(四)-5(了)
文字数 224文字
思ってもいなかったプレゼントを受け取り、三人を乗せたジーメン・ダンセカー号はアレクセイ・レオーノフ号の格納庫から離れた。
ツポレフたちは、「木星で会おう」とだけ言い残し、先に進発していった。
そしてジョージが「では、三人で、いざ出発!」と声を上げた。
シッコとジョバンニも「出発!」と同調した。
そしてジョージはAPを航行モードに切り替えるとスイッチを入れてオンにした。こうして三人はエミリア嬢主催の木星までの競争に、改めて出航していった。
(了)
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