海の底だ! ライダー!

文字数 7,593文字

(『メリー・クリスマス! ライダー!』でディズニーランドを舞台にした所、「ディズニーシーは?」とリクエストを受けて書いた作品です。 この頃サイトを引っ越したばかりで、実質的に活動しているお題コミュはありませんでした。)

      『海の底だ! ライダー!』

 その日、ライダーチームは晴子の施設の子供達と楽しい時間を過ごしていた。
 以前、東京ディズニーランドにショッカーが現れた時に、ゲストに一人のけが人を出すことなく撃退した……もっとも、施設は少し壊してしまったが……ことに深く感謝した経営側は、クリスマスプレゼントとして子供達を東京ディズニーランドに招待してくれたのだが、今度は東京ディズニーシーへと招待してくれたのだ。
 遊園地に連れて行ってくれる親がなく、経済的にも恵まれていない子供達には夢のような時間だ。

「わぁ、ロマンチック……ねえ、お姉さんはヴェネツィア行ったことあるの?」
「ううん、ないのよ、いつか行ってみたいわ」
「あたしも! でも、ディズニーシーのゴンドラも素敵」
「そうね、本当に行ったような気持ちになれるわね」

 レディ9こと志のぶは、比較的年上の女の子達と『ヴェネツィアン・ゴンドラ』を楽しんでいた。
 両側にヴェネツィアの街を再現した水路をゆっくりと進むゴンドラ、ゴンドリエの櫂さばきも鮮やかに快適な水上のひと時……。
 しかし……。
 陽気なお喋りを続けていた前方のゴンドリエが急に押し黙ったと思うと、櫂を受け金具から外して両手に構えると『覚悟!』と叫び、志のぶめがけて櫂を振り下ろそうとする。
 その動きをいち早く察知した志のぶは、電光石火の速さで席を蹴るとゴンドリエの肘を押さえる。
 一人なら避ければ済むことだが、ゴンドラには子供達もいるのだ。
「く、くそっ!」 
 志のぶの手を払いのけようとするゴンドリエ、しかし、志のぶの当て身が決まるとその場に崩れ落ちた。
 子供達は騒然、もう一人、後方のゴンドリエも狼狽して相棒の名前を呼んでいる。
 その様子を見る限り、自分を襲おうとしたゴンドリエはショッカーが化けていたのではないかと言う疑いは見当違いのようだ……だとしたら……。
(ここで何が起きているの?……もしや、あの男がまた……)


 仮面ライダーマッスルこと納谷剛は、比較的年上の男の子たちと一緒に『インディ・ジョーンズ』のジープ型ライドの上。
 インディ・ジョーンズの冒険を追体験するアトラクションのラスト近く、クライマックスはジープに向かって巨大な岩が転がって来るシーン、もちろんジープは逃げ切るはずなのだが……。
「変だよ、あの岩、いつもより小さいし速い!」
 最近親を亡くして施設にやって来ていて、このアトラクションは良く知っていると話していた子が叫ぶ、剛は初めて乗るが確かに真に迫りすぎていると感じていた。
(ショッカーかっ!?)
 剛はジープから飛び降りざまにマッスルに変身すると、転がって来る岩と対峙した。
「マッスル! 危ない!」
「心配ない、任せとけ! うおおおおおおおおおおおおおっ!」
 マッスルは岩をがっちりと受け止める、勢いに押されてずるずると後退させられるが、緊急停止したジープに足がかかると全身の力を振り絞って岩を止め、コースの外へと押し出した。
「お客様! 大丈夫で……え? あなたは……」
 狼狽するキャスト、その様子に違和感はない。
(こんな真似をするのはショッカー以外には考えにくいが、一体どうやって……?)
 マッスルの脳裏に、以前苦しめられた男の姿が浮かぶ。
(奴は道力を失った筈だが……)

 ライダーマンこと結城丈二は、比較的年少の男の子たちとメディテレーニアン・ハーバーに浮かぶ船の水上ショーを楽しんでいた。
 船からは放水銃でいくつもの水のアーチが描かれ、船上ではミッキーたちが愛嬌を振りまく、そんなファミリームードが溢れる中、丈二は不穏な動きを見せるプルートに目を止めた。
(あの放水銃は異質だ……どうやら元から備え付けられている物ではないな、そしてあのプルートの動きもショーの一部とは考えにくい)
 丈二の疑念は的中した、プルートはいきなりゲストに向けて放水銃を発射、しかもその水勢は尋常ではない。
「危ない!」
 危機一髪、丈二がゲストを抱きかかえて地面に転がると、水が命中した部分の舗装がえぐれている。
(さては、ショッカー!)
 丈二はライダーマンに変身すると、右腕にバズーカタイプのアタッチメントアームを装着し、プルートが操作する放水銃に狙いを定める。
 船上ではプルートの乱心に気付いたミッキーたちが彼を止めようとしているが、プルートはそれを振り払ってニ発目を発射しようと構える。
(今だ!)
 ライダーマンはバズーカを発射した。
 弾は軟式野球のボール、狙いは違わず、ゴム製のボールは正に発射しようとした瞬間の放水銃の砲身深くめり込んだ。
「ドカン!」
 行き場を遮られた水は放水銃を破裂させ、プルートは仰向けに倒れた。
 ショーを堪能していたゲストは騒然となり、船上も大わらわ、プルートの着ぐるみからは頭部が吹き飛んだが、どうやらキャストは顔見知りらしい様子、他のキャラクターが倒れているキャストの名前を呼んでいる。
(戦闘員が紛れ込んだのではなかったのか……しかし、だとすると余計に厄介かもしれない……)

 仮面ライダーこと一文時隼人は小さい女の子達と共に『マーメイドラグーン・シアター』のショーを楽しんでいた。
 ワイヤーアクションで吊り下げられたキャストが空中を海中に見立てて、自在に泳ぎまわる様を再現したショーに子供達は大喜び、子供向けとは言え中々に幻想的で隼人も存分に楽しんでいたのだが……。
 ショーのクライマックス、アリエルが『パート・オブ・ユア・ワールド』を歌い、海の生き物たちが舞い踊るシーン、突然、蟹のセバスチャンとヒトデが客席に乱入した、最初はショーの演出かと見ていた観客もその乱暴な様子に異変を感じ取り、逃げ惑い始める。
(さては、ショッカー!)
 隼人はライダーに変身し、蟹のセバスチャンとヒトデを一撃で倒し、空中の魚たちから投げつけられるナイフを叩き落として、出口へと殺到するゲスト達を守る。
 しかし、ナイフも尽きると、魚たちはぐったりとワイヤーにぶら下がっている。
(これは……ショッカーではないのか?)
 その時、アリエルが腰に隠し持っていた小刀を手に、出口に向かって急降下して来た。
(ショッカーでないとしても、このままではゲストが危険だ、許せ!)
 ライダーは全力でジャンプした。
「ライダー・キック!」
 アリエルは腰のバーを支点に数十回回転し、ぐったりとぶら下がった。
(ショッカーが絡んでいるのは間違いないだろうが、彼らは操られていたようだ、そんなことができるとすれば……アシャード・ドゥーマン、奴が復活したと言うことなのか?)

 陰陽師アベノセイコこと安倍晴子は、運河沿いのレストラン、『ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ』で、もうすぐ高校生になって施設から卒業していく二人、知也、純子と共にとメキシコ料理を楽しんでいた。
「あなた達とお別れするのは寂しいけれど、しっかり頑張ってね」
「今まで色々とありがとうございました……」
「泣かないで、新しい門出じゃない」
「晴子さんだって……」
「タコスが辛かっただけよ……」
 しかし、感傷に浸っているヒマはなかった、晴子は背後に邪悪な気を感じた。
 振り返るとシェフの帽子をかぶったメキシコ人らしき太った男が、両手を後ろに組んで陽気な笑顔を振り撒きながら近づいて来る、ぱっと目にはシェフがお客に『お味はいかがですか?』と尋ねに来たように見えるが……。
「あなた達、下がってて……」
 晴子は子供達に小声で指示すると、シェフに向き直った、そのとたん、陽気な笑みは消え、目を吊り上げたシェフが振り上げたもの、それはギラリと光る包丁、そして晴子に向かって突進して来る。
「はっ!」
 晴子は素早く空中に五傍星を描く、すると突進して来たシェフは見えない壁に激突したかのようにひっくり返って失神してしまった。
(なんてことなの、油断していたわ……)
 漂う『気』に注意を払うとかすかだが邪悪な『気』漂っている、そして……。
(大変! ライダーたちに報せないと!)
 謎の巨大生物の『気』も感じる、場所は……。

 晴子は四枚の紙ナプキンになにやら書き付けると、掌に乗せてふっと吹き飛ばす、すると紙ナプキンは白い鳩になって飛び去った。


ライダ~ \(\o-) →(-o/) / ヘンシ~ン!→\(〇¥〇)/ トォッ!


「みんな!」
 晴子が向かったのは『海底2万マイル』、そこにはライダー、ライダーマン、マッスル、レディ9が既に集結していた。
「式神の伝言は受け取ったわ、巨大生物って?」
 レディ9が息を切らせている晴子を抱きかかえるようにして尋ねる。
「クラーケンよ!」
「クラーケンって、巨大イカのこと?」
「そう、『海底2万マイル』にはクラーケンが登場するわ、もちろんいつもなら電気仕掛けの作り物だけど……」
「本物がいるの? このアトラクションの中に」
「ええ」
「だとしたら大変なことよ、そのクラーケンは……」
「ええ、巨大化しているだけ、物理的攻撃で倒せるわ」
「ならば急いだほうが良さそうね!」
「「「おう!」」」
 三人ライダーはアトラクション内部に走り去り、レディ9は一足遅れて、まだ息が上がったままの晴子を抱きかかえるようにして三人の後を追った。
 (後編に続く)



 (ネタバレ注意)
 夢を壊すようで申し訳ないが、『海底2万マイル』のライドである小型潜水艇は水中を進んではいない、二重構造になっている窓の間に水が入っていて、気泡を出して水中に見せかけているのだ。

「いたぞ! あそこだ!」
 クラーケンは一台のライドを掴んで振り回している。
「予想以上に大きいな」
「だが、物理的攻撃で倒せるとわかってるんだ! 一刻の猶予もならない状況だろう?」
 マッスルが真っ先にクラーケンに飛びかかると、クラーケンはライドを離し、マッスルにその触手を巻きつけて投げ飛ばしてしまう。
「大丈夫か? マッスル」
「なんてことねぇよ、だが、ヌルヌルしててどうにも掴み難い、そのくせ吸盤を使ってこっちを掴むのは自在みたいだ」
「ならば私に任せてくれ! とおっ! ライダー・キック! 何っ?」
 ライダーの必殺技、ライダーキックを受けたクラーケンは一瞬たじろいだものの、触手を振り回してライダーを床に叩き付けた。
「ライダー!」
「大丈夫だ、しかしこいつ、ぐにゃぐにゃしていてキックの威力が吸い取られるようだ」
「しかし妙だな」
「ライダーマン、どういうことだ?」
「これがダイオウイカだとすれば、深海に生息する生き物、陸上で生きていられるとは思えない」
「それ以前にこんなデカイ奴をどうやってここに連れてこれたのかわからねぇよ」

「クラーケンは最初から大きかったわけじゃない!」
 追いついて来た晴子が叫んだ。
「つまり……やっぱりドゥーマンか?」
「違う……ドゥーマンの道力は確かに封じたわ、それに、この『気』は陰陽師のものじゃない」
「だったらいったい誰なんだ?」

「ワハハハハハ」
 その時、高笑いが響いた。
「だれなの!?」
「ワシか? 誰だと思う?」
「知らないわ、変な中国人にしか見えない」
「無礼な! ワシは、かのフー・マンチューの弟子、フー・マンジュー様よ!」
「Who・饅頭?」
「違う! カタカナでフー・マンジューだ、まぁ、この近くで食ったギョーザ・ドッグはなかなかだったが……あれは饅頭と呼ぶべきではないかな?」
「ああ、確かにアレはいいな」
 マッスルが思わず同意する。
「ほう、意見が合うな、デカいの」
「お前もかなりデカイじゃないか、もっとも、横にもでかいがな」
 フー・マンチューは痩躯で知られているが、フー・マンジューは服装や泥鰌髯こそフー・マンチューと同じだがかなりの肥満体だ。
「確かにWho・饅頭って名前の方が似合うぜ」
「フフフ、そうやって人を小バカにしていられるのも今の内だけだ、このクラーケンはワシがここに持ち込んで、魔術によって巨大化させたのだ」
「やっぱり……」
「おい、小娘、貴様にはどうも妙な『気』を感じるな、貴様がアシャード・ドーマンから道力を奪ったと言う陰陽師か?」
「いかにもそうよ!」
「ほう、それは興味深い、陰陽師ならこのクラーケンを操ることもできるのではないかな? ん? どうだ?」
「く……」
「ワハハ、どうやら出来ぬらしいな、ワシの魔術が勝っているとみえる、クラーケン、思う存分暴れるが良い! こやつらを叩き潰せ、そしてワシが死神や地獄大使に代わってショッカー極東支部の大幹部になるのだ!」
「ごめんなさい……フー・マンジューの魔術がどういうものかわかれば対処もできると思うんだけど……」
「いいんだよ、晴子ちゃん、この危機を察知してくれたことで充分さ、このバケモノは俺達で倒す」
「待って、ここは私に任せて」
 割って入ったのはレディ9だ。
「ひとつ考えがあるの」
「危険はないんだろうな」
 マッスルは常に愛妻の身を案じている。
「大丈夫、上手くやるわ、私だってチームの一員、信用して欲しいわ……この中では私が一番敏捷よ、クラーケンを困らせてやるから見てて!」
 そう叫ぶと、レディ9はクラーケンに向かって走り出した。
「「「無茶だ……」」」
 三人ライダーはそう思ったが、レディ9の敏捷性は以前にも増してアップしていた。
「こっちよ! ほらほら! どこを狙ってるの? 今度はこっちよ! 私の動きについてこられるかしら?」
 レディ9はクラーケンの触手の間をすり抜けるように走り回る、それを追うように触手を伸ばすがレディ9はすんでの所でそれをかわしては走り回る。

「ああっ、クラーケン、むきになるな!」
 レディ9の意図を察したフー・マンジューはクラーケンに向かって叫ぶが、元より知能の高い生物ではない。
「このバカ者め! 魚河岸に売ってしまうぞ」

「どうやらクラーケンは魚河岸で買ったらしいな」
「やはりあれはスルメイカか……ならば……」
「ライダーマン、何か考えが?」
「ああ……マッスル、ガスボンベを探してきてくれないか?」
「プロパンガスかい?」
「そうだ、ここは東京ガスの供給区域外だからな」
「わかった、ならばすぐ見つかるだろうよ、すぐに戻る、だから……」
「わかってるよ、レディ9には怪我ひとつさせやしないさ」
「頼んだぜ!」
 マッスルが走り去ったすぐあと、クラーケンはどうとばかりに倒れた。
「ああ、疲れた……でも上手く行ったでしょ?」
 レディ9の作戦、それはクラーケンの触手の間を走り廻って触手同士を絡ませてしまうこと、そしてそれは想像以上に上手く行き、10本の触手が組紐のように絡んでしまったクラーケンは身動きが取れない。
「持って来たぜ、お? クラーケンが倒れているな」
 マッスルが両腕に一本づつプロパンガスのボンベを抱えて戻って来た。
「レディ9のお手柄さ」
「ああ、俺にとっては手柄より怪我がないのが何よりだけどな……ところでこのボンベはどうするんだ?」
「クラーケンに向かってガスを噴射してくれ」
「こうか?」
「ああ、下がっていてくれ」
 ライダーマンは火炎放射アームアタッチメントから火炎を放射、プロパンガスに点火すると、クラーケンは見る間に丸まって行く。
「ああ、そういうことか」
「スルメイカだからな……」
「炙ったするめになって行くな……ツマミにしたら一体何人分になるのかな」
 あたり一面が香ばしいにおいに包まれる、そしていつの間にかフー・マンジューの姿は消えていた。
「一体どこへ?」
「煙のように消えてしまったわ……」
 ライダーマンとマッスルはクラーケンに気を取られていたが、ライダーとレディ9は逃げるフー・マンジューを追っていた、しかし、どう贔屓目に見ても鈍足のフー・マンジューにどうしても追いつけなかったのだ。
「すまん、どうやら魔術に幻惑されていたようだ……」
 ライダーは悔しそうに言うが、ともあれ危機を脱したことに間違いはない、防衛の目的は果たされたのだ。

「しかし、随分とあっさりしているな……」
「あたしに手の内を見せないつもりだったのかも……」
「確かにそうかも……」
「どうやら厄介な敵が増えたようだな……」

ライダ~ \(\o-) →(-o/) / ヘンシ~ン!→\(〇¥〇)/ トォッ!

「元気でね……」
「晴子さんもお元気で……」
 知也と純子が施設を離れる日がやって来た。
 知也は住み込みで新聞配達をしながら奨学金を得て大学に進学、純子は東京ディズニーリゾートの運営会社に就職、四月からはアトラクションキャストとしてデビューの予定なのだ。

「行っちゃったわね……でも、二人ともしっかりしているから心配は要らないわね」
 晴子と共に二人の旅立ちを見送った志のぶが、晴子の肩に手を置いて呟いた。
「志のぶさん……」
「なに?」
「私も思うところがあるの」
「どんな? 何でも話して、できる限り力になるわよ」
「あたしも施設を離れようかと……」
「え? あんなに熱心だったのに?」
「今回のことで思ったの……あたしがここにいると子供たちに危険が及ぶんじゃないかって……」
「……」
 志のぶもそれは感じていた、ディズニーランドで戦った時は、暴れていたショッカーを倒しに駆けつけた、しかし、今回のディズニーシーでは自分たちがいたから狙われ、ゲストにも危険が及んだのではないかと……。
「もし、かまわなければ正式にライダーチームに加えてもらえないかしら……」
「こっちは心強いけど……危険は伴うわ」
「でも……ショッカーと戦う事はここの子供達だけじゃない、日本中の子供達を守ることになるわ」
「晴子ちゃん……」
「お願い……」
「ええ、もちろん、きっとおやっさんも歓迎してくれるわ、スナック・アミーゴにも看板娘の誕生ね」
「看板ならとっくに志のぶさんが……」
「そうよ、二枚看板、きっと繁盛するわよ!」


 四月は新生活の始まりの季節、入学、進学、就職の季節でもあり、また転勤の季節でもある。
 ショッカーにも人事異動の波が訪れていることを、この時志のぶたちはまだ知らなかった……。
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