第8話 内部告発者――芝 虹太 2

文字数 7,685文字

「どうしよう。親と電話通じない」
 まだ目のふちを赤くしたリルハが、タブレットで連絡を取っている。時々、ティッシュの先を細くして、目頭を拭う。こんな時まで、アイメイクを気にするのか、とちょっとあきれて虹太はその様子を観察していた。
 結局二人はまた高校に引き返したのだった。校門から少し入ったアプローチの明りの下で呼吸を整えた。
「まずいな。ちょっとゆっくりしすぎたみたいだ」
 リルハが不安げに虹太を見る。
「たぶんだけど、一般市民の避難はすでに終わったことになってるんだろうな。あんだけのパニックだったから、しばらく混乱状態だと思ってたんだけど、みんなが一斉に橋渡ったから、案外すぐはけちゃったのかもな」
「さっきのあれは?」
「俺も知らなかったからビビってんだよ。たぶん、ここからプラチナベビーズを逃がさないようセンサーで監視してるんだ。警戒区域に立ち入ったら、さっきの音が鳴るようになってんだろうな。目視でだけど、まあ、半径5メートル以内ってとこか。まずは警告。そして引き返さなかったら、攻撃」
 リルハはぶるっと身を震わせた。
「俺の推定だけど、さっきの攻撃は自動発射だと思う。人間が操作してたら、リルハが一般市民だってわかったと思うんだ。タブレットが本土と繋がらないのも、おそらくこの島のどこかから妨害電波を出しているんだろう。これからここで起こることを、外に漏らさないように。監視者の連中は別の専用回線を使ってるはずだ。ま、しょうがない。今日は夜明かしして、ちょっと待とう。明日になったら、もうプラチナベビーズが制圧されて、何事もなかったようになってるかもしれないし」
「そうならなかったら?」
 リルハが懐疑的な目で下から見上げる。
「そん時は、監視施設まで送るよ。一般市民だから本土へ避難させて欲しいって」
「私、帰れるの?」
「うーん、そこはね。あいつらの判断しだいなんだけどね……」
 虹太がウォレットチェーンをひっぱると、ズボンのポケットから重そうな鍵束が現れた。
「俺は学校に居座るけど。あんたは自宅が一番いいよな。帰るだろ?」
 リルハがぶんぶん、と首を振る。柔らかそうな髪束がぱたぱた揺れた。
「やだよ。一人で帰れないよ。シバっちゃん、明日私が、どっかの道路で血まみれで倒れててもいいの?」
「やなこと言うなよ。あの仕掛けがあるのは橋の袂だけだろ」
「違ったらどうするの?」
「じゃあ、どうしたいんだよ」
 リルハが言いにくそうにちらり、と上目遣いに見る。さっきとは違う色合いの瞳。視線に載るあからさまな媚が、蝶の燐粉のように光をふりまいて幻惑する。
「……だって、ほらあ、ホラー映画とかでも単独行動は死亡フラグでしょ。プラチナベビーズとばったり出くわして、手足もがれて頭からバリバリ食べられちゃうかも」
 いろいろごちゃごちゃになってるだろ、とつっこみたいのをこらえて、虹太は念を押した。
「先に言っておくけど、俺と一緒にいても安全は保障できないよ。俺は特殊武装班の訓練は受けてない、ただの技術者だからね」

 保健室の鍵を開けると、消毒液の匂いが、つん、と鼻をついた。手探りで壁のスイッチを押し、蛍光灯がともるのを待つ。明るくなると、白っぽい部屋の中で虹太の学生鞄が、ビニールカバーをかけた診察用の長椅子に置いてあった。
「その鍵、どうしたの?」
「一般市民の避難が始まった時、職員室のキーケース壊して盗っといた」
「計画的」
「当たり前じゃん。いつかこうなるってわかってるんだからさ」
 白い布を張った間仕切りの向こうには、パイプベッドが二つあってカーテンで仕切られていた。
 虹太は、素早く掛け布団と毛布を丸めてかついだ。鍵の束をリルハに投げる。
「ほい」
 ふいをつかれたリルハが、なんとか受け取ったのを見届けて、鞄の持ち手に腕を通した。
「俺は布団さえあればいいから、あとは適当に教室使う。あんたは、施錠でもバリケードでも好きなようにして寝ればいい」
「ええっ」
 リルハは黙る。
「……やだ。だって。一人じゃ寝れないよ」
 虹太は一瞬、目を見張り、すぐに何かをごまかすように眼鏡の位置を直した。
「あんたね……さっきので動揺して、自分が何言ってるかわかってないだろ」
 うう、と唸って、リルハがゆるいツインテールの上で頭を抱える。
「何言ってるかなんて、ちゃんとわかってるよ。わかってるけど! でもやっぱ、死ぬかもしれないのに、ひとりぼっちなのは嫌だよ……」
 虹太は、眼鏡に手をあてて天を仰いだ。
「……お前、俺のことバカにしてるだろ」
「してないよ! 違うよ。私は、シバっちゃんの、人間性にかけるって言ってるんだよ」
 リルハが顔を赤くして反論する。
「それを、男としてバカにしてるって言うんだよ。警戒心も抱かれないとか、俺はどんなお人よしだと思われてんだよ」
「シバっちゃんはこんな時に、便乗するような安い男じゃないでしょ? シバっちゃん、素敵! マジ紳士!」
「ぜんっぜん、嬉しくない!」
 もう、なるようになれ、とばかりに床に鞄を叩きつけた。

 虹太は頭の下に両手を入れてベッドに寝転がっていた。保健室のパイプベッドだ。窓から校庭のハロゲン灯の明りが、うっすら差しこんでいる。つきあたりの壁には喫煙の害を訴えるカラーポスターが貼ってあった。夜の学校で黒ずんだ肺の解剖写真を見るのは、なかなか雰囲気があった。
 虹太は考えていた。何かがおかしい気がしていた。監視者には子供だけでなく、監督する大人がいたはずだ。管理官、訓練官、以下トゥエルブ・ファクトリーズの正社員たち。彼らの姿がまったく見えないのはどうしたのだろう。夕方の監視施設での大規模な発砲と、何か関連があるのだろうか。
 タブレットを出して、素早く文字を打った。今はサイトに掲載できなくても、文章を書いておくことはできる。
「ねえ、シバっちゃん眠れる?」
 ベッドの左側を覆っている水色のカーテンが、かすかに揺れた。向こう側にもう一つのベッドあり、リルハがいる。
 虹太は一瞬、このまま寝ているフリをしてやり過ごそうかと迷った。
「ねえ、寝ててもいいから聞いてよ。私、眠れないんだ」
 なにも答えなくていい、という気遣いだろう。カーテンの向こうから、細い声で語りだした。
「……ごめんね。私、シバっちゃんのお荷物だよね。バカな女だと思ってるでしょ。ネットに動画あげて目立ちたいから、ここに残ったなんて。でもね、私、今崖っぷちに立ってるんだよ。私さあ、小さい頃から芸能活動してたんだよね。子役の事務所に登録したりして。璃瑠羽(りるは)なんてキラキラネームつけるくらいだから、親が私にどんな期待してたか、簡単に想像できるでしょ。でもね、私そういうの全然嫌いじゃなかった。とくにママが熱心だったんだけど。私の可能性を信じて応援してくれてるんだって、いつも嬉しかった。私も少し勘違いしてたんだと思う。私はみんなとは違う。目立つ才能があるんだって。
 子役の時に、広告写真の仕事を何度かもらったんだけど、テレビ出演なんか一度だけ。事務所の力で仕事まわしてもらって、それっきりだった。芽が出なかったの。子役ってね、十歳くらいからすごく需要が減るのね。で、その頃うちのママは、私をティーンモデルにしようと思って、あちこち応募を重ねたの。でも、あんまり成果はなかったんだ。でも、中学生になってやっとチャンスがめぐって来た。春休みに『スパークルドールズ』のオーディションに受かってトレーニーになれた。あ、トレーニーって研修生ね。そん時はもう、夢がかなったような気がしてたんだけどね。私、それから……未だに研修生なんだ」
 くす、と寂しげな笑い声が、静まりかえった部屋に響いた。
「考えられないでしょ。アイドルの研修生になってもう五年目。全然デビューの話なんて来ないよ。まわりに抜かされていくだけ。『永遠の研修生リルハ』って自己紹介の時、自虐ネタで使ってるくらいだよ。小学生に行く前から、ダンスも歌もレッスン受けて頑張ってきたつもりだったけど、やっぱ、私には何か足りなかったんだよね。華とか個性とか、理屈じゃ語れないような、何か。そんなこんなで、もう十七歳だ。私はこのまま、本物のアイドルの前座で終わるんだと思う。だからさあ、なんかつきぬけた話題性があったら一発逆転できるかなって。そんなこと考えちゃったんだよね」
 ほんとバカだよね、とため息をつく。
「私ね、この島がなんか変だって、うすうす気づいてた。スパークルドールズの研修生で、リレーブログやる話があったんだけど、私が自分の住んでる島の話書こうとして原稿を事務所にあげたら、その企画そのものがなくなったし。そのあと、マネージャーに呼び出されて、あの島から引っ越せないかって打診されて」
「この島で行われている実験に世間の目が集まらないよう、どこからか圧力をかけられたんだ」
 虹太は思わず声に出していた。
 きいててくれたんだ、と少し嬉しげな声がカーテンの隙間から忍びこんでくる。
「だから、両親に相談したんだ。引っ越しできないかって。その時に哀しい顔して言われた。『この島に住んでいるから、あなたを高校に行かせてやれるんだ』って。だから、さっきシバっちゃんの話を聞いて納得した。うちは、実験に協力してお金の援助を受けてたってことなんだよね。うちには貯金なんてないんだ。うちのママ、私をモデルにしたい一心で、めちゃめちゃなお金の使い方したから。それはなんとなく子供の私にもわかってたから。
 ある子供服のブランドが、コーディネートコンテストをやるっていうの。そのブランドの新作の洋服をコーディネートして女の子たちが写真を撮る。それを店頭に掲示して、人気投票する。で、一番になったら人気雑誌の広告ページにモデルとして採用してもらえるっていうしくみ。でも、そのエントリーシートをもらうには、そこで洋服やアクセサリーを三万円以上買わないといけない。しかもそのシーズンの新作、つまり新品の洋服を買い揃えてコーディネートしなきゃならない。そのために、私のママは予約してまで洋服を買いあさった。あちこちのブランドでしょっちゅう似たようなイベントがあるから、お金なんていくらあっても足りなかった。
 今ならわかるの。あれは夢を売ってただけなんだって。ちゃんと、プロのモデルを育てるような企画じゃない。だからなけなしのお金はたいて、のめりこんだりしちゃいけなかったんだって。でも、どうしてかな。私は今でもママを責める気持ちは全然ないんだ。ママはやっぱり私の可能性を信じて、なりふりかまわず応援してくれたんだって。そういうふうにしか思えないんだ。だから、研修生で終わりたくなかった。私、お金出して夢を消費する側じゃなくて、夢を発信できる人間になりたかった。ママに、自分は間違ってなかったって思ってほしかった」
「……大丈夫。リルハはもう、発信してるよ」
 かまえず、優しい言葉が口から漏れた。
 ごく、とリルハの喉が鳴る音がする。
「俺ね……今だから言うけど。あんたの出てる浅草のイベント、見に行ったことがある」
 えっ、と言葉に詰まって、リルハが戸惑うのが伝わった。
「いや別に、そんなにアイドルが好きってわけじゃないけど、ちょっと興味本位で。同学年でアイドルやってる奴がいるって聞いたから。どんなもんなのかって思って」
 沈黙には不安が溶けて混じる。
「まあ、その、あんたは研修生で前座だったわけだけど。でも面白かったよ。……リルハはちゃんと、夢を発信してたよ」
 しばらくして、すん、と鼻をすする音がした。
 虹太は、晩夏の強い日差しの中で、遠くからみつめた舞台を思い出していた。たくさんの照明があたる眩しい舞台の上。キャンディカラーの衣装に身を包んだ少女たちが、バレエチュチュのように膨らんだスカートを揺らして踊る様子が脳裏にうかんだ。
 熱心に声援を送るオタクっぽい集団から少し離れて、野外に設営された舞台を見上げていた。
 研修生はやたらと人数が多くて、リルハを見つけ出すのに相当苦労した。総勢二十数名の少女たちは、綺麗に前後二列に並んでいたかと思うと、一瞬で逆三角形に隊列を変える。ダンスも歌も洗練されているとは思えなかった。素人臭い。常人にまね出来ないような技巧も、難しいテクニックもない。
 それでも、その素人臭い少女たちが、ぴったり息を合わせて踊れるようになるために、ややこしい隊列変形を笑顔でこなすために、どんなに時間と労力を費やしたのだろうと思うと、急に怖いような気持ちになった。
 そのあまりにも無邪気な無謀さに。
 大勢の中で、可愛い笑顔が、可憐なしぐさが、必死で呼びかけている。
 私を見て。私をみつけて。
 こんな大勢の研修生がいて、全員が「スパークルドールズ」に昇格できるはずはない。昇格したところで、全員が、前列やら、センターやら、注目を集める位置に立てるはずもない。
 必死で頑張って、努力して。彼女たちはその先にある未来を知ってしまうのが、怖くはないのだろうか。もう降りてしまいたい、今まで使った時間と労力を返してほしい、そう思う日は来ないのだろうか。
 虹太は大音量の中、人知れず苦笑した。
(いや、本当は、そんなことを考えて迷ってばかりいるのは、俺のほうなんだ)
 頑張って、夢を目指して――それが徒労に終わるのが怖い。努力だと信じていたものが、心ない嘲笑の対象になるのが怖い。
 もちろん、結果のともなわない努力なんて意味がないと考える人間はいる。それは間違ってない。とても合理的だ。でも虹太はそのとき気づいてしまった。自分はそういう種類の人間ではないことに。無謀な挑戦を、それでもせずにはいられない人間だということに。
(ほら、前座だって研修生だって、こうして人の心を動かしている。わからない人間にはきっとわからない。でも俺たちは、みっともなくもがいて自分の居場所を得るんだ。不器用? 違うな。どっか頭のネジが狂ってるんだ。そして、どっかが壊れた人間の人生は――夢と可能性に満ちている)
 リルハはほうっと、安堵の吐息をついた。
「……話してよかったぁ。シバっちゃんなら、わかってくれるって思ってたよ。だって、シバっちゃんだって、同じようなものでしょ。そうやって、毎日ちまちま文章書いて、せっせと更新してるのは、いつか自分の才能を誰かにみつけだしてほしいからでしょ。『君は他の人とは違う。特別な個性がある』って誰かに認めて欲しかったからでしょ」
 そこまでお見通しなのか、と思うと虹太は苦笑した。
「うん。だいたいそんな感じだけど、でもちょっと違うかな。世の中にはいろんな考え方の人がいて、みんながみんな賞賛してくれるモノなんてたぶん無いんだ。完全に商業として成り立たせなきゃいけないアイドルの世界とはまた違うよ。でも、俺の考えや表現を、理解して共感してくれる人に出会いたいって……いつも祈るようにそう思ってる」
 虹太は、体を起こして手許のタブレットに視線を落とした。今度は自分が語る番かもしれない。
「俺はね。結構本気で作家を目指してるんだ。でも、俺の家は普通のサラリーマン家庭でね。大学までは進学させてくれるらしいけど、それで精一杯。そこまでしてもらって、そのあと不安定な自由業とバイトで食いつなぎたいなんて、なかなか両親には言いだせない。何か実績でもあれば別なんだろうけど。だから、将来、本格的に作家を目指すための生活資金が欲しかった。それで監視者に応募した。それに純粋にこの極秘実験に興味もあった。小説のいいネタになるかもしれないって。
 監視者には、他にもそういう奴がたくさんいたよ。芸術分野とか、あるいはスポーツとか。そういうものの第一線で活躍したい連中が、留学費用だのレッスン代だのを獲得したくて、集まってきてた。
 でも現実は甘くないってすぐ気づいた。監視者の契約金は、実は二段階式になっているんだ。まず、監視者として働いている間、月に十二万の報酬がある。すごいと思うか? でもこれは、高校の学費と生活費で、ほとんど消えちまうんだ。小遣い程度しか手許に残らない。プラチナベビーズとの交戦、これがあって初めて大金が得られるんだ。俺の場合は二千万を提示された。契約者の生死は問わない。死亡の場合は、遺族に支払われる。スカウトで連れて来られた奴らなんかは、もっと高額を提示されてるかもしれない。
 最初、俺はそれについてあんまり深く考えてはいなかった。生命、身体を危険に晒すことへのボーナスみたいなもんか、と思っていた。でも、実際にはとんでもないことになってた。特殊武装班の連中は、『夢を追いたい』なんていう俺たちなんかめじゃない。大金持って帰らなきゃ人生どうにもならないような、のっぴきならない事情抱えてるようなのばっかりだった。あいつらは、プラチナベビーズと戦って二段階目の報酬をもらわなければ、本土に帰れない。そのくらいの覚悟でここに来てる。いずれ、ここは戦場になる。だから、あんたみたいのが残っちゃダメなんだよ。あんたは、この戦いに巻きこまれたって、得るものなんか何もないだろ」
「シバっちゃんは、だから監視者を辞めたの?」
「いや……怖気づいたわけじゃないよ。辞めたんじゃなくてクビになったんだ。監視業務の途中で俺、病気がみつかったからね」
「び、病気なの?」
「うん。でも、心配しなくていい。起きている間はなんともない。眠ると……ね」
「眠ると?」
「夢を見ながら、心臓が止まる病気」
「ふざけてる?」
「ふざけてないって。『レム睡眠関連洞停止』っていうらしい。睡眠随伴症の一つだ。洞っていうのは正式には『洞結節』って言って、心臓にくっついてる小さな三角形の器官なんだ。心臓は二十四時間休みなく鼓動をしているわけだけど、その心臓を動かす電気信号の発電所が、『洞結節』。それがレム睡眠時にうまく働かなくなったり、反対に異常な興奮状態になって、心臓が動かなくなる病気。すごいレアケースらしいよ。それで監視者から外されたんだけど、この実験が終わるまでの間、守秘契約を全うするために、未だこの島で生活し続けてる」
「眠ったら、心臓が止まるの?」
「うん。完全な停止ではないけど、極端に心拍数が減るから、仮死状態みたいになると思う」
「シバっちゃん。それからずっと寝ずに起きてるの?」
 虹太は笑いだした。
「そんなわけないだろ。どんな超人だよ。大丈夫。もうペースメーカー入ってるから。仮死状態にもならないよ」
 よかったぁ、と嬉しげな聞こえてきた。
「さ、明日は監視施設まで送るから、もう寝ろよ」
 虹太はカーテンの向こうに声をかけ、もう一度タブレットで文章を練り始めた。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み