31日 ある作品に関しての葛藤

文字数 665文字

『もう、その手は掴めない』
 と言う作品は、『世界で一番愛しい君』と題材が同じなんだよね。
 元々、片割れの人格と一緒に活動していた時に、俺が同じ題材で別な物語を書いてみようという挑戦ではじめたもの。
『世界で一番愛しい君』で出てくる結愛と付き合い始める前につきあっていた子がいて、その子はこの物語ではチラッとしか出てこない。
 それをがっつり出して、引きづったままにしたらどうなるのか?
 そんなことを思いながら書き始めたモノ。

 そもそも器が同じではあるけれど、考え方が違うので全く別の話しになるのは分かっているんだよね。
 片割れは一直線。俺は三角関係ばかり書きたがるので。
 
 ただ、フラフフラするものは好まない。
 それは片割れも同じ。
 つきあったら、その人と向き合うものだと思うので。
 仮に好きではなかったとしても。

『もう、その手は掴めない』に出てくる奏斗は高校編で愛美と別れた後、同級生の罠にはまりその相手に恋心を抱いてしまう。そこから三人恋愛に発展するが、相手がもう一人の恋人と同棲を始めたことで距離をとるようになる。
 そんな時、愛美に再会するのだ。
 このままいくと、結菜と恋仲になるがややこしい関係になってしまう。
 奏斗には一応戻る場所があり、しかも社会人編では複雑な環境へと変化。
 一途だったはずの奏斗はかなり爛れだ状況に。
 元カノと身体の関係を持ちながら、三人恋愛を続けている状況。
 なんとかせねばとは思うのだが。

 過去編『報われなくても、春は来る』
 未来に関係『get out!』~いつから俺たちは壊れ始めていたのだろう?~
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