第8話 エッチな小悪魔と清純な天使
文字数 611文字
月曜日の夜、西原にメッセージを送った。
恋人は月曜日が休みなので、毎週日曜日の夜は彼の部屋に泊まり、月曜日はそこから登校するのだと聞いた。
それを聞いてほしくて、西原にメッセージを送ったのだ。
両親が経営していた会社が倒産し、家も手放すことになったので、俺は通っていた大学付属の私立高校をやめ、両親と離れて、伯母の家で暮らすことになったのだ。
なんだか話がそれてしまった。俺は軌道修正する。
俺の質問に、門田は恥ずかしそうに俯きながら答えたっけ。