1日目の邂逅1  新事実!?宇宙人は青空を描ける!

文字数 7,049文字

 僕の名前は 佐藤 勇太。今時のちょっと賢い中学生さ。遊び盛りだからもっぱら家の中で遊んでいる。インテリ派でインドア派ってやつだ。だって外は寒いだろう?
 それは僕がいつものようにリビングで「闇の遊戯(ゆうぎ) 死(よん)式 ~ドラゴングレイトファイナルクエストフューチャーイレブンチルドレンの章~」で遊んでいたときのことだ。
 闇の遊戯は非常に集中力が大切なゲームだというのに集中力が切れてしまった。いつも口うるさい「ゆず」がいつも以上に慌ただしく話しかけてきたからだ。
 このとき僕はテレ……闇の映写機スーパー4Kの画面に集中していたので「ゆず」の様子がおかしいことにすぐ気づいてあげられなかった。
おにいちゃん・・・!おにいちゃん・・・!大変だよ!
ゆーーずぅぅぅ。おにいちゃんはね、「闇の遊戯(ゆうぎ) 死(よん)式 ~ドラゴングレイトファイナルクエストフューチャーイレブンチルドレンの章~」で遊ぶのに忙しいんだ。お母さんに構ってもらいなさい。
おにいちゃん!それはプレイステーション4でドラクエ11だよ!!
それにお母さんはお買い物に出かけてていないよ!
 まったく口うるさい妹だ。妹の名前は佐藤 優澄(ゆずみ)。ゆずには人が闇の遊戯に挑戦する意義がわからないのか、いつも水を差してくる。おまけに怖がりだ。近所の犬に吠えられただけで泣きついてくる。
 だが、それでも可愛い妹だ。仕方ない。大人の余裕で少し構ってあげよう。
ゆず、それでどうしたんだい?
そうだ!おにいちゃん大変だよ!お外見て!お外!
……外?
 ゆずがベランダに走っていき外を指差す。
 僕が立ち上がりベランダの前まで行くと……なんとそこには空から「巨大な隕石」が迫っていた。
…………は?
おにいちゃん!ヤバイよ!逃げよ・・・
 次の瞬間、僕たちは白い光に包まれて意識が吹き飛んだ……。遠くに見えていた隕石はドンドン加速して我が家に突っ込んできたからだ。
 僕らには逃げる時間もなかった。
 意識が飛ぶ瞬間には遅れて爆音が聞こえた気がした。
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ピピ……ピピピピ……ピピ・・・ピポ!
 どれだけ意識を失っていただろうか。僕は不思議な音(?)……とそれに合わせた別の音(?)を聞いて目が覚めた。
 焦点がぼやけている。ゆっくりと目を開けていく。
 なにがあったか……?……そうだ……隕石だ……!
 薄暗い。まだおやつを食べたばかりで15時だったはずだけど。
 まずは自分の体を見る。体が半分なくなっていた……!ということはなく、腕も脚もついている。
 痛みもない。もしかして死んでしまったのではないか?と思ったが自分の体を触ると感覚がある。死んでいても感覚があるのだろうか?死んだことがないので分からない。感覚があるということは夢の中……ということはなさそうだ。
 ……あっ!そうだ!ゆず!!
 僕は周りを見渡す。隣にゆずが寝転んでいる!
うう・・・。
 息をしている。目立った外傷はない。まだ気絶しているようだ。
 僕は一瞬迷ったがゆずの肩をゆすって起こすことにした。
 テレビか漫画かなにかで事故にあったら頭をゆらすなって読んだ気がするけど意識が戻るか確かめないと不安だった。
おにい・・・ちゃん・・・?あれ・・・?なにかあったんだっけ・・・?
 少し混乱しているようだ。無理はない。でも目を覚ましてくれた。
ゆず、大丈夫か?どこか痛い場所はないか?
えーっとそうだ、自分が誰かわかる?
おにいちゃんの妹のゆずだよ!だいじょーぶだよ!わかるよっ!
どこも痛くない・・・と思う。
 ゆずは自分の身体を確認しながら答える。どうやら怪我はなく意識もはっきりしているようだ。
見間違いじゃなければここに隕石が落ちてきたんだ。僕たち無事ですごいと思うよ。
……はっ!そうか!やはり僕は神に選ばれた「英雄オブ英雄」だったんだ!だから無傷!!
ゆず!おにいちゃんのおかげだぞ!?
た、たぶん違うと思うなー・・・。でも私もおにいちゃんも無事でよかったね!
・・・うーん。薄暗くて辺りがよく見えないよ。ここリビングだよね・・・?
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ピピピピ……!ピポピポ……!!
 落ち着くとさっきから不思議な音が聞こえていることに気づく。そういえばこの音で目が覚めたんだった。
 この音はなんだろう?最初に聞こえた音の方は聞いたことのないような音だけど、機械音や楽器のような冷たい音ではない気がする。どちらかと言うとテレビでたまに見かける外国語に近く感じる。
 後半のピピピ音は機械音に近いだろうか。
 音は部屋の奥から聞こえる。ここがリビングの入口ならベランダの方から音がすることになる。
 薄暗い部屋の中で目が慣れてきた。僕はおそるおそる目を凝らしてみた。
……!?
 ……人影!?
 なにかが動いている気がする。
 お母さん?いや母さんはまだ帰ってきてないし、母さんが倒れてる僕らをスルーするはずがない。
 泥棒?ダメだ……よく見えない。
 僕が固まっていると前方から淡い光が溢れ出す。まるで月明かりのような青くて淡い淡い光だ。
あ……!
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 淡い光で部屋の中が照らされる。僕たちがいる場所はやっぱリビングで部屋の中にあった家具やソファーがひっくり返って転がっていた。
 奥には大きな穴(?)が空いていて(ベランダはどこへ行った?)そこに巨大な「なにか」がはさまっている様に見える。
 そして巨大な「なにか」の手前には一人の女性(?)が片手を上げて球体のようなものを掲げていた。
 球体からは淡い光が溢れているように見える。部屋を照らしている光は球体から出ているのだろうか。気のせいか、球体は少し浮いているようにも見える。
 女性(?)が球体に話しかけているがその言語は聞いたこともない言語だった。ピピピ音は球体から出ているようだった。
きれいな女の人だね・・・おにいちゃん。
でもなんでうちにいるんだろう?
 ゆずは悠長なことを言っているが僕は不思議な光景を見て不安でたまらなかった。
 あの女の人はなんだろう?人の家で何をしているんだ?泥棒?それとももっと極悪人……?
 不安で胸が押しつぶされそうになる。
 気づかれないうちに逃げ出すべきだろうか。電話で警察を呼ぶべきだろうか。
!?
 ゴガッ!ガガッ!ガガッ!
 突然部屋の中に大きな音が響く。何かをこじ開けているかのような音だ。
そして……。
ニュポ……!ニュポォォォ!!
 僕は自分の目を疑った。
 ゴガッ!という大きな音は奥の「なにか」に穴が開いた音のようで、そこから完全な化物が姿を現したからだ!

 うわあああああああああああああああああああああああああ!!

 僕は大きな声で叫びながら走り出した!途中で口に手を当てて塞いだがきっと化物には聞こえてる!バカなことしてしまった!逃げなきゃ……逃げなきゃ……殺される!
 リビングを出て廊下の途中で僕は後ろを振り返る!
 ……ああっ!なんてことだ。化物の姿はなかったがゆずも僕の近くにいなかった。
ゆっゆゆゆっゆず!?
 ……ゆずから返事が帰ってこない!
 おそるおそるリビングに戻るとゆずはお尻をついて座り込んでしまっている。
な・・・ななな・・・なに・・・なにあれぇぇ・・・。
あれ・・・?おおおお、おにいちゃん・・・!私・・・わたしっ・・・私、たてないかもぉ・・・。
あれ、あれ・・・?
 腰が抜けたってやつだろうか。ゆずが怖がる姿は何度も見ているがここまで混乱しているのは初めてだ。
 僕は一度大きく息を吸って深呼吸した。
 妹を置いて逃げる。妹は尊い犠牲として化物の生贄に捧げよう……!仕方ないさ……。
 一瞬、頭に悪魔のような考えが浮かんだが僕はそんな考えを振り切ってゆずの元へ戻った。
 そしてゆずの手を引いてあげた。
お、おにいちゃん、ごめん、すぐ立てそうになくて・・・。おにいちゃん、先逃げていいから・・・。
 僕はゆずの手をぎゅっとにぎる。
 ゆずをおいて逃げるほど僕は冷たくない……と、一度置いていってしまったし、そんな大層な自信はなかったけど、そこまで冷たい人間じゃなくてよかった。
 僕はゆずにゆっくりでいいからと言い聞かせて立たせてあげる。立てるまで手を引いて待ってあげる。
 するとゆずはようやく立つことができた。
あっ・・・!
 立ち上がったゆずがまた座り込みそうになる。その目は僕ではなく僕の背後を見ていた……。
 僕はおそるおそる後ろを振り返った。
 後ろに化物が立っている!ということはなかったが、代わりに最初に見た女の人(?)が僕らを見ていた。
 相手はベランダ付近から動いていないので距離はある。でも僕らにとっては気づかれたということが一大事だった。
 僕はゆずの手を握りながらあとずざりする。
 しかし、女の人(?)は僕らを少し見たあとどうでもよさそうに再び球体に話しかけていた。
な、なんか分からないけど、逃げるチャンスだ!!
行くぞ!ゆず!
 僕はゆずを引っ張ってリビングの出口から逃げようとする!……が!
 進めない!
 進めない!?
 まるで見えない柔らかい壁があるかのように出口から先に進めないのだ。
 ……さっきは通れたのに!!
 これは絶望だ。僕が選ばれた「英雄オブ英雄」で身体のうちに秘められた伝説の力があったとしても泣きたくなる。あの化物から逃げられないなんて……。
 あの女の人(?)は僕らがどうでもよかったんじゃない……!放っといても問題なかったんだ!


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ニュポ!ニュポ!ニュポニュポニュポ!!
 女の人(?)と化物が謎の言語で話している。
 ぜんぜん違う言葉に聞こえるけど意思疎通はできているんだろうか。何の話をしているのだろうか。僕らの食べ方でも相談しているのだろうか。
 ハハハ……ハハハ!
 何故か笑いがこみ上げてくる。
おにいちゃん・・・。
 ゆずが泣きそうな顔で手を握ってくくる。
 ……僕にできることは少ない。でもダメだ。ここで自暴自棄になってはダメだ。
 僕はおにいちゃんなんだから。
 よ、よーし。こい!いざとなったら僕がゆずの代わりに食べられてやろうじゃないか!犠牲ある勝利ってやつだ。
 僕は気を取り直してあの化物たちの様子をうかがうことにした。ぼーっとしていてゆずが先に襲われたなんて終わり方は絶対イヤだ。
ニュポーーー!ニュポーーー!
 化物が騒ぎ始めた。なにか棒のようなものをその触手で掴んでいる。
 どう見てもこいつは完全に化物なんだけど、棒を道具として使えるくらいの知性があるのだろうか?まさかあの棒で僕らを……!?
 ゴクッ。
 落ち着いて観察すると化物はまるでタコのような化物だった。何本も触手があり、淡い光の中ピンク色の肌をしているようにみえる。目玉は大きく口はタコのように突き出している。
 まるで映画で見た火星の宇宙人のようだ。あるいはゲームに出てくる悪魔のようにも見える。エイリアン?悪魔?どちらにしろ最悪だ。
 一方で女の人(?)を観察してみるとまず服装がすごい。肌の露出が多くてダンサーのようだ。酔っぱらいのおじさんが見たらガッツポーズしそうなセクシーなおねえさんだ。
 ところどころモコモコした綿のようなものがついている。
 肌の色は色黒で髪の色はここからだとピンクか赤か黄色かはっきりしないが一般的な日本人の髪の色からは遠く見える。
 外国人……の可能性もあるのか?研究者が新種の化物の実験をしてるとか?
あっ!
 僕はまた声を出しそうになった。やはり女の人(?)もおかしい。頭に角がある。羊の角のような、悪魔の角のような大きな角があることに気づいてしまった。
 やはり化物たちは悪魔なのだろうか?
┘┘↑↑
 女の人(?)が一言声を発したかと思うと球体が浮かび上がり天井ギリギリまで舞い上がる。
 そして辺り一帯が「真っ黒」になり、ここがリビングなのかどこなのかもわからなくなった。
 暗くなったわけではない。ゆずや化物たちは見える。明かりがなくなったのではなく辺り一面の景色が真っ黒に塗りつぶされたかのように見えた。
 そして球体からは細い青い光、炎のようなものが放たれ、女の人(?)を中心に地面に線を描いていく。これはゲームでよく見る詠唱用の魔法陣を思い出した。
お、おにいちゃん・・・。
お、落ち着いて様子をうかがおう。「なにか」が始まるんだ。
おにいちゃんの手を話すなよ。
 女の人(?)は僕らに背を向けて球体を見上げている。タコの化物が目をつむっているので女の人(?)も目をつむっているのかもしれない。女の人(?)は両手を胸に当てて一呼吸置いてからその両手を開いて球体を仰ぐようなポーズを取った。
 ……!
 すると真っ暗だった上空に青空のような風景が広がった……!
 上空には家の屋根があったはずなんだけど……。
 青空は広がっていき部屋の周りの上半分以上が青空になった。青空は綺麗な円形ではなく黒い窓を割った先に風景があるような不思議な後景が目に写っている。
 青空からは鳥の鳴き声のような音が聞こえてきて、風の音も聞こえてくる。……いや、聞こえてくるだけではなく僕らも風にあたっている!まるで春風のような気持ちのよい風だ。
 そして明るい光が女の人(?)を照らし出す。これはすごい後景だ。まるで選ばれた人が天に祝福されてるかのようだ。
 そして女の人(?)は天を仰いでなにか話しだした。まるで天に語りかけているかのようだ。
 ふと横を見るとタコの化物も触手を開いて天を仰いでいる。
すごーい・・・。
 ゆずが感嘆の声をあげた。つないでいる手の震えが収まってきた。きれいな後景を見て少し落ち着いたのかもしれない。
 化け物たちの奇妙な行動は続く。
 次は青い空がゆっくりと色変わりしていく。オレンジ色を過ぎて真っ赤になっていく。夕方のようにも見えるし僕らの知らない全く別の世界にも見えた。
 ダッ!
 何かが跳ねたような音がしたかと思うと女の人(?)が動き出した。コミカルに両手を動かして回転しながらステップを踏んでいる。見たこともない振り付けだけど踊りなのかもしれない。結構激しいというか速い動きだ。
 ……!
 タコの化物が触手に棒を持って棒を振り回している。これはどこかで見たことがある。 あっアイドルファンがアイドルの歌に合わせて棒を振る動きに似ている。ときにニュポニュポいいながら上体を振って女の人(?)に向かって棒を振っている。
 よ、よくわからない……!化け物たちの予想外の行動に僕は固まった。
おねえさんの踊り上手だね!
 ゆずが悠長なことを言っているが、たしかによく見ると女の人(?)はとても綺麗なフォームで舞っていた。軽やかだ。
 何度か同じ振り付けを踊っているがフォームに寸分の違いもない。僕は踊りのことは全然わからないけど、素人の目に見てもその上手さというか練度の高さといったものが伝わってくる。
 今なんて片足を上げて顔にくっつけて両手で抱きながら回っている。とても素人にできる動きには見えない。
 僕が女の人(?)の舞に感心していると周りの背景が更に変わってきた。今度は黒くて濃い深緑色の背景になっている。そしてキラキラと黄色い光が散らばっていて、そうか、 きっとこれは夜空なんだ。お昼から夕方になって夜空になったんだ。
 空には3つの月が並んでいる。僕らの知ってる月とは色が違っていてもっと蒼い。

 すると女の人(?)の動きに変化が出てきた。今までは早くて激しくてコミカルな動きが多かったけど、今度は一度立ち止まってからゆっくりな動きになった。
 倒れるような見えない空気に身を任せるようなゆったりした動きで、でもだらけているわけではなくて緩急がある。
 僕には踊りの知識がないから上手く表現できないけどさっきまでの動きより高度な動きなのかなと思った。
 片手を上げてから胸に持ってきておじぎをするような動きをしたかと思うと片足を上げて周りながらのけぞって空を抱くように手を広げてみせる。それがとてもゆっくりで滑らかにつながっていく。
 僕はこの神秘的な踊りにいつの間にか目を奪われていた。
 そして結構な時間がたったかと思うと女の人(?)は立ち止まり空に向かってもう一度両手を仰いだ。
 すると球体が光って部屋全体が暖かい光に包まれた。
 次の瞬間には元のリビングに戻っていて部屋の明かりも戻っていた。球体が女の人(?)の手元に戻っていく。
すごーーーい。
 ゆずは踊りが終わると僕の手を離してパチパチと拍手をしていた。
 事態が何も変わっていないのに悠長な奴だ。
 パチパチパチ……。
 ……あれ?気づいたら僕も拍手をしていた。なんてこった。
 今の踊りが僕たちを生贄に捧げる悪魔の踊りじゃなければいいんだけど……!
 !!
 僕たちが拍手をしていると女の人(?)が僕らの方を見た。また球体に何か言ってる。そして球体がピポピポと応答している。
 ……そして女の人(?)はいよいよ僕らの方に向かって歩いてきた。後ろにはあのタコの化物もいる。
 僕は、僕達はさっきの踊りを見て美しいと思ってしまったからかもう逃げなかった。
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登場人物紹介

名前:佐藤 勇太
通称「ゆーた」。中学2年生。本編の主人公。
いわゆる中二病でなにごとも自分なりにカッコイイ呼び方で呼ぼうとする。考え方も中二病で偉大な正義や犠牲ある勝利に憧れているが、自分だけはズルをしても許されると考えている。
素直な気持ちを伝えることは恥ずかしくてできないが、家族のことは大好きである。

名前:佐藤 優澄(ゆずみ)
通称「ゆず」。小学5年生。
兄とは異なりしっかり者の女の子である。ゆーたが中二病ネーミングをすると「それは○○だよ、おにいちゃん!」と訂正してくれる。
まだ幼いため怖がりで人見知りな一面もある。

名前:ミーラ・シャーマリード・コットン・ゆるゆる
通称「ミーラ」。ふわふわ系宇宙人。羊のような角とふわふわな毛玉が特徴な宇宙人である。
ゆーたとゆずが出会った宇宙人の一人である。普段は優しく余裕を持ったおねーさんの立ち振舞をしているが、怒ると何をするかわからない。
宇宙宗教「リブレス」の信徒で神への祈りとして華麗な舞を舞うことができる。

名前:雲母(きらら)
通称「タコ」。タコ型宇宙人。まるで地球のタコのような見た目の宇宙人である。
ゆーたとゆずが出会った宇宙人の一人である。見た目に反して乙女でとっても優しい。
宇宙宗教「リブレス」の信徒でミーラの親友。

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