第31話 『海の友だちアザラシ』

文字数 753文字

ゲルハルト・グローネフェルト
野田保之 訳
玉川大学出版部
1975年10月10日 第1刷発行

アザラシでドイツ語圏の本なのに読んでなかった。ちなみにAmazonで2週間くらいで買える。クレジットカードを全部なくしたから、前払いで5000円ちょっと。死ぬほど難しいドイツ語ではなく、読めば勉強になるレベル。おまけにアザラシ関連の用語集が頭に入る。とても欲しい!Abe Booksなどの古書サイトにもあるようだ。前払いできるタイミングで買っちゃうかも!!

題名が示す通り、この本はアザラシという動物と人間の交流を描いたものだ。いま、動画サイトのオランダ、ピーテルブーレンの「アザラシ幼稚園」(アザラシ保護施設)がバズっているが、私も30年くらい前に、カリフォルニアのアザラシ保護施設に行って、帰りに迷子になりそうになったし、ハンブルクの歴史あるハーゲンベック動物園や、北海に浮かぶヘルゴラント島に、厳寒の1月、アザラシたちも見に行った。だからこの本の内容はとても親しいテーマである。

読むとまたアザラシを見に行きたくなる。フィンランドのサイマー湖では、ワモンアザラシに会えなかった。北海道の紋別市では、たくさんのアザラシさんに会えて嬉しかった。オランダは、ピーテルブーレンのほかに、エコマーレという有名なアザラシ施設もある。アザラシは乱獲されて酷い目にも遭ったが、とても愛らしい動物である。それから、ベルギーのオーステンデというところにもアザラシがいて、地元の人たちがアザラシを守る活動をしている。

ドイツやオランダのアザラシについて知りたい人は、少し古い本であるが、とても良い本なので読んでみて欲しい。私は日本語を読んだので、その記憶のあるうちに、ドイツ語を読んで楽しみたいが、払う物が払えなくなると困るので慎重にする。




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