第9話 大学で
文字数 2,033文字
あのメールの後、誰かからメールが来たら少し期待してしまう
だが、彼女からは一度も来ることはなかった。
今日は、大学で講義があるため大学に行く
僕が教室に入るとすでにいつものメンバーがいて、僕にこっちに来いと春来が遠くから手招きする
僕は、春来の席の隣に座りカバンを置き筆記用具を出した
「希子と話し合って、明日駅に10時集合にしたんだけど大丈夫か?
春来が後ろに座ってる、翔太と悠馬にバレないよう紙に書いて見せる
「大丈夫!澄川さん知ってるの?」
僕も紙に書いて澄川さんにも伝わっているのか確認した。
「希子が今日講義で会うから伝えておくって」
(それならよかった。メールしなくても済む...)
「了解!」
先生が教室に来て、授業を始める
退屈過ぎたのか、後ろにいた悠馬が半分に折られた紙を渡してきた
紙を広げてみたらやっぱり文字が書かれていた
「お前ら二人でなにこそこそしてんだよー」
(やはり、あいつら講義ちゃんと受けてなかったかー)
渡された紙を春来にも見せ、そのまま渡したら春来はペンを持って書き始めて「お前らには関係ねーよバーカ」と書いて後ろの奴らに渡した。
そんなことを繰り返しているうちに、授業が終わり悠馬はバイト、翔太は部活があるといい別れ僕と春来は、次の講義までの時間があるので大学にあるカフェテリアで時間を潰すことにした。
僕と春来は大学限定のカフェラテと大盛フライドポテトを頼み、いつもカフェテリアにいるおばさんからもらい近くの席に座った。
「そーえば、白川スーパーランドに希子と澄川さんは行ったことがあるのかな~」
春来がフライドポテトを片手に、聞いてきた。
「わからないなー。あそこに行ったのも俺たちが小学生の時にお互いの家族と行ったとき以来からだかなー」
「良大あの時、お化け屋敷でギャンギャン泣いてたもんなー」
笑いながら僕の恥ずかしい歴史を言ってきた。
そこから懐かしい話をしながら時間を潰してたら、聞き覚えのある声が聞こえた。
「あー、春来とりょーた君だー!」
希子がカフェテリアの入り口あたりで僕たちに笑顔で手を振っている。
(いつも元気なやつだなー。ん...後ろにいるの希子の友達かな~?)
希子がカフェテリアに入り何かを頼み、後ろにいた友達とこっちに来た。
(あれってー、澄川さんじゃん!なんでこっち来るの席4つしかないのに、やばいよどうしよー)
僕は、あの2人がこっちに来るのをみて席をずらそうと、春来の席に移ろうとしたが春来からストップがかかった。
「なんでこっちに来るんだよー、別に移らなくてもいいだろー」
「だってなんかさー、ねっ・・・ほら」
「来たぞ!」
結局、春来のせいで席を移ることができなかった。
「お疲れー!ここの席座ってもいい?」
希子が元々そのつもりで来たかのように僕ではなく春来に聞く。
「希子、二人に迷惑かけちゃうから私たちは違う席に座ろう。ねっ?」
(さすが澄川さん、見た目もそうだけど考え方も大人だな~)
「別に俺は構わないよ。良大、折角だし一緒に座らせてやろーぜ」
(なんで、春来は男前なところが裏目に出る時があるんだろう。断ることできないじゃん)
「いーよ別に荷物どかすね」
僕は、隣のイスに置いていたバッグをどかした。
希子は、「ありがとう」と言って春来の隣に座り、澄川さんは僕の隣に座った。
「ごめんねリョータ君」
(澄川さんが僕の隣に座ってるよ~!澄川さんの家のときより緊張するー)
「いや…だだっ大丈夫だよ」
僕と澄川さんがお互いに目をそらしながら話をしていて、もじもじしていると希子と春来に僕らはガン見された
「もしもしー、そこのお二人さーんなんでそんなに緊張してるんですかー?」
(希子に言われてしまった!情けないなー僕)
「なんか、やましいことでもあったんじゃね?」
春来が僕らに追い打ちをかける。
僕と澄川さんはその言葉を聞いた瞬間同じタイミングで否定した
「ちがうっ!」
シンクロし強く聞こえたのか二人は驚き、希子と春来はビクッと体をひかせた
「そっ、そーだよね…!もー春来君、変なこと言わないでよー」
あたかも自分に責任がないかのように、春来に責任を押し付けた
「おっおう悪かった!」
「そんなことより、明日楽しみだね」
(希子話題かえるのはやっ!)
「良大遅れてくんなよー」
「わかってるよー。お前こそ遅れるなよー!」
「あっ、そろそろ時間だね!桜ー教室行こっか~」
「うん…」
希子と澄川さんは席を立ち、教室に向かった。
すると、澄川さんが急に止まって僕の方を振り返った。
「リョータ君またね!」
(まっ眩しすぎる!)
僕は、彼女の美しさに返す言葉が見つからず彼女に見とれながら手を振っていた。
また、春来の方に振り返ると春来がニヤリとしていた
「なんだよー」
「お前ってわかりやすいやつだなー」
「うるせーよ!僕たちも行くよ」
「あいよ。」
最後に、春来と変な会話をして教室に向かい長い講義を受けた
講義が終わり、春来がバイトだと行って走って帰って行き僕は大学からゆっくり家に帰る。
びしょびしょに服を濡らしながら・・・
だが、彼女からは一度も来ることはなかった。
今日は、大学で講義があるため大学に行く
僕が教室に入るとすでにいつものメンバーがいて、僕にこっちに来いと春来が遠くから手招きする
僕は、春来の席の隣に座りカバンを置き筆記用具を出した
「希子と話し合って、明日駅に10時集合にしたんだけど大丈夫か?
春来が後ろに座ってる、翔太と悠馬にバレないよう紙に書いて見せる
「大丈夫!澄川さん知ってるの?」
僕も紙に書いて澄川さんにも伝わっているのか確認した。
「希子が今日講義で会うから伝えておくって」
(それならよかった。メールしなくても済む...)
「了解!」
先生が教室に来て、授業を始める
退屈過ぎたのか、後ろにいた悠馬が半分に折られた紙を渡してきた
紙を広げてみたらやっぱり文字が書かれていた
「お前ら二人でなにこそこそしてんだよー」
(やはり、あいつら講義ちゃんと受けてなかったかー)
渡された紙を春来にも見せ、そのまま渡したら春来はペンを持って書き始めて「お前らには関係ねーよバーカ」と書いて後ろの奴らに渡した。
そんなことを繰り返しているうちに、授業が終わり悠馬はバイト、翔太は部活があるといい別れ僕と春来は、次の講義までの時間があるので大学にあるカフェテリアで時間を潰すことにした。
僕と春来は大学限定のカフェラテと大盛フライドポテトを頼み、いつもカフェテリアにいるおばさんからもらい近くの席に座った。
「そーえば、白川スーパーランドに希子と澄川さんは行ったことがあるのかな~」
春来がフライドポテトを片手に、聞いてきた。
「わからないなー。あそこに行ったのも俺たちが小学生の時にお互いの家族と行ったとき以来からだかなー」
「良大あの時、お化け屋敷でギャンギャン泣いてたもんなー」
笑いながら僕の恥ずかしい歴史を言ってきた。
そこから懐かしい話をしながら時間を潰してたら、聞き覚えのある声が聞こえた。
「あー、春来とりょーた君だー!」
希子がカフェテリアの入り口あたりで僕たちに笑顔で手を振っている。
(いつも元気なやつだなー。ん...後ろにいるの希子の友達かな~?)
希子がカフェテリアに入り何かを頼み、後ろにいた友達とこっちに来た。
(あれってー、澄川さんじゃん!なんでこっち来るの席4つしかないのに、やばいよどうしよー)
僕は、あの2人がこっちに来るのをみて席をずらそうと、春来の席に移ろうとしたが春来からストップがかかった。
「なんでこっちに来るんだよー、別に移らなくてもいいだろー」
「だってなんかさー、ねっ・・・ほら」
「来たぞ!」
結局、春来のせいで席を移ることができなかった。
「お疲れー!ここの席座ってもいい?」
希子が元々そのつもりで来たかのように僕ではなく春来に聞く。
「希子、二人に迷惑かけちゃうから私たちは違う席に座ろう。ねっ?」
(さすが澄川さん、見た目もそうだけど考え方も大人だな~)
「別に俺は構わないよ。良大、折角だし一緒に座らせてやろーぜ」
(なんで、春来は男前なところが裏目に出る時があるんだろう。断ることできないじゃん)
「いーよ別に荷物どかすね」
僕は、隣のイスに置いていたバッグをどかした。
希子は、「ありがとう」と言って春来の隣に座り、澄川さんは僕の隣に座った。
「ごめんねリョータ君」
(澄川さんが僕の隣に座ってるよ~!澄川さんの家のときより緊張するー)
「いや…だだっ大丈夫だよ」
僕と澄川さんがお互いに目をそらしながら話をしていて、もじもじしていると希子と春来に僕らはガン見された
「もしもしー、そこのお二人さーんなんでそんなに緊張してるんですかー?」
(希子に言われてしまった!情けないなー僕)
「なんか、やましいことでもあったんじゃね?」
春来が僕らに追い打ちをかける。
僕と澄川さんはその言葉を聞いた瞬間同じタイミングで否定した
「ちがうっ!」
シンクロし強く聞こえたのか二人は驚き、希子と春来はビクッと体をひかせた
「そっ、そーだよね…!もー春来君、変なこと言わないでよー」
あたかも自分に責任がないかのように、春来に責任を押し付けた
「おっおう悪かった!」
「そんなことより、明日楽しみだね」
(希子話題かえるのはやっ!)
「良大遅れてくんなよー」
「わかってるよー。お前こそ遅れるなよー!」
「あっ、そろそろ時間だね!桜ー教室行こっか~」
「うん…」
希子と澄川さんは席を立ち、教室に向かった。
すると、澄川さんが急に止まって僕の方を振り返った。
「リョータ君またね!」
(まっ眩しすぎる!)
僕は、彼女の美しさに返す言葉が見つからず彼女に見とれながら手を振っていた。
また、春来の方に振り返ると春来がニヤリとしていた
「なんだよー」
「お前ってわかりやすいやつだなー」
「うるせーよ!僕たちも行くよ」
「あいよ。」
最後に、春来と変な会話をして教室に向かい長い講義を受けた
講義が終わり、春来がバイトだと行って走って帰って行き僕は大学からゆっくり家に帰る。
びしょびしょに服を濡らしながら・・・