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文字数 459文字



気まぐれな君のその仕草を
僕は毎日イタズラして
君を怒らせてしまう
しばらく見つめても
名前を呼んでも近づくだけで
遠くまで消えてゆく
でも眠くなると君は 
さっきまでのことなんて
忘れたフリして
その愛らしい瞳で僕を見つめる
そんな顔を見せられたら
僕が君から離れられない事を
いつだって君は知っている
今日も一緒に眠ってくれるの
その前に君を抱きしめさせて
君の匂いも愛おしい
その声で甘えられると
離せられない
夜はどんどん深まって
眠ることすら忘れさせてくれる
イタズラっぽく爪を立てて
誘ってくる君は
いつでも天使と悪魔を
心の中で飼っているんだね
その背中を撫でた時の
愛おしい顔が堪らないんだ
強く噛まないで可愛い口で
ぼくの悲しい顔を見ると
そっとキスをしてくれる
もう僕は君なしじゃいられない
僕はしもべ君は僕を侍らせて
いつも高みの見物
大好きだよ
だからどこへも行かないで
明日は君の好きなおやつを買うよ
誕生日は忘れてないよ
マグロにしようかそれともチキンがお好き
短い毛並みだけど寒くなったから
もこもこで気持ちがいいね
私の大切なパートナー
誰にもネコとは呼ばせないから
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