第74話  もう怖くない  2

文字数 3,423文字


 ※


 綾ちゃんとは別の方向から校舎に入る。

 二人でいる所をあまり赤木達に見られたくないから。


 僕のせいで綾ちゃんまで迷惑は掛けちゃダメだ。

 自分がイジメられるよりも、大事な人が傷ついてしまうのは……許せない!


 
 教室に入ると、例の三人組はこちらを向いてるけど、何も言ってこなかった。よく見ると顔面に絆創膏張ってたり、アザっぽい色になってたり、酷い顔だった。


 虎兄ぃにやられたダメージが残ってると思うと、僕は机に突っ伏しながら笑いそうになった。


【赤木】

んだよ。

 赤木の声に僕は顔を上げると、
なに?


 僕は即座に睨み返していた。虎にぃが言うには「ガン」をくれてやった。その後は赤木の方から、目を逸らし前を向くと、僕は勝ったと思った。


 いや、こんな事で勝ったと思っちゃダメだ。
 あいつらが僕に向かって来る内は、そんな思い上がっちゃいけない。


やってやる……

攻撃してきたら、やっつけてやる!


 僕は授業中でもずっと考えていた。

 いつケンカが始まっても大丈夫なように、常に戦闘モードだった。


 先生が目の前にいようと、売られたケンカは買ってやる。

 そう思うようになったのは、虎兄ぃの助言だった。

 最初、聖奈お姉ちゃんの言う通りにしようと思ったけど、それを虎にぃに話すと「それは違う」と言われた。

【そんなやり方で逃げ回ってたら、逆にエスカレートして怒らせるだけだろ】

 だけど虎にぃは聖奈お姉ちゃんの意見にも賛同する。
 それは僕自身が本当に戦えないのであれば有効なのだろうと言ってくれた。

 そこで「お前は戦うのか、逃げ回るのか」を問われ、僕は戦うと宣言した。

 すると虎にぃは「当然だ。お前は俺の弟なんだから」と言ってくれた。


 それが何よりも嬉しかった。

逃げるなんて嫌だ。
僕も蓮お兄ちゃんや、虎にぃみたいに強くなりたい!




 虎にぃの存在は、僕の心をとても強くしてくれた。

 今までなら外の人間の視線や、睨まれただけでビビってた弱い僕が一体何処に行ったのか。そう思うくらいに。


 ※

 


 体育の授業。この前のと一緒でドッヂボールだった。
 僕を執拗に狙う三人。ボールを自分達に集めて、思いっきり投げてくる。

 これが昨日だったら、きっと足が震えて満足に逃げられなかっただろう。


 僕ばかり狙う赤木。ついにボールが膝に当たってしまった。

 足元から崩れて倒れたけど、今の僕はすぐに立ち上がり、赤木に対して睨みつける。



 外野に回った僕の元にボールが来ると、今度は僕が赤木を狙う。

 中々当たらないどころかキャッチされるけど、外野に飛んだボールを渡してもらうと、今度は叫びながら思いっきり投げこんだ。


 すると赤木の顔に顔面ヒットしたんだ。
 僕はその瞬間、自然に笑ってしまう。

【赤木】

てめぇ……やりやがったな

なんだよ。やりかえしただけだろ。

 即座に言い返して、僕は内野に戻った。


 すると、名谷が外野にパスすると、赤木にボールが渡った。

 僕を狙う気満々だ。

【赤木】

やってやろうじゃねぇか!

 凄く速い球だった。
 僕は顔を防ぐと、腕でガードしたけど当たったので、また外野に行く事になった。


 またやり返してやる!
 その時また、ふふっと笑ってしまった。


 
 後はまたボールが来れば赤木に……
 そう思っていると僕は、はっと気づいたことがあった。


 何だろうこの気持ち。この……悔しいというか。いや違う。

 その前に……




もう……怖くない。


 どれだけ赤木に睨まれても、恐怖を感じないどころか……やり返してやるといった、気持ちの方が勝っている。

 怖いという感情よりも僕は……こいつに勝ちたいと思ってる。

 その時、ふと綾ちゃんが視界に入ると、心配そうな顔で僕を見ていた。

 するとどうだろう。僕の中で更に力が漲った。そんな感じに思えたんだ。


 大丈夫。心配しないで。

 僕はもう……赤木なんかに負けない!


 そう思った時、僕は今までよりももっと感情を露にしていた。

こいよ!

 そのまま名谷を睨むと、僕を見た名谷が驚いているのだ。
 更に魚住を見ても同じ反応だった。


 まさか僕を見て……ビビっているの? 僕を見て……?

 逆に睨み返すのは赤木だけだった。


 こいつとは絶対に……戦わなくちゃいけない。



 ※


 ちょっとした事だった。
 ただ給食の配膳をしてる最中に、赤木とぶつかってしまった。


 その時は何も起こらなかったけど、ご飯を食べて先生が教室から出て行くと、例の三人組が僕の机をドンと叩くと、赤木が大きく声を張り上げる。


【赤木】

いい加減にしろよ黒澤っ。生意気すぎんだよ!

 凄く怒っているのが分かる。


 だけど僕は恐れるどころか、やっとこの時間がやってきたのだと、そんな風に思っていた。

 戦闘イメージはばっちり。そして虎にぃの助言どおり……

ああぁ~~~!

【赤木】

うおっ! あぐっ!

 赤木に先制攻撃。
 僕の頭突きがお腹にヒットすると、後ろに大きく倒れた。

 そのスキに馬乗りになって、何回も赤木を叩いたが、すぐに名谷や魚住に引っ張られてしまう。

【魚住】

くそっ! みんなでやっちまえ!

 ここから作戦は……ない。
 一人で大勢に戦う方法は、もっと強くならなきゃダメだって虎にぃが言ってたから。
 
 僕は叫び、喚き、声を張り上げながら向かって来る人間に立ち向かう。こうすればビビる相手もいるらしいから、狂ったように声を張り上げ、立ち向かった。


 だけど相手は三人だけじゃなくて、もっと大勢に囲まれ、次第に一方的に殴られてしまう。

やめなさいよっ!
綾ちゃん!

 綾ちゃんが叫ぶ。そしてロッカーからホウキを取り出すと、突然男子に突っ込んだ。

 

やめなさいよっ! やめってっていってるでしょ!

【魚住】

おわっ! やめっ!

 綾ちゃんは魚住や赤木をバシバシ叩いた。

 だけど赤木にホウキを掴まれると、奪われてしまう。

 

 それでも綾ちゃんは赤木に突っかかっていったんだ。

 

【赤木】

うるせぇよ。こいつ転校生のくせに生意気すぎてキモいんだよ!


【名谷】

しゃしゃり出てくんなよ! 女ばっかとしか喋らねーキモ男を庇うなっつーの!

 大半の男子生徒が「そうだ」と同意する中、立ちあがった僕は、赤木に向かって顔面パンチをすると、そのままタックルした。

【赤木】

くっ……こいつ!

【堀口】

赤木も黒澤もやめなさいよ! 先生呼んでくる!

【魚住】

呼ぶなよ! 黒澤はここでシバきあげんだよ!


離して! 赤木は許さないっ!

【名谷】

てめーはどけよっ! マジで殴るぞ!

 名谷が綾ちゃんの背中から服を引っ張ると、その勢いで後ろの机に当たって倒れてしまった。

 その一部始終をみんなが見てて、教室内が静まり返った。



いっ……だ……。痛い。
 腰を打ち付けたのか、痛さで叫ぶ綾ちゃんを見てると……僕は大きく叫んでいた。
何するんだお前! 許さない! 絶対許さないぞ!

 綾ちゃんをやった名谷に襲い掛かると、机をなぎ倒して二人とも倒れた。

 そこから僕は執拗に名谷を殴りつけ、許さないと何度も叫んでいた。


 だけどすぐに赤木が殴りつけてくると、僕は名谷の横に倒れてしまう。

【赤木】

調子ん乗るなよ! みんなでやっちまえ! 

【堀口】

もうやめてよ男子! やめなさいっ!

 堀口さんが「やめろ」と声を上げると、クラスの女子達が同じように声を上げ出した。

 「やめろ」「やめろ」と繰り返される声に、赤木と僕以外の男子は動かなくなる。

許さない! お前は絶対に……やっつける!

【赤木】

黒澤ぁ! 二度と学校に来れない様にしてやる!

うわぁ~~!

 僕は言語にならない叫びをあげていた。さっきみたいに馬乗りになると、両手で何度も赤木の顔を殴った。


 赤木を助ける奴はいなかった。

 その時――僕の名前を叫ぶ先生の姿が見えた。

黒澤! やめろ!

 それでも僕は止めなかった。赤木も僕を殴るのを止めない。

 先生の見てる前で殴りあいが続くと、背中を引っ張られて、強引に引き剥がされる。

お前ら全員席に付け。

次の授業は中止。先生に事情を詳しく話せ

 他の生徒は先生に驚いてすぐに着席したけど、僕はずっと大熊先生を睨んでいた。

僕の何が悪いんだ……

僕はなにも悪くない。最初に僕をいじめてきたのは……あいつらだ!

 気が付けばそんな事を先生に叫んでいた。

 まるで……楓蓮お姉ちゃんみたいに。

――――――――――――――



分かったわ。すぐに行く。ん? うんうん。それは凛ちゃんが相手しなくてもいいの。

大人が出てきたのなら、それは私がやるって言ったでしょう? 


大丈夫。私が負けるはずが無いわ。待ってなさい

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介


 ★登場人物でも若干のネタバレを含みます。第一部からお読みいただきますようよろしくです。

 ★逆に第二部の登場人物を先に読んでから、第一部をお読み頂きますと、別の意味で楽しめます。

 

 ★読者視点は神視点。登場人物の心の声も聞こえます。(フキダシの色がこの色)

 ★ 黒澤 蓮 くろさわ れん


 本編の主人公。高校一年

 男女入れ替わり体質。
 
 弟の凛と共に、新天地で新たに生まれ変わろうと、楽しい学校生活を送ろうとする。友人作りに重きを置き、人との付き合いにはとても慎重である。


 自分自身の事よりも、仲間の為ならば凄まじく有能になる。

 ★ 白峰楓蓮 しらみね かれん


 蓮の女性の姿。類稀なる美少女だが本人にはあまり自覚がない。


 外部には黒澤家の親戚(蓮の姉)となっている。

 楓蓮では世間との関わりあいを最小限にしてきたが、徐々に一人の女性として目覚め始める。

 

 自分を理解してくれる人間が増えるたびに楓蓮は飛躍的に成長してゆく。  

 ★ 黒澤 凛 くろさわりん


 小学校六年生

 男女入れ替わり体質。

 

 兄である蓮を慕い、とっても素直で女の子のような性格。
 ことある毎に兄に甘えてしまい、いつまで経っても、子供のままなので、蓮は凛の将来をとても心配している。

 

 二部中盤で凛オンリーの章があります

★ 白峰 華凛 しらみねかりん


 凛の女性の姿。

 外部との接触が無いので、彼女の存在を知るのは黒澤家の秘密を知るものだけ。

 楓蓮と違い、おしゃまさん。

★ 黒澤 玲斗 くろさわ れいと

★ 白峰 麗華 しらみね れいか


蓮や凛のお父さん。ただいま遠方で仕事中。

麻莉奈や平八。ティナとは大親友。


後半から再び登場します

★ 美神聖奈 みかみせいな


 高校で蓮と同じクラスとなる。実は小学四年生までの幼馴染。

 容姿端麗。成績優秀。運動神経抜群。リーダーシップ抜群。お金持ち。


 高校当初から蓮と関わりを持ち、お互いに影響されてゆく。無二の親友?

 記憶喪失だったが、徐々に昔の事を思い出してゆく。


 二人目の主人公。

★ 平八 へいはち 


 聖奈専属の運転手。

 黒澤家の秘密を知っており、蓮の親である麗斗(れいと)とは旧知の仲

 おっぱい職人。ツイッタのフォロワーは10万以上の有名人。

 作中でも最強だと言われるが……

★ 白竹 美優 しらたけ みゆう

 

 男女入れ替わり体質

 蓮と同じクラスとなる。ピンクの髪が目立つ美人。とても内気で、語尾が変になる。

 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は魔優と入れ替わっている

 歌が上手く、全国でも有名な絵師でもある。(エロ同人が本業)

 

 三人目の主人公。 

★白竹 美樹 しらたけ みき


 白竹美優の男性の姿。

 外部では白竹魔樹と名乗っているので、彼を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で厨房担当したり、サイクルの都合上、学校でも魔樹として振舞う。

 男の子の身体で遊ぶのが大好き

★白竹 魔優 しらたけ まゆう


 男女入れ替わり体質。

 外部では白竹美優と名乗っているので、彼女を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で接客担当。サイクルの都合上、学校でも美優として振舞う。

 心の中は女の子なので、こちらが真の姿となる。

 四人目の主人公

★白竹 魔樹 しらたけ まき


 魔優の男の姿。外部に知られているのは魔樹である。

 蓮の隣のクラスで、常にクール。成績も良く、空手や合気道を習得。

 学校内では魔樹王子と呼ばれるほどモテる。


 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は美優と入れ替わっている

 乙女ゲー大好きのツンデレ。

★白竹 麻莉奈 しらたけ まりな


美優。魔優の母。入れ替わり体質。


とてもピアノが上手く、蓮はプロの犯行だと断定。

双子の母だけあり、とても美人だが色々とヤバい人。

男の姿は、でかい上にマッチョらしい。


★ じいじ


 白竹家のおじいさん。喫茶店のオーナー。

 小太りでツルっぱげ。チョビ髭が可愛い。

 厨房担当で楽しい事があると、その場でクルクル回りだす。

★ 染谷龍一 そめやりゅういち


 男女入れ替わり体質。

 蓮と同じクラスとなり、前の席という事で付き合い始める。

 わりと積極的で、クラスでも人気がある。

 楓蓮に一目惚れし、ずっと彼女を追い求める。

 オムライサーでありポニテマニア。

 

 五人目の主人公

★山田 龍子 やまだ りゅうこ


 龍一の女性の姿。

 楓蓮を追って同じ喫茶店で働く事になる。全国でも有名な山田組の人間。

 ケンカが強く、蓮も認めるほど。

 楓蓮に近づく男を排除しようとする俺っ子。

★山田 虎子 やまだ とらこ


男女入れ替わり体質。龍一の弟(妹)

全国統一を夢見る女の子。既にチームを結成しており、チームヴァルハラと名づける。

口調はキツいが、兄弟には頭が上がらない。

デコトラならぬデコチャリで街中を暴走する。

★染谷 翔一 そめや しょういち 


男女入れ替わり体質。龍一の兄(姉)

龍一が恐れる唯一の兄貴。百人でかかっても勝てないらしい。

ただいま、新婚生活真っ最中。

★染谷 桜 (そめや さくら)


 翔一の奥さん。普通の人間。

 とても清楚で大人しそうな美人だが染谷三兄弟は彼女に対し頭が上がらない。

 翔一を女らしくする為、日々調教中。

★百済 紫苑 くだら しおん


 高校二年。軽音部。実家はソッチ系統の百済組。

 楓蓮達と一緒に喫茶店でバイトを始める。関西弁ちっくな喋り方だが、とても優しく後輩想い。

 蓮の同じクラスである、米山まゆこと、坂田沙織は小学校からの付き合い。

 マイブームはマジョリーナちゃん(ミニチュアダックス)を可愛がる事。

★坂田 沙織  さかた さおり


 高校一年。蓮と同じクラス。

 いつもニコニコ。おっとりとした口調でマイペース。

 紫苑と同じ軽音部。ベース担当。

 親が犬のブリーダーで楓蓮に二匹のダックスを譲る。

★ 西部

 蓮と同じクラス。

 事あるごとに蓮に絡んでくるが、その目的は聖奈や美優と接点が持ちたいが為である。

 ツイッター名では「モントゴメリー」。おっぱい職人を神と崇める。

★真鍋

 蓮と同じクラス。西部の友達。

 頭は良く、テストでも上位だが、彼もおっぱい職人を神と崇める。

 ツイッター名は「穴バースト」

★米山 まゆこ (だんじりバージョン)


 蓮と同じクラス。坂田とは昔からの親友で、紫苑は先輩に当たる。

 魔樹王子にベタ惚れてしまい、蓮に紹介してもらえるよう頼んだ。

 バスケ部所属。一年なのに相当の実力を持っている。

★ 三輪 加奈子 みわ かなこ

 

 蓮と同じクラス。坂田沙織の友達で幼稚園からの付き合い。

 男の子同士がホニャララするのが好き。

★ 清原 愛美 きよはら まなみ


 魔樹と同じクラス。米山まゆこと中学時代からの付き合い。

 ちなみに魔樹王子と呼び出したのはこの子。

★ 梶谷


 蓮と同じクラス。西部の友達で小学生からの付き合い。

 バスケ部所属。一年でレギュラー筆頭。

★高坂


蓮と同じクラス。梶谷の友達。

ギャルゲーのアイドルプリンセスをこよなく愛する男の子。

★ 鼻


楓蓮が命名。

その昔、蓮にケンカ売ってきたり、美優をナンパしたり、ろくでなし男であったが楓蓮や龍子にボコられる。だが楓蓮に鼻を治してもらったと勘違いしている。

楓蓮に殴られてから、とんでもなく優秀な男へ変貌する(だがケンカは弱い)

★ヴァルハラメンバー 


 只今メンバーは八人。

 虎子率いるチームヴァルハラメンバー。俗に言う不良だが、楓蓮。龍子。虎子には従順。

 実は全員イケメンレベルだが、とにかく頭も弱く、ケンカも弱い。

 NO表示されており、変なヤツが混じってます。 

 竜王 冴子 りゅうおう さえこ


 高校一年。西部曰く、彼女と美神聖奈。白竹美優を三大美女認定している。

 いつも笑顔。とても愛想が良い彼女だが……

 王二朗曰く、超危険人物。鞄にスタンガンを隠し持ち、女の子を襲うらしい

★ 播磨 王二朗 (はりま おうじろう)


 高校一年。竜王冴子と共に登場。190センチの巨漢であり極道顔。

 とてもじゃないが高校生には見えない容姿に、シルエット姿となっている。

 警官とエンカウントすると、ほぼ職務質問されてしまう。

 ゴリラのモノマネが神がかっている。

★竜王 将哉 りゅうおう しょうや


 萌ゴリと共に現れた男性。とてもイケメンだが萌にナンパーマンであると暴露されてしまう。萌は恋人だと告げるが……楓蓮は最初から将哉を警戒する。 

★稲坂 萌 いなさか もえ


 楓蓮が早朝マラソンに出かけた際に知り合った女性。

 巨漢で筋肉質なので、楓蓮は男だと勘違いするほど。

 とても気さくでしゃべりやすい印象を受けた萌ゴリ。ちなみにラッキースケベ体質。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色