チャレンジャー2

文字数 624文字

出会ったあの日じゃ出てこない言葉。


重ねた日から気を許し合って

その上で遠慮する話なんて無くて。


古くからの友達となんら変わり無く話してる。

それだからこその言い合いもあるけど、
それだってそばにいるからこそだ。


側にいて近くにいる2人。


ジンヤがこんなに近くに感じれるなんて不思議。


だけど分からない事もある。


「お前ってもし俺が急にいなくなったらどうする?」


って少し前に聞いてきた。

「なにそれ藪から棒に!そんな事あり得ないよねー私を置いて出てっちゃうなんてまるで飼い主を恨んでる家出願望満載の飼い猫みたいな!」

って私。

「何だよそれw」

ってジンヤは本当に可笑しそうだった。



そんな事もあったし、


「なにか俺に言い残してる事とかある?」

だなんて言ってきたり。


「なにそれーどういう意味ー?本格的に謎謎なんですけどー!!」

って私が叫ぶかのごとく言ってやった。



ジンヤは何処に行こうとしてるんだろう?

何をしようとしているの?

不安に思って健康診断の結果はこっそり盗み見てやったけど
異常無しの正常値ずくめだった。その点良かったって思うけど、謎は残ったまま。




まさかエベレスト登山に挑戦するつもり?

ルックスがワンダーフォーゲル部の人みたいだからって。

それかもしくはアポロ何号かか最新のスペースシャトルにでも乗って
宇宙開発に貢献でもするつもりなのかな?

ありえないカリスマだからって科学の分野でもカリスマに挑戦するつもりでも出てきたのかな?

なんて思ったりしてみた。


どうなっちゃうんだろうね。
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