第59話  最大の試練 1

文字数 6,031文字

 ※


 次の週。月曜日。


 五月も半ばに差し掛かり、夏へ向け日中は過ごしやすい気温となっていた。例年よりも暖かい今年は、この時期から夏服に着替える生徒もいるし、俺もどちらにしようか迷ってしまう。


 


 先週は染谷くんの件で落ち込んでいたが、結果的に良かったと思う。

 

あれでよかったんだ。

 染谷くんの口から素直に好きだといわれ……逆に清々しいぜ。


 ただ、龍子さんとの関係がとても気になってたが、この前ちゃんとお互いに謝れたし、結果的に良かったんじゃないかって思ってる。


 あまり深く考えないようにしよう。


 染谷くんも、龍子さんも仲良くしようって言ってくれたんだ。

 それなら俺もこの関係をずっと維持していきたい。


 その内、本当の事を言える、そんな時がくるかもしれないし。

 さて、学校へ行く準備をしなければ。
お前は行かないのか? 顔くらい出しておけよ
ううん。いい

 玄関先で凛とのやりとり。  

 今日も平八さんが多忙だそうで、わんちゃん達を預かれないのだ。


 という訳で学校へ行く前に坂田さん家にももまろを預かってもらおうと、いつもよりも早く家を出た。

 このパターンはこれからも結構増えそうだな。


 あと、凛が行きたがらないのは、坂田さんの妹が同じクラスらしいのだ。

 だからこいつ。恥ずかしくて行きたがらない。

普通に話せばいいじゃないか。お前が思ってるほど、向こうはそれほど気にしてないんだから
いいって言ってるじゃん!

 逆ギレされる始末。だがこいつの気持ちは良く分かる。


 俺だって……人に言われて出来るなら、とっくに喋れる。そう思ってたから。


 凛は凛なりの事情がある。これ以上は言ってはならない。

分かった。じゃあ行ってくるぞ
うん。いってらっしゃい。ももまろ。行ってくるね

 学校へ行く前にあまりモチベを下げたくない。

 凛は以前の学校では登校拒否だったので、ちょっとしたことで学校を休んでしまう癖があったからな。


 だけど今、ちゃんと返事してくれたのは俺には嬉しかった。昔なんてそのまま怒りっぱなしの、泣きっぱなしで、親父がとても困っていたのを思い出す。


 親父不在の今、駄々をこねれば俺が遅刻する。

 それが分かってるのか知らないが、これでも聞き分けはとても良くなった方なのだ。

はい。今日はこっちだわん。坂田さん家にいくんだわ~お
わんっ!

お、わかるのか? 

あーもうお前ら。めちゃ可愛いもん

 はしゃぐももまろだったが、たまにアスファルトの匂いを嗅ぎまくると、歩くのがストップしてしまう。おいおい。こっちは時間が無いから手短にお願いしたい。
お~い。くっろさわっ!
あっ。どもですっ! またまたよろしくですっ!

 おっと。家の前で坂田さんが待っててくれたじゃないか。

 これは急がねば。そう思ってたら、坂田さんを見るなり、ももまろが一気にダッシュしやがった。


 さすが元飼い主。信頼関係は抜群である。



 早速坂田さんに駆け寄ると、彼女のママンも玄関から出てきた。

 するとももまろ達のテンションが更に上がり、尻尾ブンブンの吼えまくりでお祭り状態だ。



 時間が無いのでささっと用件だけ済ます。

 ママンには俺か楓蓮が迎えに来ると告げて、預けられるももまろに手を振った。



 だが、ママンの魅力に勝てないのか、こちらに振り向きもしないし。

 なぁ……ももまろ。たまには俺の方を向いてよ。軽くヘコむじゃないか。



 という訳で、坂田さんと後から出てきた妹ちゃんと登校する事となった。

何だか結構な頻度でお世話になって……すみませんね。
まぁ何時でも預かりに来なよ。ウチは全然構わないからね
ありがとうございます。本当に助かりますよ

 そんなやり取りを見ているのは妹ちゃん。ちらちら俺を見ているぞ。 

ねぇ。妹さん。凛は学校でちゃんとやってますか?
あっ……

 何気に会話を振ってみる。

 ここで妹ちゃんとも仲良くなれば……きっと凛にもプラスに働くはず。


 上手くいけば、凛だって仲良くやれるチャンスがある。そう思ったのだが……

あ~ごめん。この子。めちゃシャイだから。

悪気はないのよね~

 妹さんは坂田さんの後ろに隠れてしまった。まるで華凛そっくりじゃねーか。
いいじゃないの? ちゃんと喋りなさいよ。あ~もう。ちょっとイケメン見ちゃうとすぐこれだから
ちょと坂田さんっ!
 俺が突っ込んでる間にも、「ん~~」と唸りながら坂田さんの腰辺りをパンチしまくる妹であった。
ん~~~~!

いだ、いだだだっ。

弟さんも可愛いんじゃないかな? どうなの? 綾

 あ~~もっと隠れてるじゃないか。俺の視界に入らないようにしてるし。

 それ以上弄るのは可哀想ですよ。

そ~いえばまだ弟ちゃん。見たことないよね?
そうでしたね。また連れてきますよ

 ここは是非、凛も連れてきて、綾ちゃんと仲良くなれるきっかけを作りたいと思う蓮であった。




 ※


 学校に到着すると遅刻ギリギリだった。

 教室には、聖奈と染谷くん以外の生徒が自分の席に座っている。

よぉ~~まゆちん。みゅ~ちゃん。かなっぺ。
おはようごじゃいます!
おっはよ~。あれ? 黒澤と登校?
二回目……
ははっ、あれですよ。坂田さんはわんちゃんを預かってくれるんで。
お前、今度は坂田を狙おうってか? こいつはやめとけ
西部の分際でなにを言ってるの? おら、ござるパンチすっぞ!

 そんなタイミングでチャイムが鳴る。

 どうやら染谷くんも聖奈も間に合わなかったようだ。

どうしたんでしょうか?
ちょっと心配になりますね……

 そのまま担任が来ると、HRが始まってしまう。

 この時に俺は聖奈にラインをすると、忙しくて今日は休むそうだ。


 また、染谷くんにも連絡すると、聖奈と同じような返答が返ってくる。

 すぐに美優ちゃんに伝えると、俺と同じような曇り顔になってしまう。


 

ごめんね。どーしても抜けられない事情があってさ。

竜王を捕まえるには、先手を打たなきゃいけないんだ。


明日からはちゃんと学校に行くから。ごめん黒澤くん。

 正直に喋ってくれるのはいいけど……
俺も呼んでくれてもいいのに。協力するから。

大丈夫。今日でオシマイだ。後は龍姉がやってくれるから。

単位もヤバイし、明日からは必ず学校へ行く。約束するよ。

今日もいっぱい作ってきたのですが……
まぁいいじゃないですか。残ることはありませんよ。
うん……

 という訳で、聖奈や染谷くんがいない一日が始まる。

 近くの席が二つ。空いていると言うのも何処かしら寂しくもあった。


 ※


 休憩時間は自動的に美優ちゃんと喋ることになるのだが……

 ここで俺は異変に気がついた。

どうしたんだろう。今日は誰も寄ってこない。

 それは美優ちゃんも気が付いたようで。

 どちらも言葉には出さないが、周りの空気が変なのだ。


 というのも、休憩時間になると毎度やってくる西部を筆頭に、俺達を遠目に見るだけで寄ってこない。

 それは女子生徒にも言える事であり、坂田さん達も来なかった。

やめとけって西部。せっかく白竹さんと黒澤が二人きりなんだから!
真鍋に賛成。俺だってそこまでデリカシーの無いヤツじゃねーし。
流石に空気読んであげなきゃね。

うんうん。ウチらはただの傍観者なり。

美神さんか、みゅ~ちゃんか、それは神のみぞがどうたらこうたら。

 何だか、目が合ってもすぐ逸らされるんだけど。

 何故だろう。


 みんなに聞きたいけど、俺は聞けないチキンだし。

あの、あにょ。廊下出ます?
ですね。いきましょっか

 二人で廊下に出ても、遠目に見られてるぞ。

 さすがに恥ずかしいので、美優ちゃんと一緒に階段近くまで避難する。


 すると魔樹が俺らを見つけるなり、こちらにやってくる。

 その時――急に西部が「こっち!」とか大声を掛けるのだった。

なんだろう。

 みんなごぞって西部の方へ行こうとすると「弟さんだけ」とか言われてしまう。

 これには三人目を合わせると、魔樹だけが西部含む男グループへと向かっていった。

みんな。今日。ちょっとおかしいね。

私、何か悪い事したのかな。

それは絶対にありませんよ。もしかして俺かもしれない。

とはいえ、全く心当たりは無いんだけどなぁ……

どうしよう……

 美優ちゃん……

 これはやっぱり、俺が動かなくちゃ!

やっぱ俺が聞いてきます。大丈夫ですって。

 自分の為なら動けなくても、美優ちゃんの為なら動ける。

 

一緒に行きましょう。みんなどうしたの? って聞くだけだし、ね?

心配ありませんよ。

 自分にも言い聞かせる。大丈夫だと。



 そう決意して振り返ると、そのタイミングで魔樹が「なるほど」とか言い出した。

 既にスイッチが入ってた俺はそのまま男達のグループへと歩き出す。 

黒澤。美優。クラスのみんながね、二人の邪魔をしないようにしてるらしいよ。
へ?
ええっ?
おいっ! 即バレすんなよお前!

あのね、この二人にはそんな気遣い無用だから、普通にしてあげてよ。


そーなんですね。分かりましたっ!
魔樹くんが言うならそうしましょっか。

 いつの間にか女子グループまで来てるし、また周りが騒がしくなってきた。

 だけど……こんな風に喋る方が、なんとなく楽しいと思えるんだ。

そういうの本当、気を使わないでいいから。

ね? 美優ちゃん。みんなと喋る方が楽しいですよね?

うにっ。その方がいいです

この二人はこれでいいんだ。


それにさ、黒澤も美優も二人きりになる時間なんて、いっぱいあるんだから。気にしなくていいよ。

 まぁ……魔樹の言う通りだ。それにさ……

 お前ももうちょいみんなと仲良くすればいいのに。

僕はいいよ別に。一人でも構わないし。

そりゃ却下だな。

せっかくお前もいい顔芸持ってるんだから、仲良くすべきだぜ。

そですよ~蓮くんの言う通りです。

魔樹も、もっと男の子と仲良くやるべきですよ

うんうん。西部以外はわりと普通だから。
ふんっ。わりと。普通。なのかよ。
また夫婦漫才かよ。そろそろお前らもくっつけよ。
何いうのよっ! パンチするわよっ!
米山さんと梶谷くんって、そういう仲なんだね。
んまっ。そうなんですか? わぁお!

ちょっと! 白竹さんまでマジに取らないでよ。

ただのバスケ仲間なんだって! 余計なこというなよ西部!

へぇ……そなんだ。

 何だよ魔樹。その顔は。

 どーでもいいけど、今のやり取りの後に、俺にだけ見えるようにウィンクしないでくれ。

 ※


 この日はあっという間に放課後まで駆け抜けた。特に問題も無ければ、事件も起こらず、仲の良い面子で下校するのであった。


 俺はももまろを迎えに行かねばならないので、まずは坂田さんの家まで一緒に向かおうとした。

今日はみゅ~ちゃん。とってもはっちゃけてたね。
ははっ。そうっすね。楽しかったって、いっぱいラインきてましたし

 坂田さんの言う通りだ。


 休憩中に魔樹と喋った後、美優ちゃんは、坂田さんや米山さんに連れられ、色んな女子と話をしていた。

 あの美優ちゃんが……女の子達と話している場面を見てて、なぜか無性に嬉しくなってくる。


 まるで自分のことのように。


 

ねぇ黒澤。本当に彼女と付き合わないの? ベタ惚れじゃん?

黒澤のこと話すと、すぐに顔が赤くなっちゃうし

 ううっ。そう言われると……
まぁその……色々事情があると言うか……
それとも美神さんなのかな? どっちにしろ美人だし、両手に花だよ?
う~ん……

何故だろう……なんでそんな暗い顔になるんだろう。

あんまり言わない方がいいのかな? 黒澤困ってるよね。

ごめんっ! その話はやめとこっ。や~めたっ!
すみません。そう言っていただけると助かります
も~黒澤ってホントに真面目ちゃんだねっ。そんな私に気を使わなくていいのに。
いや~~それが中々……

何か困ったことがあるんなら、相談にのるよ。

私らだって、黒澤には色々やってもらってるし。

 坂田さんは本当にいい人だな。

 美優ちゃんがベタ褒めするのも分かるし、楓蓮にも優しい。


 彼女も……俺達の全てを知れば……今の状況を分かってくれるだろうか。

 ふとそんな事を考えてしまった。

 坂田さん家に到着すると、早速出迎えてくれたのは、ママンとその胸に抱かれるももまろ達だった。



 この時ばかりは、爛々とした目で俺を見てるじゃないか!

 しかも尻尾振ってくれてるし……う、嬉しいっ!

おおっ! ももまろ。尻尾ブンブンしてるぅ! 嬉しい!

あはっ! 黒澤がデレてるし! 何か楓蓮さんみたい。


さっ。今日はバイト休みだから。お姉さんにもよろしくぅ! 

勿論っす! ありがとぉございました! ではまた学校でっ!

 さぁももまろと一緒に帰宅だ。早く帰ろう。


 

 

 それにしても……

 蓮と楓蓮の知り合いになると、そこから急に付き合いの難易度が上昇する。

 それは昔からよく理解していた。



 だけど、不思議なのが……以前よりも安心している自分がいた。

 全然大丈夫だと。そう言い切れるくらいに。



 これもきっと……俺を理解してくれる仲間が傍にいてくれる。

 そう思えるようになってきた。



 昔の俺とはもう……違うんだ。


 ※


 家に到着すると、今日は誰も出迎えてくれなかった。

 というか迎えてくれるのは凛だけなのだが……

ただいま。さぁももまろ。自由に動いていいぞっ!
おかえりお兄ちゃん

 部屋に入って顔だけ見ると、ももまろを頼むといってリリースする。

 そして自分の部屋で楓蓮に入れ替わり、女物の服を持って風呂場へと向かった。



 時間は午後五時前。

 早めにシャワーを浴びて、髪の毛を乾かさないと間に合わなくなる。



 髪の毛をわしゃわしゃしている最中。

 外から華凛の声がしたのでドアを開けると、俺のスマホを持って立っていた。

ねぇ。お姉ちゃんの分のクエストやってあげるよ。やっていい?
え~? そんなのお前と一緒にやればいいだろ?

 つーかお前。本当にソシャゲーが好きだな。

 俺はタオルで手を拭いてから、スマホのロックを解除すると華凛はささっと消えてしまう。


 そこまでしてソシャゲーやりたいのかお前は。自分の分じゃ物足りないってか? まぁいっか。好きなものはしょーがないよな?



 中断してた髪の毛わしゃわしゃに戻ると、今日はどんな髪型で攻めようか、考える楓蓮であった。

 



 その日は……なんの変哲も無い日。


 だがこの時既に……黒澤家において重大な事件が起こっていたとは思いもしなかった。

聖奈お姉ちゃん……はやく。出てっ!

――――――――――――――――



坂田さん家にて。

ねぇお姉ちゃん。今日わんちゃん連れてきた人だけど
ん? 黒澤がどうしたの?
あの人の弟さんって。黒澤。凛くん? 転校してきたんだよね?
あ、うん。黒澤もそうだし……私も見たことないけど。どうなの? 男前?

もぉ~~お姉ちゃん。違うよっ。そんなこと言ってるんじゃなくって……

もしお姉ちゃんの知り合いの黒澤って人と、ウチのクラスの黒澤くんが兄弟だったらって思って……

多分兄弟だと思う。転校してきたし。弟は六年生だって言ってたもん

その黒澤くんさ、クラスの子に……虐められてるよ。

今日はとっても酷かった……

え?
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登場人物紹介


 ★登場人物でも若干のネタバレを含みます。第一部からお読みいただきますようよろしくです。

 ★逆に第二部の登場人物を先に読んでから、第一部をお読み頂きますと、別の意味で楽しめます。

 

 ★読者視点は神視点。登場人物の心の声も聞こえます。(フキダシの色がこの色)

 ★ 黒澤 蓮 くろさわ れん


 本編の主人公。高校一年

 男女入れ替わり体質。
 
 弟の凛と共に、新天地で新たに生まれ変わろうと、楽しい学校生活を送ろうとする。友人作りに重きを置き、人との付き合いにはとても慎重である。


 自分自身の事よりも、仲間の為ならば凄まじく有能になる。

 ★ 白峰楓蓮 しらみね かれん


 蓮の女性の姿。類稀なる美少女だが本人にはあまり自覚がない。


 外部には黒澤家の親戚(蓮の姉)となっている。

 楓蓮では世間との関わりあいを最小限にしてきたが、徐々に一人の女性として目覚め始める。

 

 自分を理解してくれる人間が増えるたびに楓蓮は飛躍的に成長してゆく。  

 ★ 黒澤 凛 くろさわりん


 小学校六年生

 男女入れ替わり体質。

 

 兄である蓮を慕い、とっても素直で女の子のような性格。
 ことある毎に兄に甘えてしまい、いつまで経っても、子供のままなので、蓮は凛の将来をとても心配している。

 

 二部中盤で凛オンリーの章があります

★ 白峰 華凛 しらみねかりん


 凛の女性の姿。

 外部との接触が無いので、彼女の存在を知るのは黒澤家の秘密を知るものだけ。

 楓蓮と違い、おしゃまさん。

★ 黒澤 玲斗 くろさわ れいと

★ 白峰 麗華 しらみね れいか


蓮や凛のお父さん。ただいま遠方で仕事中。

麻莉奈や平八。ティナとは大親友。


後半から再び登場します

★ 美神聖奈 みかみせいな


 高校で蓮と同じクラスとなる。実は小学四年生までの幼馴染。

 容姿端麗。成績優秀。運動神経抜群。リーダーシップ抜群。お金持ち。


 高校当初から蓮と関わりを持ち、お互いに影響されてゆく。無二の親友?

 記憶喪失だったが、徐々に昔の事を思い出してゆく。


 二人目の主人公。

★ 平八 へいはち 


 聖奈専属の運転手。

 黒澤家の秘密を知っており、蓮の親である麗斗(れいと)とは旧知の仲

 おっぱい職人。ツイッタのフォロワーは10万以上の有名人。

 作中でも最強だと言われるが……

★ 白竹 美優 しらたけ みゆう

 

 男女入れ替わり体質

 蓮と同じクラスとなる。ピンクの髪が目立つ美人。とても内気で、語尾が変になる。

 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は魔優と入れ替わっている

 歌が上手く、全国でも有名な絵師でもある。(エロ同人が本業)

 

 三人目の主人公。 

★白竹 美樹 しらたけ みき


 白竹美優の男性の姿。

 外部では白竹魔樹と名乗っているので、彼を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で厨房担当したり、サイクルの都合上、学校でも魔樹として振舞う。

 男の子の身体で遊ぶのが大好き

★白竹 魔優 しらたけ まゆう


 男女入れ替わり体質。

 外部では白竹美優と名乗っているので、彼女を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で接客担当。サイクルの都合上、学校でも美優として振舞う。

 心の中は女の子なので、こちらが真の姿となる。

 四人目の主人公

★白竹 魔樹 しらたけ まき


 魔優の男の姿。外部に知られているのは魔樹である。

 蓮の隣のクラスで、常にクール。成績も良く、空手や合気道を習得。

 学校内では魔樹王子と呼ばれるほどモテる。


 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は美優と入れ替わっている

 乙女ゲー大好きのツンデレ。

★白竹 麻莉奈 しらたけ まりな


美優。魔優の母。入れ替わり体質。


とてもピアノが上手く、蓮はプロの犯行だと断定。

双子の母だけあり、とても美人だが色々とヤバい人。

男の姿は、でかい上にマッチョらしい。


★ じいじ


 白竹家のおじいさん。喫茶店のオーナー。

 小太りでツルっぱげ。チョビ髭が可愛い。

 厨房担当で楽しい事があると、その場でクルクル回りだす。

★ 染谷龍一 そめやりゅういち


 男女入れ替わり体質。

 蓮と同じクラスとなり、前の席という事で付き合い始める。

 わりと積極的で、クラスでも人気がある。

 楓蓮に一目惚れし、ずっと彼女を追い求める。

 オムライサーでありポニテマニア。

 

 五人目の主人公

★山田 龍子 やまだ りゅうこ


 龍一の女性の姿。

 楓蓮を追って同じ喫茶店で働く事になる。全国でも有名な山田組の人間。

 ケンカが強く、蓮も認めるほど。

 楓蓮に近づく男を排除しようとする俺っ子。

★山田 虎子 やまだ とらこ


男女入れ替わり体質。龍一の弟(妹)

全国統一を夢見る女の子。既にチームを結成しており、チームヴァルハラと名づける。

口調はキツいが、兄弟には頭が上がらない。

デコトラならぬデコチャリで街中を暴走する。

★染谷 翔一 そめや しょういち 


男女入れ替わり体質。龍一の兄(姉)

龍一が恐れる唯一の兄貴。百人でかかっても勝てないらしい。

ただいま、新婚生活真っ最中。

★染谷 桜 (そめや さくら)


 翔一の奥さん。普通の人間。

 とても清楚で大人しそうな美人だが染谷三兄弟は彼女に対し頭が上がらない。

 翔一を女らしくする為、日々調教中。

★百済 紫苑 くだら しおん


 高校二年。軽音部。実家はソッチ系統の百済組。

 楓蓮達と一緒に喫茶店でバイトを始める。関西弁ちっくな喋り方だが、とても優しく後輩想い。

 蓮の同じクラスである、米山まゆこと、坂田沙織は小学校からの付き合い。

 マイブームはマジョリーナちゃん(ミニチュアダックス)を可愛がる事。

★坂田 沙織  さかた さおり


 高校一年。蓮と同じクラス。

 いつもニコニコ。おっとりとした口調でマイペース。

 紫苑と同じ軽音部。ベース担当。

 親が犬のブリーダーで楓蓮に二匹のダックスを譲る。

★ 西部

 蓮と同じクラス。

 事あるごとに蓮に絡んでくるが、その目的は聖奈や美優と接点が持ちたいが為である。

 ツイッター名では「モントゴメリー」。おっぱい職人を神と崇める。

★真鍋

 蓮と同じクラス。西部の友達。

 頭は良く、テストでも上位だが、彼もおっぱい職人を神と崇める。

 ツイッター名は「穴バースト」

★米山 まゆこ (だんじりバージョン)


 蓮と同じクラス。坂田とは昔からの親友で、紫苑は先輩に当たる。

 魔樹王子にベタ惚れてしまい、蓮に紹介してもらえるよう頼んだ。

 バスケ部所属。一年なのに相当の実力を持っている。

★ 三輪 加奈子 みわ かなこ

 

 蓮と同じクラス。坂田沙織の友達で幼稚園からの付き合い。

 男の子同士がホニャララするのが好き。

★ 清原 愛美 きよはら まなみ


 魔樹と同じクラス。米山まゆこと中学時代からの付き合い。

 ちなみに魔樹王子と呼び出したのはこの子。

★ 梶谷


 蓮と同じクラス。西部の友達で小学生からの付き合い。

 バスケ部所属。一年でレギュラー筆頭。

★高坂


蓮と同じクラス。梶谷の友達。

ギャルゲーのアイドルプリンセスをこよなく愛する男の子。

★ 鼻


楓蓮が命名。

その昔、蓮にケンカ売ってきたり、美優をナンパしたり、ろくでなし男であったが楓蓮や龍子にボコられる。だが楓蓮に鼻を治してもらったと勘違いしている。

楓蓮に殴られてから、とんでもなく優秀な男へ変貌する(だがケンカは弱い)

★ヴァルハラメンバー 


 只今メンバーは八人。

 虎子率いるチームヴァルハラメンバー。俗に言う不良だが、楓蓮。龍子。虎子には従順。

 実は全員イケメンレベルだが、とにかく頭も弱く、ケンカも弱い。

 NO表示されており、変なヤツが混じってます。 

 竜王 冴子 りゅうおう さえこ


 高校一年。西部曰く、彼女と美神聖奈。白竹美優を三大美女認定している。

 いつも笑顔。とても愛想が良い彼女だが……

 王二朗曰く、超危険人物。鞄にスタンガンを隠し持ち、女の子を襲うらしい

★ 播磨 王二朗 (はりま おうじろう)


 高校一年。竜王冴子と共に登場。190センチの巨漢であり極道顔。

 とてもじゃないが高校生には見えない容姿に、シルエット姿となっている。

 警官とエンカウントすると、ほぼ職務質問されてしまう。

 ゴリラのモノマネが神がかっている。

★竜王 将哉 りゅうおう しょうや


 萌ゴリと共に現れた男性。とてもイケメンだが萌にナンパーマンであると暴露されてしまう。萌は恋人だと告げるが……楓蓮は最初から将哉を警戒する。 

★稲坂 萌 いなさか もえ


 楓蓮が早朝マラソンに出かけた際に知り合った女性。

 巨漢で筋肉質なので、楓蓮は男だと勘違いするほど。

 とても気さくでしゃべりやすい印象を受けた萌ゴリ。ちなみにラッキースケベ体質。

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