プロローグ
文字数 362文字
今は、何の時代なんだ・・・
車は空を飛んでいる。人々が銃を持っている。でかいロボットが平然と町を歩いている。
自家用ロケットで宇宙旅行を楽しめる。
そんな時代だ・・・
こんな時代に俺は1人。
気が付いたら病院で寝ていた。
家もなければ親もいない。いないと言うか、いたのだろう、としか言えない。
年齢は18歳で男、名前は「アゼル」、そんでマネーカードにはあと10万円。知っているのはこれだけ。
目が覚めたら俺は病院のベットに寝ていて、医者のジジイに渡されたIDパスに書いてあった情報がこれだけだったのだ。
俺は病院を出るときに国から匿名で送られた箱を受け取った。
中には誰が残したのかよくわからないが、戦闘機「ジェリコ」のキーを手に入れた。
何も記憶がない俺にはホント迷惑な話だ、
そんで俺は仕方なく旅に出た、自分を知るために、本当の自分を探すために