第1話 夢が目標に
文字数 525文字
それはある日の学校でのこと…
「今日から新学期か~。楽しみだな!」
「そうだね!どんな感じになるんだろ!」
奈美と雷琉がそう言っていると、先生が教室に入ってきた。
「皆さんおはようございます。今日から担任になる、佐内です。」
それから、佐内先生の自己紹介が始まった。
「では、皆さんも自己紹介してください!」
佐内先生が言うと、皆が順番に自己紹介をした。
奈美には1人、気になる生徒がいた。
それは、転校生の実里だ。
実里は、みさとではなく、みりと読む。
なぜ気になったかと言うと、実里は、絶対音感を持っていたからだ。
絶対音感は、奈美の夢だった。
奈美は帰り道、学年で一番仲のよい雷琉にこう言った。
「私、絶対音感になってみせる!」
その時の奈美の中で、絶対音感は、夢から目標になっていた。
でも、雷琉は、奈美には信じられない事を言った。
「絶対音感ってね、生まれつき持っている物なんだ。だから、普通の人は、なれないと思うよ。」
奈美は悲しかったが、諦めずに、
「いや、絶対になってやる!」
雷琉はいつもの奈美より、今の奈美が真剣なのが分かったのか、
「じゃあ、なってみたら?」
そう言われて、奈美は嬉しかった。
ここから、奈美の絶対音感を目指す努力が始まったのだ。
「今日から新学期か~。楽しみだな!」
「そうだね!どんな感じになるんだろ!」
奈美と雷琉がそう言っていると、先生が教室に入ってきた。
「皆さんおはようございます。今日から担任になる、佐内です。」
それから、佐内先生の自己紹介が始まった。
「では、皆さんも自己紹介してください!」
佐内先生が言うと、皆が順番に自己紹介をした。
奈美には1人、気になる生徒がいた。
それは、転校生の実里だ。
実里は、みさとではなく、みりと読む。
なぜ気になったかと言うと、実里は、絶対音感を持っていたからだ。
絶対音感は、奈美の夢だった。
奈美は帰り道、学年で一番仲のよい雷琉にこう言った。
「私、絶対音感になってみせる!」
その時の奈美の中で、絶対音感は、夢から目標になっていた。
でも、雷琉は、奈美には信じられない事を言った。
「絶対音感ってね、生まれつき持っている物なんだ。だから、普通の人は、なれないと思うよ。」
奈美は悲しかったが、諦めずに、
「いや、絶対になってやる!」
雷琉はいつもの奈美より、今の奈美が真剣なのが分かったのか、
「じゃあ、なってみたら?」
そう言われて、奈美は嬉しかった。
ここから、奈美の絶対音感を目指す努力が始まったのだ。
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