第15話 『(タイトル未定)』 … 水の国の歌談(うたがたり) … 1

文字数 1,162文字

 (1996.10.12)


晴崖の章 二人が旅に出る。南を目指す。
     旅の理由と、村と谷と月巫女の説明。

暗雲の章 原人族ヤツィダモと遭遇。
     水の大陸「神話」の説明。
     (人族の種類)。方向転換。

緑霧の章 二人の関係の説明。
     娼婦に出会う。
     町の噂をひろう。
     トラブルに巻き込まれる。
     方向転換その2。

碧風の章 碧照(フェンテル)国門で恋歌を唄う。
     王太子のプロポーズ。星船遺跡を訪ねる。

月天の章 一行三人で、荒野を目指す少女を拾う。
     フクザツなウード。荒野で月女神と会合。

暁闇の章 黄沙の王を倒す(?)。水霊を谷へと還す。

付・「月天の章」拾遺 月下でアムがウードに謝ったこと。
           その夜の二人の消息。
           月女神殿について。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 《水霊》と《風霊》:
 《森の谷》を守る精霊族の束ね。半物質の存在。かつての大災厄で《地》と《火》を失っているため力は弱まっている。女性体のイメージ同士だが、関係としては恋人に近い。

 《月女神》(レリナルディ):
 本人(?)の弁によれば【神】ではなく【監視者】である。《月宮殿》と呼ばれる光球に居住している。大きすぎる頭と子供のような肢体の、だが文句なしの美形。寛容な性格だが、判断基準は常人には判らない。
 アマラーサの能力は高く評価して(気に入って)いる。
 男嫌いらしい。

 アグニスのト・ウード(ウード)=(アグニス谷の一族のウード七世):
 《森の谷》出身の奉献童子。義崖(ギガイ)の村の若手ではNo.2の戦士。(一番はアマラーサ)。
 根っから陽性で単純明快な思考法の持ち主だが、事実上の許婚者であったアマラーサに一方的に婚約破棄をされて以来、少々グレている。
 一応主人公。

 ハユンのアマラーサ = 《革細工(ハユン)谷》の《謎(アムル)の愛しい(アル)子(アサ)》:
 森の谷の捨て子。義崖の村のNo.1戦士だったが、出俗して月女神の巫戦士となる。人界のすべての法より自由。いささか口の悪い知恵者であり、知識欲・探求心が強い。身分を隠して旅する時の名は歌姫(眉びきの君)
 月巫女として様々の不思議の技を使える。
 弓の名手。

 (なまえなんだっけ?):
 碧照国の王太子。独自の星船神話を持つ。
 自称「おかざりの遊び人」だが、実権はきっちり把握している。あなどれない辣腕の行政官。月巫女に、それと知って求愛できる根性と知識の持ち主。陽気な皮肉屋で、芸技・学問等はほとんど万能である。
 王家の先祖と月女神族とは特別のつながりがあるらしい。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(※それぞれイメージイラストが描いてあるのですが、
  皆さんにお見せ出来ないのが…… 以下略。(笑) )


ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み