SURVIVAL7
文字数 375文字
謎の生物が長い息を吐き終えた時、空虚な空間に声が響いた。
「ごめんね」
すると、発言者を追っていた雲の動きは止まり、代わりに球形の光がその体を包み込んだ。また、羽根を持つ生物は今までに見ぬ速さでそちらへ飛び、光の球に体を浸した。
宙を舞う生物は首を傾げ、光に包まれた者へ問い掛ける。
「何で、ゴメンネ? 誰に、ゴメンネ?」
問われた者は目を見開き、震えながら涙を流した。一方、答えを得られなかった生物は、同じ質問を口にする。
「だって、本当に助けて欲しかったのは○○だったから。だから……○○に謝りたい」
それを聞いた質問者は頷き、明るい声で回答者に伝える。
「おめでとう! 貴方こそが選ばれし者!」
謎の生物が言った瞬間、泣きながら回答した者は音もなく消え去った。その後、球形の光も消え、羽根を持つ生物はより高い場所へ飛んでいく。
「ごめんね」
すると、発言者を追っていた雲の動きは止まり、代わりに球形の光がその体を包み込んだ。また、羽根を持つ生物は今までに見ぬ速さでそちらへ飛び、光の球に体を浸した。
宙を舞う生物は首を傾げ、光に包まれた者へ問い掛ける。
「何で、ゴメンネ? 誰に、ゴメンネ?」
問われた者は目を見開き、震えながら涙を流した。一方、答えを得られなかった生物は、同じ質問を口にする。
「だって、本当に助けて欲しかったのは○○だったから。だから……○○に謝りたい」
それを聞いた質問者は頷き、明るい声で回答者に伝える。
「おめでとう! 貴方こそが選ばれし者!」
謎の生物が言った瞬間、泣きながら回答した者は音もなく消え去った。その後、球形の光も消え、羽根を持つ生物はより高い場所へ飛んでいく。