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文字数 7,434文字

 月の中、そこは雪のように静かで、土は林檎を踏むようなはかない感触を足の裏に伝える。
 冷たい月の中を一人歩いていると、歩くほどどこかに人の気配が感じられる。気のせいではない。人の声が聞こえる。見えないけれど、たくさんいるのだ。
 リレーネは気配が濃くなる方へ走った。
 唐突に強い光が目を焼いた。
 目を閉じ、腕をかざしながら、リレーネはその光とぬくもりの正体を、太陽であると判断した。
 薄目を開ける。眩しくて涙が出る。
 あれほど求めた日光が、あれほど恋焦がれた青空が、ああ、間違いない、頭上に広がっている。透明な天球儀が、消え去ったはずの夏が、人が、街が!
 見知らぬ街が、夏の真昼の中で生きている。通り過ぎる人たちが、歩道に佇み涙を流しているリレーネの顔を覗きこむが、気にならなかった。
 誰でもいいから触れたい、抱きつきたい、すると道の向かいの、映画館から、知っている人が出てきた。
 菫色の髪の女性銃士。私服だけれど、間違いない。
 仲間のアウィンも、ヴァンも一緒だ。
「アイオラさん!」
 リレーネは叫んで飛び出した。車の通りの乏しい道だったが、その時たまたま車が一台、リレーネ目がけて突っこんできた。リレーネは反対側の歩道にたどり着くと同時に転び、車はタイヤを滑らせて危うく事故を起こしかけ、上品とは言えない罵倒を窓から飛ばして去った。
「大丈夫?」
 慌てて駆け寄ってきたヴァンが膝をついて、転んだままのリレーネの顔を覗きこんだ。
「立てる? 怪我してない? 駄目だよ、車道にいきなり飛び出しちゃ」
「ヴァン……さん」
 ヴァンが体を強張らせた。リレーネは立ち上がったが、待ち構えていた銃士たちの顔は困惑を浮かべている。
「知り合いか?」
 アウィンが訊いた。ヴァンもアイオラも首を振った。
「あなた誰? どうして私たちを知ってるの?」
 アイオラが尋ねる。今度はリレーネが硬直する番だった。
「どこかで会ったことがあるかしら」
 リレーネは、何を言えばいいのかわからない。
 人々が、平穏と日常を背負って歩道を流れてゆく。
「ごめんなさいね……私にはあなたのことがわからなくて」
「……いいえ」
 見知らぬ他人を見る目をくれる見知った人たちを、順に、懐かしさが涙をもたらすのに耐えて見つめた。
「あなたも……アウィンさん」
 アウィンが、秘密を言い当てられたような気まずい顔をした。
「いいんです。今までありがとう……本当に感謝しておりますわ……本当にありがとう……」
 ああ、これを、言い忘れていた。言えなかった。言うタイミングがなかった。いいや、この一言を言う時間など本当はどうにでもできた。言ったら最期になると思い、怖くて言えなかった。そしてついに言えないまま、言わないまま別れてしまった。
 それが言えた。言えてよかった。
 涙を拭うと、三人の銃士の姿はなかった。先ほどとは違う場所に立っていた。市街を見下ろす、芝生に覆われた広場だった。
「子供が欲しいよ」
 決して人が少ないわけではないのに、球遊びをする子供たちや、そばにいる母親たちの歓談、そんな言葉の雑踏をまっすぐかき分けて、その声が耳に聞こえた。
「ねえ、あんた。私たちだっていつまでも若くないんだ。わかるだろ?」
 振り向けば、ベンチに並ぶ夫婦がまっすぐ見える。
「そうだなぁ」
 ブレイズは気のないふりを装った、しかし満更でもない口調でのんびりと答えていた。
「で、お前は仕事休めるのか?」
「神官将様なら、事情を話したら何年かお暇をくれるってさ」
 芝生に座り、あるいは寝転び、青空の下で思い思いの時を過ごす人々を縫い、リレーネは夫婦のもとを目指した。
 二人も視線をリレーネに縫いつけた。リレーネがまっすぐ二人を見つけたのと同じように。
「アズレラさん」小柄な女性神官は、ベンチの前に立つリレーネに、静かな目をくれた。「ブレイズさん」
 何か感じるものがあるのだろうか。そうであってほしい。ブレイズが、ついでアズレラが立ち上がった。
「お世話になりました」
「……君、会った事があるよね?」
 アズレラが申し訳なさそうに尋ねた。
「どこかで。でもはっきりとは思い出せないんだ」
「いいんです、私、お礼を言いに来ただけですわ」
 潤んで震える声を絞り出し、リレーネは二人に背を向けた。どこかで二人の人生が続くことを願って。
「ちょっと、待ちな!」
 走り出す。アズレラが呼び止めようとする。けれど、立ち止まらなかった。リレーネは走り続けた。足もとが芝生ではなくなるまで。気付けば街などどこにもない。草原の中、青空に続く一本道があるだけ。
 十字路から車が飛び出して来て、辻の中央でブレーキをかけた。屋根のあいた車は明るいラジオ音楽をばらまき、助手席から人が飛び出してきた。
「ああ、びっくりした! 轢くところだったじゃないか!」
 太陽の下で(あかがね)色に輝く髪。袖なしの衣服から伸びる逞しい腕。自信をみなぎらせた大きな体。
 リレーネは彼女に助けられた。彼女の事が好きだった。
 ユヴェンサさん!
 叫ぼうとし、思いとどまった。
 困らせてしまうから、呼んではいけない。
 運転席からヨリス少佐が下りてきた。休暇を二人きりで楽しんでいる、そんな様子だった。
「怪我はないかい?」
 リレーネは唇を結んで、泣きながら首を振った。泣いているのは怖かったからだろうと、ユヴェンサは思ったようだった。頭の上に掌を乗せ、軽く叩いてくれた。
「こんな所で何をしている」
 ヨリスが生前と同じように、感情の見えない声で尋ねた。ユヴェンサの名を呼びたい、二人に自分を思い出してと要求したい、その衝動が収まるまで、リレーネは黙って涙を拭い続けた。
「家に帰るところですの」
 ようやく思いついた嘘をひねり出すと、ヨリスが「家?」低い声で呟く。
「街は随分遠いが……」
「乗せて行ってあげようか? どういう事情か知らないけど、歩いて帰るのは大変だろう」
「大丈夫です。ごめんなさい……ありがとう」
 ヨリスが肩を竦め、無言で車に戻る。リレーネは二人に聞こえぬように言い直した。
「……今までありがとう」
「本当にいいのかい?」
 屋根がない車の助手席から、もう一度ユヴェンサが尋ねた。リレーネは頷いて尋ね返した。
「あなた方は、家に帰りませんの?」
「そうできたら素晴らしいね。戦争さ。休暇は打ち切り。戦争に行かなくちゃならないんだ」
 走り出す車が砂塵を巻きあげ、車をかき消してしまう。リレーネは見えなくなってしまった車を、いつまでも見送っていた。
 今度は後ろから、随分大きな車がやって来た。第一陸戦師団の装甲車だ。装甲車はリレーネの手前で止まり、シルヴェリアを下ろした。
「娘、ここらで兵士の姿なぞを見なんだかえ」
 高く結い上げた銀髪が真昼の太陽を受けて光るさまは、生命そのもののように眩しい。ピュエレット・モーム大佐、そしてアセル・ロアング中佐が続いて下りてくる。
「あなたはここで何をしてらっしゃるの」
「部下たちを捜している。いつの間にか、我々だけになってしまってな」
「兵士を見なかったなら、神官でもいい」
 と、ロアング中佐。
「ここで野営をしていたはずなのだが、忽然と消えてしまって困っている」
 リレーネはユヴェンサたちが去った方を指さした。
「あっちに、護衛銃士の方が車で走っていきました」
「本当ですか? それはいつ頃」
 尋ねるのはモーム大佐。
「さきほどですわ。つい数分前」
「追いましょう、師団長。また消えられてしまう前に」
「ふん。娘、礼を言うぞ」
「お礼を言わなければならないのは私の方ですわ」
 シルヴェリアは当然その意味がわからず眉をひそめ、しかし、その言葉が聞こえていなかったモーム大佐に呼ばれ、装甲車に戻っていった。
 装甲車が進むのと違う道を、リレーネは一人、たった一人でまた歩きはじめる。
 彼女たちには目的がある。それを羨ましく思う。草原は果てなく続いていた。途方に暮れて立ち止まった時、軽快な音を響かせて、後ろから一両だけのトラムがやって来た。
 路線もないのに走るトラムはリレーネの前で止まり、乗降口を開けた。運転手はいなかった。リレーネが一番後ろの座席に座ると、再び走りだした。
 青く高い空の下、草原が茶色く枯れ始めた。枯れ草の丈は低く、地下の色彩の地獄から色を吸い上げた、そんな様子で点々とチューリップが咲いている、そんな所、一本の木の下で、何もないのにトラムは止まった。
 降りるまでトラムは動かない。そう予感し、枯れ野原に下り立った。トラムはドアを閉めて、やはり何もない方向に走り去る。その彼方には緑に茂る山々が並ぶだけだ。仕方なく、リレーネは山を見て歩き始めた。
 坂を上りきったところで、不意に視界が開けた。この先は下り坂、坂の下に幅広の川が横たわっている。その川岸に見覚えのある電子戦闘車が停まっていた。車両の傍らで三人の人物が、何かを話しあっている。
「……さん」
 一際目立つ、白い神官将の戦闘服。瑠璃色の髪。背筋を伸ばした美しい立ち姿。
「クルスさん」
 下り坂に足を踏み出した。一緒にいるのはリアンセとカルナデルだ。見間違うはずがなかった。
「クルスさん!」
 彼らはまだ気付かない。転んでも滑り落ちても構わない、リレーネは精いっぱい足を伸ばし走った。
「クルスさん! クルスさん!」
 あの人なら気付いてくれる。あの人なら思い出してくれる。
「シンクルスさぁん!」
 三人の顔が一斉にリレーネを見た。
「カルナデルさん」川岸の石に足が触れる。「リアンセさん!」
 もう、すぐそこ。呆気にとられた表情だって判別できる。
「シンクルスさん!」
 爪先が石に引っかかった。走ってきたシンクルスが、抱きとめるように支えてくれた。優しさに甘えるのはみっともないとわかっていたが、支えられた勢いでシンクルスの肩に顔をうずめ、悲鳴のように泣き叫ぶのを止められなかった。
 シンクルスはこれまでと同じように、決してリレーネを突き放したりはしなかった。リレーネの体の震えに気付くと、背中を撫でてくれた。
「如何した?」そして、尋ねた。「何を泣いておられるのだ?」
 穏やかなテノールの声で。
 以前はこれで泣き止むことができたのに、今はまだ、涙を止めることができない。
「シンクルス様……その少女は誰です?」
 警戒心もあらわに、後ろからリアンセが尋ねた。
「わからぬ」と、シンクルス。「そなたは、どなたであろうか?」
「リレーネです。リレーネ・リリクレスト。北方領総督の末女ですわ。あなたまで私を忘れてしまいましたの?」
「北方領総督の……? 何故そのような方がここに」
「あなたが私の略取を命じたからですわ」
「生憎と記憶にないが……」
「あんたが誰かはおいとくとして」
 小石を踏んで歩いて来たカルナデルが声をかけた。
「どこからどうやって来たんだ? ここはお嬢ちゃんが一人で歩いて来れるような場所じゃないぜ」
「北方領から歩いて来たの」
 探るような視線が降り注ぐなか、リレーネは全ての指を掌の中に丸めて、うなだれて涙の流れるに任せた。
「この娘は記憶が混乱しているのだ」
 と、庇うようにシンクルスが言った。
「俺たちと同じであろう……たった三人の間でこれまでの行程や目的地が合致せず、合流すべき本隊を見出せずにいるように」
「……確かに、先ほどその少女は私たちの名を呼びました。私たちは一人として彼女と面識がないにも関わらず。彼女が私たちには欠けている記憶を保持している可能性は否めません」
「リレーネと言ったな、そなたはどこへ行くところなのだ?」
 目的地などないから、無言で首を振った。
「あなたたちみんな、おうちに帰ればいいと思いますわ」
「そうはゆかぬが、何故そう思われる?」
「ここが……アースフィアが地獄だから」
「地獄?」
「捨てられた子供たちの地獄――」
 リレーネは鼻をすすり、手の甲で涙を拭いた。
「部隊に戻るのはおやめになって。戦争に行ったら、きっと戦死してしまいますわ」
「そのような事は、もとより覚悟の上だ」
 悲しくなるほど明るい声で、シンクルスは言い放った。
「戦地へはともに連れてゆけぬが、乗るがよい、リレーネ。近くの町まで乗せていこう。聞きたい話もある」
「いいえ。きっとこれ以上共にいることは叶いませんわ」
「何故」
「だって、私は――」瑠璃色の瞳を凝視する。「――まだ死んでいないから」
 シンクルスの瞳孔が大きくなった。飲みこんだ真実を消化しきれぬという様に。ついで小さくなった。目を伏せた。再び視線があった時、その目はいつものように穏やかで、いいや、今まで以上に開放感に満ちていた。
 リレーネの言葉から彼が何を得たか、知ることはできない。けれど、想像に難くない。
「礼を言おう、リレーネ。そなたのお陰でゆくべき道がわかった」
 そしてカルナデルとリアンセを振り返る。
「行こう。この川の向こうに渡る」
「間違いねぇんだろうな」
「ああ……リレーネが教えてくれた」
 凛とした若き士官の眼差しを、カルナデルとリアンセは別れの言葉の代わりにくれた。最後にシンクルスが電子戦闘車に乗りこむ時、彼は振り返り、どこか諦念が滲む明るい笑みを見せた。
 扉が閉まった。車両が動き出す。大きなタイヤで両サイドに水を散らして、浅く広く、視界一面に続く川の中へと、車両が遠くなってゆく。
「シンクルスさん……」
 きっと彼らは川の向こうにたどり着けるだろう。そして彼らに、それぞれに、安息の地があるのだろう。
 シンクルスはそこを、自分の好きなもので満たすだろう。たとえば高級で品の良い調度品で、たとえばチョコレートで、たとえばジャスミンの匂いで、自分の場所をいっぱいにするだろう。そこに大切な友人がいるだろう。大切な家族がいるだろう。
「――クルスさん!」
 車両はもう視界の彼方に遠い。まだこちらは見えているだろうか。バックミラーに自分は映っているだろうか。
「クルスさん! 待って!」
 持ちきれぬ孤独をかなぐり捨てるつもりで、リレーネは川に足を浸し走り出した。
「お待ちになって――やっぱり――私も一緒に行きますわ!」
 車両が、川面のきらめきのなかに小さく埋もれてゆく。
「待って!」
 腹の底から叫び、腕を突き出した。この手で、この声で、彼らを捕まえられるように。
 石に足を取られ、浅い川の中で転んだ。膝を石に打ちつけ、掌を切り、服が水を吸って重くなった。リレーネは両手で石を握りしめた。
 冷たい水に浸る体から、飽きることなく涙が垂れ落ちてくる。
「一人にしないで!」
 目を閉じて叫ぶそのそばを――まぶたの暗闇の中で――たくさんの人がリレーネを顧ることなく通り過ぎてゆく。
 みんな川を渡るんだ。
 向こう岸に何かあるんだ。
 こんなに、こんなにたくさんの人が、たどり着くべきところを見つけたんだ。
 もう戦争をしなくていいんだ。
 太陽がなくなる事で、怯えなくてもいいんだ。
 どんな人でも、どんな死に方をした人でも。
 もう泣かなくてもいいんだ。
「どうしたの?」
 声変わりの前の少年の声が降ってきた。
「なんで泣いてるの? 転んだの?」
 リレーネは少年を、年上の男の子を七歳の体で見上げる。黒髪の少年は、リレーネの目には随分大人に見える。濃い緑色の両目。優しそうな少年だ。
「痛かったんだね。膝、すり剥いてる」
 リレーネは泣いていた理由を思い出せない。心臓が潰れる音が聞こえる、それほどの悲しみの理由を思い出せない。総督府と総督公邸の分岐点となる庭園で、子供になったリレーネは地面に手と膝をこすりつけたまま、少年を見つめた。
「……寂しいの?」
「あなたは、どなた? お客さまですの?」
「うん。君はこの家の子?」
「はい。リレーネと言いますの!」
 少年と少女は視線を交わして微笑みあう。
「あなたはお一人ですの? お一人でいらしたの?」
「ううん、父さんと――」
「リージェス!」
 遠くから、男が少年の名を呼ぶ。少年が男を見、少し慌てた様子で立ち上がった。
「ごめんね。行かなきゃ」
「行ってしまわれますの? またここに戻ってきて下さる?」
「うん。戻るよ。待ってて」
 少年が踵を返し、庭園から走り去っていく。歩道で待つ父のもとへと。総督府へのわかれ道を、二度と引き返せぬ彼の人生の分岐点を、軽やかな足取りで越えてゆく。
「待ってますわ! あとで、私と遊んでくださいね! きっとよ!」
 幼いリレーネは手を振り、少年を見送った。そしてそのまま、冷たい予感が胸に満ちるのを感じて、ぼんやりと立ち尽くした。
「……リージェスさん」
 リレーネは知っている。十七歳のリレーネは、この後彼を待ち受ける出来事を知っている。
「リージェスさん」
 彼女は足を踏み出す。
「行ってはだめ!」
 運命を変えることができたら。たった一度、一度だけでいい、守られ続けたこの身で、この存在で、彼を守ることができるなら。彼を救うことができるなら。
 もう何も要らない。
「リージェスさん!」
 強い風が吹いた。
 生け垣の、緑の曲がり角の向こう、極彩色の花びらが茎から離れて舞っている。
 チューリップの赤、紫、黄色、桃色。
 白。青。橙色。
 その向こう、青空に吸い上げられてゆく色彩と輪郭の向こうに、軍装の彼がおぼろに見えた。
 大人になったリージェスの背中が。
 色彩にかき消されながら立っている。
「リージェスさん!」
 リレーネは叫ぶ。涙はいらない。全存在をかけて叫ぶ。この声が届くのならば、命果てても構わない。
「リージェスさん!」
 振り向いた。
 偶然振り向いたのではない。聞こえたのだ。まっすぐ目と目が合ったから、リレーネは確信した。
 その見開かれた目で、彼はリレーネの姿を受け入れる。
 風が。
 更に呼ぼうとしたその口に、チューリップが吹きこんでくる。
 リージェスが唇を開くのが見えた。
 放たれたリージェスの声が風を裂いた。
「リレーネ!」


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