第12話 絶滅
文字数 252文字
「最後のイシガイが死んだ」
「それは、いつ」
「昨日のことだ。生命センサーの反応がとまって、警報がなった」
「これからどうするの」
「とりあえず、個体を洗浄して、冷凍保存する」
「これから、何が起こるの」
「この個体は環境から隔離されている。河川から貝が、いなくなった影響は、この貝が、生きているときから既に出ている。この個体が、現在の環境に直接影響しているわけではない。しかし、この個体が死亡したことで、遺伝子組換えを行わない限り、貝を増やして、環境を修復する道は閉ざされた」
「道が閉ざされたの」
「そういうことだ」
「それは、いつ」
「昨日のことだ。生命センサーの反応がとまって、警報がなった」
「これからどうするの」
「とりあえず、個体を洗浄して、冷凍保存する」
「これから、何が起こるの」
「この個体は環境から隔離されている。河川から貝が、いなくなった影響は、この貝が、生きているときから既に出ている。この個体が、現在の環境に直接影響しているわけではない。しかし、この個体が死亡したことで、遺伝子組換えを行わない限り、貝を増やして、環境を修復する道は閉ざされた」
「道が閉ざされたの」
「そういうことだ」