が命名。

その昔、蓮にケンカ売ってきたり、美優をナンパしたり、ろくでなし男であったが楓蓮や龍子にボコられる。だが楓蓮に鼻を治してもらったと勘違いしている。

楓蓮に殴られてから、とんでもなく優秀な男へ変貌する(だがケンカは弱い)

★ヴァルハラメンバー 


 只今メンバーは八人。

 虎子率いるチームヴァルハラメンバー。俗に言う不良だが、楓蓮。龍子。虎子には従順。

 実は全員イケメンレベルだが、とにかく頭も弱く、ケンカも弱い。

 NO表示されており、変なヤツが混じってます。 

 竜王 冴子 りゅうおう さえこ


 高校一年。西部曰く、彼女と美神聖奈。白竹美優を三大美女認定している。

 いつも笑顔。とても愛想が良い彼女だが……

 王二朗曰く、超危険人物。鞄にスタンガンを隠し持ち、女の子を襲うらしい

★ 播磨 王二朗 (はりま おうじろう)


 高校一年。竜王冴子と共に登場。190センチの巨漢であり極道顔。

 とてもじゃないが高校生には見えない容姿に、シルエット姿となっている。

 警官とエンカウントすると、ほぼ職務質問されてしまう。

 ゴリラのモノマネが神がかっている。

★竜王 将哉 りゅうおう しょうや


 萌ゴリと共に現れた男性。とてもイケメンだが萌にナンパーマンであると暴露されてしまう。萌は恋人だと告げるが……楓蓮は最初から将哉を警戒する。 

★稲坂 萌 いなさか もえ


 楓蓮が早朝マラソンに出かけた際に知り合った女性。

 巨漢で筋肉質なので、楓蓮は男だと勘違いするほど。

 とても気さくでしゃべりやすい印象を受けた萌ゴリ。ちなみにラッキースケベ体質。

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